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お化け屋敷「超・怨霊座敷」 (東京ドームシティ)

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4月20日東京ドームシティにオープンしたお化け屋敷「怨霊座敷」が、7月14日より夏季特別演出としてさらに怖くなりました。タイトルも「超・怨霊座敷」に変わっています。開園~16時の「ノーマルVer」でもこれまでの怨霊座敷が可愛く思えるほど怖く、17時~の「ハードVer」は当然ながらもっともっと怖くなります。

※以下、文中の「通常版」とは4月20日〜7月2日、「超・怨霊座敷」になる前の「怨霊座敷」のことです。



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照明が追加され、通常版とは雰囲気の違う夜雨子。実は彼女、「瞳が開いたり閉じたり」しています。

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後述の「最後の演出の部屋」が追加された関係で、靴のロッカーのある部屋の間取りも変更になっています。
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○ストーリー

・通常の「怨霊座敷」とは変わっています。詳細なストーリーは公式サイトにて。

夜雨子(ようこ)は「蛾の採集」が趣味の男と交際していた。だがある日、彼は「夜雨子が自分の大切な蛾を踏んだ」と怒り、その日から夜雨子への接し方が粗暴になり、ついに彼は熱いアイロンを夜雨子の足に押し当てた。夜雨子の足は酷い火傷となり壊死、その毒が全身に回り、亡くなってしまう。

だが、「夜雨子が蛾を踏んだ」というのは彼が浮気相手との関係を誤魔化すためについた嘘だった。死ぬ間際、それを知った夜雨子は強い憎しみを抱いた怨霊となった。

彼と浮気相手の女は夜雨子の死体を家の床に埋めた。だが、それ以来この家は怪奇現象が起こるようになり、そして何度も埋め直しても夜雨子の「足」が床から突き出てきてしまう。

夜雨子の怨霊を鎮める方法は、足を「浄めの縄」で結んでくること。それができるのは、夜雨子を殺したあなたしかいない・・・。



○「超·怨霊座敷」概要(ノーマルVer)

お客さんが「夜雨子を殺した彼」(と浮気相手の女)という設定、そして中での基本的な仕掛けは同じです。ただ、最初の夜雨子が寝ている部屋での台詞が上記の今回のストーリーに合わせて変わっていたりします。

・中盤、通常版では「夜雨子が床から上ってくる部屋」が変わっていて、「夜雨子(の死体)の足が床から突き出ている部屋」になっています。ここが今回ミッションを行う部屋で、入口で貰った「浄めの縄」を足に結んできます。

なお、部屋の中で特に音声等で「縄で足を結べ」など指示がないので、ミッションを行うのはこの部屋だと分かりにくいのか、はたまた怖くてミッションをしない人もいるのか、ここで縄を結ばず出口まで持ってきてしまう人も結構いました。

・次の通常版では「夜雨子の顔に薬を塗る」部屋も、ミッションが変わっている関係上ちょっと間取りが違います。夜雨子のいる場所も?

・その先は通常版とほぼ同じ展開が続き、そして「寝室」と「障子がある廊下」の間に「新しい部屋」が追加されています。その部屋の入口には火傷で足が壊死した夜雨子が・・・。
部屋の中は大量の縄がなり、そこに何体も死体がぶら下がっているという悍ましい部屋になっています。

・「新しい部屋」を出ると、通常版での「障子がある廊下」に繋がります。ここからラストまでは、また通常版とほぼ同じですが、白無垢(花嫁衣装)の追加を始めちょっとした変化あり。

・出口には新たに「夜雨子のお葬式の祭壇」が作られました。ここはハードVerでその本領が発揮されることに。



恐怖演出が控えめであった通常版に対し、今回の「超・怨霊座敷」は例年通りの、オフィスバーンによるお化け屋敷としての恐怖が楽しめます。ノーマルVerでも十分怖くて楽しめるようになってますが、下記のハードVerはさらに凄いことに。

○「ハード」Ver

やはりオフィスバーンによるお化け屋敷の真骨頂は、17時~のハードVer。ミッションを行う部屋を始め、各部屋の演出が強化されており、特に上記の「新しい部屋」での演出は、ノーマルVerとは格段に怖くなっています。具体的には
「ミッションの部屋」:アクターが出現する。
「写真のある部屋」:床の夜雨子が動く。
「新しい部屋(縄の部屋)」一部の吊るされた人形が動く。

 さらに奥では、床の生首を使った新たな(アクター付きの)演出があります。
「障子ある廊下」:歩いているのが男性(夜雨子の彼?)で、足に夜雨子がしがみついている。
 その先の廊下でも、床に手が何本も飛び出ています。

・出口の「祭壇」にて、スタッフから花を渡され、それを「献花台に置く」ミッションがあります。花を置く、何も起こらない?棺桶から夜雨子の顔を見る、何も起こらない?しかし・・・?


このハードVerはノーマルの倍以上の怖さになっているかと思います。後半の激しい演出の連発は必見です。


ただし、せっかくのハードVerも18~20時頃のアクターの休憩時間に重なる、平日や閉園間近だとアクターが減ったりしていて魅力が激減してしまうので、本当の演出を楽しむなら「休日の17時~17時半」のゴールデンタイムを狙いましょう。ちょっと大変ですが、16時頃から1時間待機列で待てばほぼ確実に狙えます。

○その他

「新聞の中吊り広告」風のポスター、「週刊誌」風のパンフレットも今回の「超·怨霊座敷」用に細かく変わっています。「五味氏、お化けの存在を隠したままオープン」など、なかなか生々しいことも書いてある。
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「週刊誌」風パンフレットには、浮気相手とのLINEのやり取りなど。



近くの怨霊座敷ラッピング自販機も、ちゃんと変わっています。

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「USJハロウィーン・ホラーナイト2018詳細発表。今年は"大人の"ハロウィーンに!」

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ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)、今年の「ハロウィーン・ホラーナイト」の詳細が発表されました。今年は内容が一新され、「ホラーコンテンツ等でキャーキャー騒ぐ、若者向けのハロウィン」から「大人・女性も満足できるハロウィン」がテーマとなっています。

また、例年開催されるパレード「フェスタ・デ・パレード」の他、今年初「ユニバーサル・ワンダーランド」をライトアップし、ハロウィンの装飾やハロウィン衣装のキャラクターと楽しめる『ユニバーサル・ワンダーランド こわかわナイト』が実施されます。

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・リリース
http://www.usj.co.jp/company/news/2018/0719.html

・期間
2018年9月7日(金)※~11月4日(日) 期間中毎日開催
※9月7日(金)は夜「JCB貸切」を実施するため、ホラーナイトの一般公開は翌日9月8日(土)から。


◎ホラーナイトのコンテンツ一覧
○「ストリート・ゾンビ」

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今年もエリアごとにゾンビの種類が異なり「狂ったサーカス団」、「毒まみれの患者」、「朽ち果てた海賊」、「凶暴なゴリラ」など新ゾンビが続々登場。・・・文章で読むと新鮮に感じるけど、よく考えると「ゴリラ」以外は昨年から登場したのと変わらない気がする。
https://blogs.yahoo.co.jp/mr_themepark/49263745.html

そしてゾンビが躍るゾンビ・モブは、今年は「ゾンビ・デ・ダンス」と改題され、ゲストはゾンビと一緒に踊れます。ただ、これも昨年から取り入れられた要素です。


○ホラーアトラクション
・「ホテル・アルバート」※別料金

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新コンテンツの一つ。華やかなホテルを舞台に、ドアを開け進み、登場人物と話したりするなど、ゲストが登場人物の一員となって展開される完全没入型ホラー体験とのことです。

また、このアトラクションとは別に、ホテル内には「ラウンジ」も設けられるみたい。


・「サイレンス・イン・ザ・ゴーストシップ」
呪われた幽霊船を舞台にしたホラーメイズ。恐ろしいゴーストから逃げ延びるため「音をたててはいけない」という、新感覚のホラーメイズ。


・「ブラッド・レジェンド」

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ヴァンパイアの住処で繰り広げられる恐怖を体験する4-Dシアターアトラクション。よって絶対に「シネマ4D」で開催されるであろうアトラクション。


・「インシディアス ~ザ・ラスト・キー~」

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2018年1月アメリカで公開されたホラー映画『インシディアス 最後の鍵』を完全再現したホラーメイズ。不気味な一軒家で繰り広げられる、恐ろしい亡霊との戦いを目撃。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%82%B9:_%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%BC

なお「インシディアス」のホラーメイズは本家「ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド」及び「ユニバーサル・スタジオ・フロリダ」でも例年実施されていますが、USJのは日本オリジナルの内容に作られると思われます。


・「ザ・サバイバル ~デッドマンズ・フォレスト2~」

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昨年2017年度より登場した「デッドマンズ・フォレスト」が続投。ただし、内容は一部リニューアルされるようで、ゲスト自らが罠を仕掛けるミッションも登場するみたい。
https://blogs.yahoo.co.jp/mr_themepark/49261746.html


・「貞子 ~呪われたアトラクション~」
・「カルト・オブ・チャッキー ~チャッキーの狂気病棟~」
https://blogs.yahoo.co.jp/mr_themepark/49261806.html

この2点は変更点等はなく、昨年のと同じ内容になりそうです。なお、「カルト・オブ・チャッキー」についてはこちらに映画の詳しい解説があるので、これを読むとホラーメイズ内の演出が理解できるかも。
https://www49.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/38657.html


このように「貞子」と「チャッキー」以外は新作のホラーメイズが4作(一部リニューアルのデッドマンズ・フォレストを入れると5作)と、近年は似たような内容が多かったホラーナイトが今年完全に一新されることになりました。楽しみな反面、初めての試みが多いのでイベント当初のトラブルや内容が受け入れられるかどうかの不安点はありますね。

今年も行けたら9月7日(金)の貸切の日に行きたい。

「ナンジャ怨霊フェス2018」 (ナンジャタウン)

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ナンジャタウンにて7月27日(金)より始まった「ナンジャ怨霊フェス2018」に行ってきました。
もののけ番外地に出現する怨霊(アクター)の迫力ある演技、3つのホラーアトラクション、どれも普段のナンジャタウンからは想像もできない程、本格的な恐怖演出の数々でした。

イベントの概要はこちらを。
ナンジャタウン開園以来初&最恐のホラーイベント「ナンジャ怨霊フェス2018」開催!
https://blogs.yahoo.co.jp/mr_themepark/49550821.html

※後日、文章と写真を追記予定。

○「もののけ番外地」に怨霊出現!

18時より、「もののけ番外地」内にアクター演じる「怨霊」が出現し、お客さんに対して脅かし等のパフォーマンスを実施します。

イベントが近くなると、もののけ番外地に入る道にこのような看板が設置。「もののけハンターズ」や「ナンジャ探偵団」の利用者は各アトラクションで渡される「光る腕輪」を身に着けることで、怨霊の脅かしを回避できます(いなくなってくれる訳ではありません)。

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18時イベント開始時には園内放送が入ります。「只今より、ナンジャ怨霊フェス2018を開始します。もののけ番外地に、怨霊が出現します。 え、何だお前は!やめろ、痛い!うわぁぁ···」。


怨霊はもののけ番外地に3〜4体ほど。「もののけ探険隊」の前など、いる場所はある程度決まっています。ただ徘徊するだけでなく、奇声をあげながらギリギリまで迫ってくるなど、普通に脅かしてくる。

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時には蹲って、床を這ってくることもありました。

○3つのホラーアトラクション

・お化け屋敷「ダルマサマ」

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ハードなお化け屋敷。日中は「妖怪ウォッチ アトラクション」にて実施するため大掛かりな仕掛けや造形物の設置ができない代わりに、各所にあるスピーカーで音声を流して雰囲気作りをしているのが印象的でした。それプラス、人形やアクターも配置されています。

入口にて内部で使う「紙の襷」を渡され、最初の部屋(妖怪ウォッチではウィスパーの説明映像を見る部屋)で音声にてストーリーを聞きます。

その先は真っ暗な道が続き、いつもは貼ってある「妖怪ウォッチのキャラクターパネル」は全て上から張り紙やカーテンにて隠されていました。

死体が転がる通路などを進んで行くと、血で真っ赤に染まり「ダルマサマ」になった少女(アクター)が前にいます。ここで「だるまさんがころんだ」のよう、少女がこちらを向いている時は動いてはいけないというゲームをします。動いてしまうと、渡された紙の襷を破られ、ミッション失敗に。

その先も不気味(グロテスク)な映像が映るモニター、そして驚きの結末が待っています。

なお、ミッションに成功しても(紙の襷を破られなくても)特に何が貰えるなどはありませんでした。

・「ゾンビブレイカー・凶」

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アトラクション(ゲーム)内容はいつもと全く同じですが、内部の壁と頭上に大量&様々な種類の人形が並べられ、かなり不気味な空間になっています。また、最初の映像はアレンジされていて、ノイズが混じり、時折人形の映像が映る。

驚くのは3つ目のゲーム「ゾンビジェネレーター」の隣にある、等身大の人形。ゲームプレイ中は動きませんが···。


上記2つのアトラクションはどちらも回転が悪く、またアクターの交代等で15分くらい受付を中断してた事もあったので、30〜45分の待ち時間は覚悟をした方が良いかも。18時イベント開始前にアトラクション前で待機して、開始と同時に体験するのが効果的。

・「ひきこさん・ザ・ライド」

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「爆裂!蚊取り大作戦」がシューティングゲームなしの、純粋なホラーライドに。

最初の部屋で注意事項、そして都市伝説「ひきこさん」の話を聞きます。

ライドのスピーカーの音声と、アトラクションに設置された造形、そしてモニターの映像がグロテスクな演出をしています。そして2ヶ所、

○「口裂け女」のフォトブース

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福袋にある「癒やし堂」内では(「爆釣りスピリッツ」出口横)に「口裂け女(アクター)がいて、一緒に写真が撮れます。

○ホラーモチーフの限定デザート

怖いのから可愛いものまで、5種類のイベント限定デザートが登場。

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一番インパクトのある「ミミズと眼球のタピオカドリンク」。ミミズは写真ほどグロテスクじゃありませんでしたが、中身を見ると気持ち悪いですね。味自体は美味しいですが、やはりどうしてもこのビジュアルじゃ美味しく感じません。

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という訳で、どのイベントも単に怖いだけでなく、ナンジャタウン自体の素材を上手く活かして作ってあると感じました。自分が行った日はイベント初日で、正直まだ不慣れだと感じる部分もあったので、今後ブラッシュアップされもっと良くなると思います。

ホラー観覧車「血バサミ女の観覧車」

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お台場にある「パレットタウン 観覧車」にて9月2日(日)まで連日20時~に実施している、ホラー観覧車「血バサミ女の観覧車」に行ってきました。観覧車にヘッドフォンを付けて立体音響を聞き、窓にプロジェクションマッピングで映像を映す、そして座席の振動やエアーも備え付けられているという、なかなか豪華なホラー演出の観覧車です。

「株式会社 闇」による製作で、お台場の他、福岡にある「マリノアシティ福岡」の観覧車でも実施しています(恐らく同内容)。  公式サイト

○ホラー観覧車のゴンドラ

上記の装置が付けられた、ホラー観覧車専用ゴンドラが2台だけあります。
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ゴンドラ内部、中に2ヶ所専用の座席があり、そこが振動します。窓に映像を写すプロジェクターも内部にある。
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○アトラクション内容

ヘッドフォンを付け、座席に座ってしばらく観覧車が上に登り始めると、音声がスタートします。最初は「幽霊が見えるようになる音域」を聞き、この観覧車に纏わる愛憎劇の説明へ(上記公式サイトのストーリーを参照)。

耳をハサミで切る音など、グロテスクな演出が続きます。そして窓の外には・・・
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途中、女の怨念をとくため、ゴンドラ内にたくさんある写真の中から「手を繋いでいる写真」を探すというミッションがあります。これに成功するかしないかで、最後の結末が変わるみたい。

薄暗いゴンドラ内での写真探しで、制限時間も30秒程しかないので見つけるのはかなり難しいです。

ホラー演出は頂上〜3/4地点くらいで終わり、残りの時間はいつも通り景色を楽しむことになります。


演出内容としては並レベルかなと思いましたが、窓に映像を映すなど観覧車という特殊な空間をうまく使いこなせていると思いました。

○利用方法について(お台場)

ホラー観覧車はチケット入口前で時間帯毎に整理券を発行しており、それを貰ってから指定された時間に戻ってくる方式です。

整理券は18時半から配布。7月の平日では21時過ぎ頃まで残っている(観覧車は22時まで)こともありますが、土曜日は20分〜30程度でその日の整理券が配布終了してしまうこともあります。今後夏休みに入り、より混雑していくと思われるので、体験したい方は18時半の整理券配布に間に合うように現地に行くのが懸命かと。





(おまけ)
ミッションクリアのための、「手を繋いだ写真」はこれです。写真の裏にはボタンがあり、それを押せば成功になります。
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「絶望要塞3」(富士急ハイランド)

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富士急ハイランドに2012年7月にオープンした「絶望要塞」が、2018年7月27日に3度目のリニューアル。システムは完全に一新され、前作「絶望要塞2」を発展させた形式とはなっていますが、謎解き要素が強かった2と比べるとより体を動かして攻略するゲーム要素が強くなっています。

舞台は「軍事要塞を改装した研究施設」で、暴走した管理システムの「A.I.」を止めるために奮闘するというもの。

○待ち列と受付

受付方法は「絶望要塞2」とほぼ同じで、建物内に入る前にロッカーに手荷物を預けます。建物内からは4組ずつの案内となり、場合によっては10〜15分くらいは待ちますが、回転は割とスムーズです。

中での受付後、1グループに1つゲームで使う「端末」が渡されます。

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端末には加速度センサー?が内蔵されていて、館内で(禁止事項である)走ると感知し、制限時間が減少するようです。
※試してみたという方に聞いたところ、本当に制限時間が減ったとのこと。減り幅は未確認。

走るだけでなく落としたりしてしまっても感知されるので、扱いは丁寧に。

○ゲーム内容

最初の部屋でストーリー及び注意事項を聞いた後、要塞本部へ。扉を開けるとこのリリースのイメージ図のような風景が広がっている。

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要塞はA棟、B棟、C棟の3つに分かれており、A〜B、B〜Cで連絡しています(A〜Cは直接連絡していないので、B棟を経由する必要がある)。ゲームは最初からこの3つの棟全てを行き来して行います。
※何となく察しがついた方もいるかもしれませんがA棟、B棟、C棟は「絶望要塞(初代)」及び「絶望要塞2」に当てはめると第1ステージ、第2ステージ、第3ステージに該当します。

第1ステップ

まずは要塞内に設置された丸いマーク「Zターミナル」を、指定された4つを集め(端末にかざす)「通信室」に入るのが目的。制限時間は「15分」。

端末に「○‐○○のZターミナル」などの指示が出るので、それにあったものを探します。

Zターミナルは基本分かりやすい(見えやすい)位置にありますが、4つ目は「○○室のZターミナル」と指示され、そこは柱の影や机の内側など見つけるのが難しい位置に隠されている。

通信室はB棟に1つ、C棟に2つありどこに入っても同じです(と思う)。

制限時間的には余裕があるのでそれ程難しくはありませんが、捜索範囲が広く階段も多いため体力を消耗し、また指定された場所を間違えて(勘違いして)別の場所に行ってしまうと致命的なタイムロスになります。要塞内のマップや案内サインをよく見て行動するのが大事。

第2ステップ

アトラクション内でも言われますが、ここからが本当のミッション。要塞内には8つ「セキュリティシステムの管理部屋」があり、その内指定された4つの部屋の、ミッションを成功させなければなりません。制限時間はここから「15分」。

各部屋のミッションは1つ目と2つ目に分かれており、2つを制限時間(部屋によって異なりますが、大体2分くらい)1つ目はミス(レーザー等に当たる)すると制限時間が減ります。

自分が確認できたミッションの種類。
1つ目:ダクト(床にレーザーがある)、光る床を避けて進む、サーチライトを避ける
2つ目:板の上のボールをラインに沿って転がす、同じタイミングでボタンを押す、「ディズニーツムツム」みたいなゲームをクリアする、顔認証システムで笑顔を認識させる、指定されたポーズを取る


ミッションに失敗したら、そこでゲームオーバーになります。

ゲーム終了後は、出口でゲームランクや達成率が書かれたレシートを貰えます。

and more···?

現時点で判明している情報はここまでですが、あの絶望要塞がこの程度とは思えません。きっとその先、以前の第4ステージや第5ステージにてさらなる絶望的なミッションが待っているのだと思います。



今回の「絶望要塞3」は、ややすることが分かりにくく、マニア以外はとっつきにくかったミッションが多かった初代や2に比べ、することが明確に分かりわくわくするようなミッションも多いため、一般的にも受け入れやすくなったと思います。
とは言っても「絶望要塞」の名が廃ることはなく、相変わらずミッションは難しいので、やりがいはあるかと。

でもミッションクリアはできないものの全体像は掴めたので、自分は2回やって結構満足しちゃったんだよなぁ···。一つ一つクリアしていく形式の方が、先に進みたい欲が出るのかも。


○利用システム

このアトラクションはオープン直前になって「フリーパスのみ利用可」と発表されました。アトラクション単体利用だと、所謂「ガチ攻略勢」の方が殺到するため、当初の混乱を避けるのが目的と思われますが、横暴とも言えるこの設定に批判も少なくありません。

恐らくですが、夏休み〜11月の混雑時期が終われば単体料金が設定されると思われます。

「絶凶・戦慄迷宮 ~収容病棟篇~」(富士急ハイランド)

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戦慄迷宮が2018年7月14日にリニューアル。今回は「患者たちを強制収容し、非人道的な人体実験をしていた」という『収容病棟』が登場、それに合わせ後半部分が大きく変わり、また前半にも新しい要素があります(※)。
※建物で言うと、従来の(最初に入る)「待合ロビー」~「レントゲン室」と、以前「巨大実験室」(最後の部屋)だった部分が改装されています。


○入場まで

今回は入口が変わり、正面玄関横に新たに設けられた「救急入口」から入ります(従来の出口部分)。後述しますが、従来の正面玄関は「出口」になっています。
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○アトラクション内容

救急入口に入って通路に並び、グループ毎に「診察室」に入り、映像を見ます。診察室は6つくらいあり、なんと映像はそれぞれの部屋で違うとのことです。
自分たちが見た映像は「この病棟に迷い込んだ4人の若者達の末路、一人の女性が亡霊に取り憑かれたのか悍ましい形相で仲間達を襲い、血肉を貪り喰う」という内容でした。最後に脅かし&写真撮影もある。
自分たちが見た映像は「この病棟に迷い込んだ4人の若者達の末路、一人の女性が亡霊に取り憑かれたのか悍ましい形相で仲間達を襲い、血肉を貪り喰う」という内容でした。最後に脅かし&写真撮影もある。

診察室から出て、スタッフより「ペンライト」が渡され、本編スタート。最初はいきなり新しい部屋「人体実験室?」に入ります。解剖台には患者が乗せられ、執刀中だった医師(アクター)がこちらに向かってくる。しかも部屋出口の扉は「自動ドア」になっていて、しばらくしないと開かない。
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その先は「備品室」や「ナースステーション」、「手術室」、「長い廊下」などお馴染みの部屋が続きます。こちらは大きな変化はありませんが、壁に「髪の毛」が大量にぶら下がっていたり病室は首吊り死体がたくさんあったり、子供の患者の遺体があちこちにあったりと、シチュエーションの怖さは増していると思います。

「ペンライト」は中盤で回収、ただしスタッフはおらずセルフで返します。

前作「血塗られた人骨病棟」で登場したあちこりに貼ってある「ここから先は行けません」、「前のグループと繋がった場合はここで20秒お待ちください」の張り紙はほぼ全てなくなってました。運営的には便利だったのでしょうけど雰囲気ぶち壊しの要素だったので、これは良い方向だと思います。

そして終盤、今回の目玉である新要素の詰まった「収容病棟」が待っています。


終盤「収容病棟」

※画像は2018年7月28日放送の「王様のブランチ」より

ここで登場するのは、なんと「エレベーター」(本物ではありません)。1グループずつ乗り、地下へ向かいます。ランプが点灯し床が揺れたりするのでリアル。
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エレベーターから降りると「死体安置所」。ここは(空調が効いて)異様に寒くなっています。
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続いて人体実験で死んだ人間を処理した「焼却炉」。「血塗られた人骨病棟」より登場した『人骨が積み重なった通路』を流用して作られてます。焼却炉からは実際に「熱」を感じ、また部屋自体も(こちらは暖房?)ちょっと暑いです。
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この2つがリリースにあった「寒さ」と「熱さ」を感じるポイントと思われます。でも「臭い」を感じる所はなかったんだよなぁ、病院の消毒液の臭いのことかなぁ・・・。


そして最後の部屋、ここが「収容病棟」です。鉄格子が迷路のように配置され、サーチライトが動いています(その風景は病院内というより強制収容所みたい)。牢屋の中には死体が。死体は一部アクターで、最後牢屋から飛び出して追いかけてきます。

出口は前述のよう正面玄関に。よって最後の「収容病棟」は従来の「待合ロビー」を改装して作られています。



相変わらず距離・時間が長い割には内容にメリハリがなく、アクターの出現箇所も少ないので、ただダラダラ続く感じは否めませんが、リニューアルした箇所は確かに怖くなっていたので、パワーアップしているとは言えると思います。

○利用システム

基本的には昨年から導入された「時間指定券」製が継続されています。チケット販売場所は病棟の前から「絶望要塞3」近くに変わりました。後ろの看板が、まだ「血塗られた人骨病棟」のままなのはご愛嬌。
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変更されたのが料金が1人単位ではなく「1グループ」単位になったことと、フリーパスの所有で料金が安くなる点です。
フリーパスなし:1グループ(1~4人)6,000円
フリーパスあり:1グループ(1~3人)3,000円、4人だと4,000円 
※GWやお盆など超・繁忙期は料金変動あり

正直この料金体制はややこしく、実際チケット販売所ではトラブルもおきていました(※)。せめて2人から設定があって人数が増える分どんどん1人当たりの料金が割安になっていくとかなら、まだ混乱はないと思いますが、今後改善が待たれます。
※例えば5人で入る場合はどうするのか、4人中フリーパスをもっているのは2人とかの区分はとか、など。

なお、Webでも戦慄迷宮の「時間指定券」を購入できます。間違えやすいですが、これはあくまでも「時間指定券」であって従来の「絶叫優先券」ではないということです。なのでこれを購入しても待ち列をパスできるとかはなく、入場までの10~20分の待ち列に並びます。また、Web販売は当日の開園1時間前に締め切られ(おそらくWeb販売後の在庫が、当日販売分になるのだと思います)、1グループ(1~4人)4,000円の設定しかないので、こちらもご注意を。

「殺戮の天使 ホラーハウス Floor6 @ inSPYre」

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現在、2018年8月1日(水)~14日(火)まで新宿「インスパイア」で開催されている「殺戮の天使 ホラーハウス Floor6 @ inSPYre」に行ってきました。

2016年の「ニコニコ超会議」から毎年出展している『殺戮の天使 ホラーハウス』をインスパイアという広大な敷地内で拡大して開催するもので、所要時間は20分前後(公式では25~30分と表記)にも及び、インスパイア自体が持つハイクオリティな造形が「殺戮の天使」の世界観にマッチさせています。今回も演出はオフィスバーンの五味弘文さんが担当。

イベント担当者の方にお話を伺ったところ、今回は「ニコニコ超会議の時では再現できなかった、ゲームの主人公になった気分を味わえる要素を盛り込んだ」点がポイントとのことです。

イベント公式サイト


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○アトラクション内容

今回は原作及びアニメの序盤〜中盤(EP1、EP2)の世界を再現。ニコニコ超会議では途中「看板に指示等があってそれに従う」要素がありましたが、今回はオーソドックスなウォークスルーお化け屋敷です。ただし、ただ進むだけでなく途中「何か」を見つけて後で報告すると・・・?

まず受付で番号札を貰い、通常のアトラクション入口より1組ずつ中へ案内されます。最初の部屋で「キャシー」から説明を聞いたあと、シャッターが開いてビルの中へ。キャシーの動画は「殺戮の天使」公式ツイッターにも上げられています。
https://twitter.com/strk_tenshi/status/1024252866507100160?s=19


目の前には物語の序盤、ザックのフロアB6の風景が広がります。
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中はインスパイア内に間仕切りを設け、一本道のルートを構成。元々ある梯子やダクトも利用しています。アクターもザック、ダニー先生、エディ等のコスチュームで登場。こちらはニコニコ超会議時代からの流用と思われます。

ダニー先生の手術室、目玉の保管室、エディの墓場(迷路も)、キャシーの電気椅子など、物語と同じシチュエーションを進んでいきます。途中毒ガス(実際にスモークが出る)から逃げるため、ダクトへ逃げ這って進んで行くシーンもあります。

最後は再びザックのシーン、そして牢獄へ逃げた先には・・・?

こちらは出口になります。ちなみに通常ではゲーム成功者が通れる道。
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基本的には2017年ニコニコ超会議で行われた「超ホラーハウス 殺戮の天使」の発展系ですが、前述のようインスパイアの施設を活かして作られているため、これ以上にない原作の再現ができていると思います。

ただ、これで大人1名2,050円はちょっと高いかな。距離·時間的にも長さはあるけど、基本は進むだけなので、何か明確なミッション等があればもっと面白くなるかも。

○コラボフード・グッズ販売

こちらが現地で販売されているグッズ類。
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フードコーナーではコラボフードも販売。
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今回は関係者の方にご招待をいただき、一般公開より一足先に体験させていただきました。お声を頂いた皆様にはこの場を借りてお礼を申し上げると共に、個人ブログということで個人的な感想もあることを、何卒ご了承いただければと思います。




「何か」は全部で3つあって、1つだけ普通に進むと分からないようになっています。階段脇にも入れる場所があるはず・・・。

「東京喰種:re 喰種犯罪対策セミナー ~ジョイポリス区の罠~」 (東京ジョイポリス)

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ジョイポリスに2018年7月26日(木)、新アトラクションがオープンしました。同日より始まった、ジョイポリス全体と「東京喰種:re」のコラボイベントの一環でスタートしたもの(イベントは10月21日までですが、このアトラクションはその後もしばらく継続するみたい?)で、東京喰種のアトラクションは2015年に続き2度目。ただし前回はウォークスルー型でしたが、今回は「3Dサウンド」+α。場所は2018年7月1日で終了した「捜索不能」の跡地。


アトラクションは、まず入口のモニターで「喰種犯罪対策セミナー」について話を聞き、スタッフの案内でセミナー会場へ。そこで1人1人椅子に座りヘッドフォンをつけ、アトラクションがスタートします。しかし、ここは「セミナー」会場ではなく「人間オークション」会場で、参加者達は騙されて集められたという設定。ヘッドフォンからの音声の他、正面スクリーンの映像、そして映像と音声に合わせて司会者役のアクターが演技をします。

それが終わると音声パート。部屋が暗くなり、喰種が人間を食べようと生々しい音を交えながら話します。ここで出演するキャラクターは敵役ながら人気キャラらしく、ファンにはたまらない、らしい。

音声が終わると、スタッフ(味方キャラの設定)の案内で椅子から立ち上がり、モニターで喰種との戦いの様子を見ます。映像は挿入歌が入りキャラの過去映像のプレイバックが入るなど、アニメにおいてかなり重要なシーン、そしてここもキャラも人気みたいで、作品のファンと思われる女性客からは黄色い歓声も聞こえました。

映像終了後、出口から脱出となりますが、最後に前半に出てきたアクターの脅かしシ-ンもあります。


作品の重要・迫力のシーンを集めた構成で作品の魅力を手軽に体験でき、3Dサウンドだけでなくいろいろな要素も楽しめるアトラクションです。しかし、やや冗長で音声パートや映像を見るところは作品に興味がない人だと、長くてちょっと退屈だったりします。


ユニバーサル・スタジオ・シンガポール「ハロウィーン・ホラーナイト8」開催内容まとめ

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シンガポールにある『ユニバーサル・スタジオ・シンガポール』で毎年開催されるシーズナルイベント「ハロウィーン・ホラーナイト」の本年度の開催内容が発表されました。ハリウッドの映画スタッフが手掛ける、日本USJの同イベント以上に作り込まれたテーマ・演出・クオリティで毎年大好評の本イベント、今年も素敵なコンテンツが勢揃いです。

今回のテーマは「Infinite Fear」(無限の恐怖)、これはタイトルの「8」を横にすると「∞」(無限)になるということからのようです。


※イベント開始後、内容追記予定。


○開催概要
・9月27日(木)~10月31日(水)の特定日 19:30~24:30(一部~25:30)

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・基本料金は大人68シンガポール・ドル(約5,600円)、エクスプレスパスや各種セット割料金あり。

以前のイベントの様子はこちらを。
https://blogs.yahoo.co.jp/mr_themepark/47852169.html


・公式サイト
http://www.halloweenhorrornights.com.sg/

・個人ファンサイト(DEJIKI.com)
https://dejiki.com/2018/04/uss-hhn8-guide-event-ticket/



○ホラーメイズ
5つ+1つの有料コンテンツが登場。今回は一部を除いて「アジア各国に伝わる怪談」をテーマにしているようで、日本からもお岩さんでお馴染みの「四谷怪談」のホラーメイズが登場します。

・「ストレンジャー・シングス」 Stranger Things

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同名映画をモチーフにしたホラーメイズ。"裏側の世界"に入るなど、作品を象徴するシーンを体験できる、らしい。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B9


・「ポンティアナック」 Pontianak

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マレー半島やインドネシアの神話に登場する吸血幽霊「ポンティアナック」をテーマにしたホラーメイズ。青白い肌、長い髪、白い服と伝承通りのビジュアルが描かれています。アトラクション内の演出も伝承通りなら、腹を裂くシーンとかあるのかも・・・。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%83%E3%82%AF_(%E4%BC%9D%E6%89%BF)


・「危機のパゴダ」 Pagoda of Peril

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中国の幻想・神話をテーマとし、悪魔の鬼を祓う展開があるみたいです。パゴタとはミャンマー様式の仏塔のこと。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%82%B4%E3%83%80


・「お岩の祟り」 The Haunting of Oiwa

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日本の怪談「四谷怪談」(お岩さん)をモチーフにしたホラーメイズ。舞台である江戸時代の民家を再現し、お岩の幽霊はホログラム技術が用いられるようです。


・「キルミナティ」 Killuminati

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タイトルの「キルミナティ」とは中国の吸血鬼?で、彼による怪しげな儀式を体験できる。今回の中で一番凝っているコンテンツらしく、ハイレベルなスタントや特殊効果、街の裏通りを再現したセット、ルート分岐、さらに何回も体験したくなるリピート要素?も含まれるらしい。

こちらはメディア向けのプロモーションも行われました。
https://dejiki.com/2018/07/uss-hhn8-media-preview-killuminati-revealed/


・「ゾンビ・レーザータグ」Zombie Laser Tag

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昨年2017年初登場したレーザー銃を持ってゾンビを撃つ、リアルシューティングアトラクションが今年も登場。ただし昨年と開催場所が異なり、今年は「ジュラシックパーク・エリア」で実施するようです。今回も追加料金が必要。

昨年の様子はこちら。
https://dejiki.com/2017/10/uss-hhn7-zombie-laser-tag-zlt-review/



○ホラーエリア
日本USJの「ゾンビが徘徊・パフォーマンス」とはちょっと趣向が異なり、各エリア毎テーマに沿った造形・演出・アクターが登場します。パフォーマンスも積極的な脅かしはあまりなく、ゆっくり徘徊していることが多いです。

・「アポカリプス・アース」Apocalypse:Earth (ニューヨーク・エリア)

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アポカリプス(黙示録)とは終末論を記した一連の書物のことで、転じてそこに描かれるような破滅的な状況を意味します。コンセプトアートには、恐怖の力で破壊されたニューヨークの街に、「自然」の力が発揮し地面から木々を生やす様子が描かれています。「世界、そして人類の歴史の終り、そしてその後の様子」ということでしょうか?


・「カニバリズム」Cannibal (古代エジプト・エリア)
タイトルの「Cannibal」(カニバル:スペイン語、英語ではcannibalism カニバリズム)とは人間が人間の肉を食べる行動・習慣のこと。つまり「食人一族」がいる村を描いたエリアです。なのであちこちに死体が転がっていたり、(後述のショーでは)人を調理したりそれを食べたりしている人達が出てくるんだろうなぁ・・・。日本じゃ絶対できない描写。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%8B%E3%83%90%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%A0



○ステージショー
・「無限の恐怖」Infinite Fear
今回のホラーナイトのテーマでもあるこのショーは、イベント開始時「オープニング・ショー」として実施されます。さらに、今年は同場所で夜中にもショーが予定されているらしい。

・「死のトーク」DEAD Talks
有識者が「死」について、セミナーを行うという内容のショーみたい。

・「血と骨」Blood&Bones
上記のホラーエリア「カニバリズム」内で実施される、食人の様子が描かれるショー…。


各ホラーメイズ、エリア、ショーの場所はこちら。

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シンガポールは遠いですが、アメリカ・ヨーロッパに比べれば圧倒的に安く、そして楽に行けます。

「ゾンビ・ズー ~ふれあいゾンビ祭り~」 (東京ジョイポリス)

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「東京喰種:re」https://blogs.yahoo.co.jp/mr_themepark/49576498.htmlの約1週間後、8月4日(土)もう一つアトラクションがオープンしました。2018年6月30日に終了した「バイオハザード 邪悪の館」跡地に、2015年12月~2016年6月に稼働していた「ゾンビ・ズー」https://blogs.yahoo.co.jp/mr_themepark/48511325.htmlが再び登場、ただし規模・内部の演出が多く追加され、感覚的には別アトラクションのようになっています。

ちなみに、「ゾンビ・ズー」の製作は「バイオハザード」や「東京喰種」と同じ(株)渡邉油化ですが、他作品ではなくオリジナルコンテンツ故に?どうもこの「ゾンビ・ズー」は、東京ジョイポリスの後も梅田ジョイポリスにも登場(2017年7月~2018年8月)、そして今回2018年8月再び東京ジョイポリスでオープンと、同社のアトラクションでも別格扱いされている気がします。個別の公式サイトhttp://zzoo.jp/まであります(取り扱いは「キュリオシティジャパン」http://www.curiosityjapankk.com/渡邉油化のアトラクションでは映像制作を担当している会社)。


アトラクション入口はフェンスに覆われた形に。周りにはコミカルなポスターが貼られています。

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待ち列内のモニターでは前作及び上記の「ゾンビ・ズー」公式サイトでも見られる映像と、今回新たに登場した「所長が出てくる研究機関」の映像が流れる。

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○アトラクション内容

研究所(ゾンビ・ズー)に入るとモニターで「ゾンビ研究所の歴史」を見ます。数年前の研究所見学ツアーでの事故(前作のアトラクションの事)で国家から予算を大幅に削減させられてしまったため、研究所は法令ギリギリの過激な研究を進め、そして自ら資金を得るためにこの「ふれあいゾンビ祭り」を開催しているらしい。

「所長室」にてゾンビ博士(アテンドのスタッフ)と合流、次の部屋では窓(モニター)から外にいるゾンビを見ます。青空のお花畑にゾンビがたくさんいるという、かなりシュールな光景···。

「滅菌室」で除菌を済ませ、「遺体(ゾンビ)安置所」にて助手が開発した「ゾンビを人間に戻すワクチン」の実験を行うことに。だが、ゾンビは突如暴走を・・・。

研究室に逃げ込むが、先程の助手もゾンビ化。窓(モニター)の外には既に大量のゾンビ。カーテンを閉めてやり過ごすが、窓を破ってくるゾンビ(アクター)も。

「秘密の通路?」から脱出するも、先にはパスワードを打ち込まないと開かない電子ロックの扉。後ろからゾンビが迫る中、必死にパスワードを探す・・・。

最後もいくつか意表を突く仕掛けがあり、油断できないです。


仕掛け・演出は多くいろいろな事が起きて楽しめ、モニターの映像で表現されるゾンビも迫力がある、良いアトラクションなのですがテンポが悪いのが残念。

安全のため仕方のない事なのですが、お客をきちっと整列させるまで演出が来ない、アクターも十分距離を取って出てくるので迫力に欠けてしまい、演出を「体感する」というよりは「ただ見ているだけ」という風になってしまうのが勿体無い気がします。

○余談

・中盤の研究室の前に「シャッター」と「ボロボロの廃車」がありますが、これは前回「バイオハザード 邪悪の館」で成功ルートでのみ行ける「最後の部屋」で使われたのをそのまま流用しています(ちなみに本物の車)。

・この他にも、特に前半の建物間取りやモニター、電子ロックの扉などが「バイオハザード」からの流用となっています。

・「安置所」から「研究所」内の演出は前作の「ゾンビ・ズー」とほぼ同じで、たぶん映像も同じものと思われます。

・なぜか「ゴキブリ」(本作ではゾンビの感染源となる虫)の演出がたくさんあり、「ゾンビ・ズー」ではなく「ゴキブリ・ズー」ではと言われることも。

「イオンモール春日部 お化け屋敷『春子ちゃんの探し物』」

台場怪奇学校×夜廻と深夜廻「怪夜廻」

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今年の夏も台場怪奇学校ではコラボイベントが行なわれています。今回は2015年に発売されたホラーゲーム「夜廻」(及び2017年発売の続編「深夜廻」)の世界観を楽しめるバージョンに。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9C%E5%BB%BB

体験の特典として、この団扇が貰えました。

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お化け屋敷内に入る前に、このカードに「大切なもの」(物でも人でも良い)を書きます。このカードを持って中に入り、終盤のミッションで使用することに・・・。

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お化け屋敷は、最初に映像を見てからゲームと同様、懐中電灯を持って「お地蔵さん」の所まで進むのが最初のミッションです。映像はゲームのキャラクター等は出てこなく、ちょっと寂しい構成でしたが、所々のお化けの声はゲームの音源らしい。

内部の造形や演出は基本通常のと同じような感じですが、序盤に深夜廻に出てくる「落下する女」が再現されていたり、途中出てくるのもゲームのお化けを模したものらしいです。

そして終盤、お地蔵さんの前にてカードに書いてあるものを「捨てて自分が助かる」か「捨てずに自分が襲われる」かを選ぶミッションがあります。選択によって、演出がちょっと変わるとのこと。
なお、自分はカードに「妻の名前」を書いたのですが、ここのミッションにてお化けの方に思いっきりその(妻の)名前を呼ばれたのでちょっと恥ずかしかった。


前述のようビジュアル的にはゲームの要素が少ないのでコラボ感は薄めですが、今回だけしかない演出もあるので楽しいは楽しいです。開催は2018年9月17日(月・祝)まで。

「ザ·サバイバル 〜デッドマンズ·フォレスト2〜」 (USJ)

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今年のUSJ「ハロウィーンホラーナイト」https://blogs.yahoo.co.jp/mr_themepark/49563886.htmlのホラーアトラクションの一つ、
昨年より開催された「デッドマンズ·フォレスト」https://blogs.yahoo.co.jp/mr_themepark/49261746.html(以下、前作)がパワーアップして今年も実施されます。

基本的なコンセプトは前作と同じですが、演出が大幅に追加されており、2〜3倍くらい濃い内容を楽しめるかと。

前作と同様、レギュラーアトラクション「バックドラフト」にて朝10時より開催。

○待ち列

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モニターには、1年前「森の中にある化学工場で火災がおき有害物質が流出、その後奇妙な生物の目撃情報や近隣住民が何十人も行方不明になった」事件(前作での出来事)が流れていて、合わせて今日「1年前事件があった化学工場で何故かまた爆発が起きた」事を報道するニュースが流れています。


○アトラクション内容(※ネタバレ注意)
·プレショー(バックドラフト建物内)
最初の部屋で、兵士がモニターで状況を説明。「前作の事件で森にはモンスター化した生物、人が溢れたが、実は化学工場の会社は事件の発覚を防ぐため、森の奥にモンスター達の収容する施設を建設し極秘に運営をしていた」。そこで今日また事故が起き、モンスター達が放たれてしまったため、皆さんは急いでここから脱出せよと指示されます。

次の部屋で、脱出の準備をしようと外へのドアを開けますが、そこには既にモンスター達がいて襲いかかってくる。モニターには既に入ってきた側にもモンスター達が迫っていて、どこにも逃げ場がない中、前方のステージにもモンスターが迫り、兵士達が銃で応戦します。

もう、脱出のためには森を抜けて施設に行き、そこからヘリで逃げるしかない。しかしヘリポートへの扉を開けるには暗証番号が必要。モニターに6桁の番号が表示され、これを覚えるように言われます。

その先から建物の外に出て、いよいよ森へ。

·森〜施設まで
10人前後のグループ毎に、森の中へ。森はいくつもの分かれ道があり、斧など凶器を持ったモンスター化した人間が徘徊しています。ただし、どの道を通っても施設にたどり着くようにはなっている。

森を抜けると施設が見え、入口までは迷路のように金網が配置されていて、ここでもモンスター達が襲ってくる。

ここまでは前作「デッドマンズ·フォレスト」と同じですが、ここから前作と異なる構成となります。

入口の門扉より、兵士(スタッフ)の案内で再び10人前後のグループ毎で行動。まずは門扉付近でモンスターを捕まえる罠を発動させるミッション。何人かの参加者が選ばれ、フェンス外にいるモンスターがポイントに来たらタイミングよくボタン·レバーを押せば成功です。
成功すればモンスターが網にかかりますが、タイミングが合わず失敗だと大量の水が降り注ぐらしい。

次はいよいよ「施設」の中へ。ちなみに、施設の建物は2016年のホラーアトラクション「TATARI」で使われていたものです。

施設内の兵士の案内で、中の扉を開ける鍵をみんなで探す。実験用の動物(の死骸)が入った檻や死体が置いてあるストレッチャーを動かしたりします。死体が起き上がったりもするけど。

扉を開け、次の廊下で警報機を鳴らしてモンスターをおびき寄せる作戦。片隅に隠れてモンスターをやり過ごし、モンスターを部屋に閉じ込めたら急いで扉を閉めます。が、部屋の奥からとてつもない巨大なモンスターが現れ、扉をこじ開けようとする。
このシチュエーションはどこかで聞いたことがあるような?

次がいよいよ「暗証番号入力の扉」です。入る前に兵士と一緒に暗証番号を確認、言えない(覚えてない)と「何で覚えていないんだ」と怒られます(笑)。

「サイレンス・イン・ザ・ゴーストシップ」 (USJ)

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こちらは今年のUSJハロウィーン・ホラーナイトのホラーアトラクションで、「大人ハロウィン」コンテンツの一つになります。

沈没した豪華客船を舞台に、「音を立ててはいけない」という新感覚の設定があります。


待ち列のスクリーンには、かつての豪華客船の様子、そして沈没する瞬間までの映像が映し出されます(※凄くリアルだったので、もしかしたらあのタイタニック号の本物の記録映像かも?真っ二つに折れて沈没するのも一緒だし···)。

そして、1人1つ「船の招待状」が配られます。招待状はシールになっていて、服の袖に貼って進みます。ただ、特にこれが活用されることはなかった(後述)。

○アトラクション内容(※ネタバレ注意)

カーテンの奥には、船の入口が。この船が非常に凝って作られててリアリティ抜群です。人によっては「ディズニーシーにある船(S.S.コロンビア号)みたい」という方も。
よく見ると、船入口の壁にはたくさんの顔のような物が浮かび上がっている···。

入口には船の従業員?(スタッフ)がいて、「船には沈没によって亡くなった船員、乗客の亡霊たちが彷徨っている。奴らは音に反応するから、決して音を出すな」と警告します。

内部は船の廊下や客室を始め、大階段(階段には登れないけど)、たくさんのテーブルが並んだレストラン、パーティードレスが並ぶドレスルームなど、これまた内装も凝っている。そして何箇所か分かれ道もあって、それぞれ道を選びながら進みます。

亡霊たちのアクターは他のホラーメイズのアクターとは脅かし方が根本的に異なり、突然飛び出してくるのではなく最初から客側の通路に出ていて自由に徘徊している。そして、設定にあるよう音がする方向に反応するようにパフォーマンスを行っています。

最後は何人かに区切って船長室?部屋に入る。船長?が蘇る時、なぜか雨が···。

最後、外に出るまで油断はしない方が良いかも。



上記のよう船の外観や内装はこれ以上にないくらい造り込まれていて、流石といったところです。
ただ、「音を立ててはいけない」という設定が殆ど活かせていない(効果的に使われていない)ので、これで「新感覚のホラーアトラクション」は言い過ぎだと思います(普通のホラーアトラクションとしては良作です)。

何より一番の謎は、「袖に貼る招待状」は何のためにあるのかという事ですね。最初亡霊が招待状を狙ってくるのかなと思ってたら、そんな事はなかったし。もしかしたら出来なかったかもしれませんが。


そう言う訳でいろいろと未知数なホラーアトラクションですが、開始2日目にしてちょっと案内方法が変わるなど、早速変化があったようなので、今後どんどんブラッシュアップされるのかも。

「インシディアス ~ザ・ラスト・キー~」 (USJ)

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今年のUSJハロウィーン・ホラーナイトの新作ホラーアトラクション、2018年1月アメリカで公開された(日本では同年10月3日にDVD発売予定)ホラー映画『インシディアス 最後の鍵』を題材にしています。

スタイルとしては、8人程のグループでロープを持って一緒に進んで行くタイプ。映画の舞台である古ぼけた一軒家を再現したリアルな造形、モニターの映像やスモーク等の特殊効果も多様、そして何より脅かしの演出が非常に凝っていて、人の心理を逆手に取る意表を突いた脅かし方をします。

個人的には、これまで(2011年~)過去7年間のUSJホラーアトラクションで最高の完成度と思います。
なお、昨年の「カルト·オブ·チャッキー」や今回の「インシディアス」など日本ではややマイナーな映画が題材に選ばれるのは、有名な作品だと版権料が高くコスト的に採算が合わないという事情もあるそうな。


待ち列内のモニターには、超常現象研究社が怪奇現象にあったという女性にインタビューしている様子が映し出されています。女性は「この世のものではない何かがやってきた」、「それは別のものが欲しいと言っている」と語る。別のものって?と聞くと「それは”あなた”」。映像はここで終わります。後ろには赤い顔の何かが・・・。

○アトラクション内容(※ネタバレ注意)

※下線がある部分は反転で読めます


最初は「先へ進むドアと鏡、絵画のある部屋」に入ります。ドアから外(映像モニターになっている)を見ると、得体の知れない”何か”が通り、それがだんだんと近づいてくる。そして鏡(これも実はモニター)がひび割れ始め・・・。
鏡に気を取られていると、反対側の絵画からお化け(アクター)が飛び出してきます。いきなりびっくりする演出です。

ドアが開き、廊下を進むと「ランドリー」に。そこに女性がいて”赤い鍵”を渡され、「赤いドアを開けて」と言われます。その先の通路に(赤くない)ドアがいくつもあり、一番奥に「赤いドア」があります。ドアの鍵穴に鍵を差し込みますが・・・。
ドアは開かず、代わりに横のドアから「悪魔」(アクター)が出てくる。それが終わると別のドアが開き、先に進めます。


・中に出てくる「悪魔」(アクター)はこんな感じ。
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以下、(私の記憶が曖昧のため)順不同で起こる事を羅列します。

・半開きのドアが多数ある廊下。半開きという事は、隙間から何かが・・・。

・鏡の反射?で果てしなく先が続くように見える廊下。

・ベビーカーが置かれ、赤ちゃんの泣き声がする部屋。カーテンの奥から悪魔が出るかも。

・たくさんの垂れ幕がある通路。実は一部「ガラス張り」になっていて、灯りが付いて向こう側に悪魔がいます。
そしてなんと反対側からも別の悪魔が出て、挟み撃ちにあうという脅かし。まさかガラス張りの他から、すぐ近くから出ないだろうという心理を逆手にとっています。

・たくさんの荷物が置かれた物置。箱が揺れたりします。
ここも、いかにも出そうな「部屋の隅」からではなく、荷物の奥の隙間から飛び出してきたりします。このよう「出そうな所で出ず、出なさそうな所から出る」というのが多いです。

・一軒家の中に、なぜか「牢屋」。檻の中には干からびた死体の他、悪魔もいて鉄格子越しに長い爪を伸ばしてきます。
そして檻が開いてこちら側にも迫ってくるというおまけ付き。


・牢屋の次のシーンに、「スモークが充満して視界が悪い部屋」があります。スモークの中から、目が光る”何か”が・・・。

・強烈なのは「たくさんの等身大の人形が並んでいる部屋」。その間を進んでいかなくてはならず、「絶対このうちのどれか(アクターで)動くはず」という恐怖に打ち勝たなくてはなりません。

・そして最後、本物の「赤いドア」があります(こちらは普通に開けて先に進めます)。その先に待ち受けるものとは・・・。


出口にて、みんなで持っていた「ロープ」と「鍵」をボックス内に返却します。USJホラーアトラクション通の方は、毎回ここで「返却してください」の看板からお化け(アクター)が飛び出すこと、知ってますよね・・・?
今回、看板から飛び出す仕掛けはありません。そこから少し進んだ所で、看板の反対側からアクターが出てきます。USJホラーアトラクション通の方は、ここで一杯食わされるという訳です。


このホラーアトラクションは、是非実際に体験してみてください!

「ストリート・ゾンビ2018」 (USJ)

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今年のUSJハロウィーン・ホラーナイトにて、パークにゾンビが出現する「ストリート·ゾンビ」の紹介。

昨年も20種類以上のゾンビが登場しましたが、今年はエリアごとにはっきりと出現するゾンビが定まっています。例年以上に凝った衣装のゾンビも多い。

脅かし方も従来の積極的な脅かしは鳴りを潜め、あまり動かす一定の位置でパフォーマンスをする傾向となり、海外のユニバーサルスタジオ(アメリカやシンガポール)でのストリートゾンビの形式に近くなりました。またSWATによるゾンビの攻防、フェンス内に閉じ込められたり、バスで脱出する演出も今年はありません。

なので方向性が結構変わったと言えるため、人によって好き嫌いが分かれると思います。個人的には今回の方が芸術的でキャーキャー逃げ回る人も少ないので、安心して楽しめて良いと思いますけどね。

○ゾンビ一覧

・凶悪すぎる囚人の群れ(ハリウッド)

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例年の「チェーンソー等の凶器を持った囚人のゾンビ」です。


・不気味なサーカス団(ニューヨーク)

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昨年より登場、曲芸や竹馬などを披露するピエロなどサーカス団のゾンビ。今年はサーカスの動物?「ゴリラ」のゾンビも登場します。


・朽ち果てた海賊たち(ニューヨーク)

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昨年は雨の日限定でしたが、今年は毎日出現する海賊のゾンビ。海賊だけでなくその時代の貴婦人らしき女性ゾンビもいる。


・狂気を秘めたアイドル(ニューヨーク)

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衣装等は例年のを流用していますが、設定としては新ゾンビの1つ、ロックアイドルのゾンビです。
エリア内に音楽がかかってそれに合わせパフォーマンスすることもあり、BABYMETALの「ギミチョコ」が流れていました(※)。
※同曲はイギリスでも配信されているので、海外の知名度も高いのかも。

上記3つのゾンビ達がパフォーマンスする動画はこちら。



・怒りまくるパンクロッカー(ニューヨーク)

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こちらも新ゾンビ。パンクロッカーのゾンビがゲリラライブ?を行っています。
動画はこちら。



・毒まみれの患者(サンフランシスコ)

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例年でいう「キャリア(保菌者)」である患者のゾンビ。今回も液体を吐く等のパフォーマンスがあるかも。


・荒れ狂う部族(ジュラシックパーク)

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こちらは新ゾンビ、古代部族のゾンビです。


・グロテスクな突然変異種(ジュラシックパーク)

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昨年より登場した、体中虫だらけの気持ち悪いソンビ。昨年は登場リストにはあったものの実際に出現する事は少なかったようで、レアキャラでありました。


○ゾンビ・デ・ダンス

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例年の「ゾンビ·モブ」より改題。昨年からあった「ゲストも一緒に輪に入って踊る」がピックアップされています。
ダンスの動画はこちら。


これだけは例年通り「パリピ(パーティー·ピープル)な若者のハロウィン」の印象が強いですね。

「ピューロハロウィーンパーティ2018」 (サンリオピューロランド)

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今月9月14日から始まったサンリオピューロランドのハロウィンイベント「ピューロハロウィーンパーティ」に行ってきました。
と言っても用事の合間に寄ったため、実際に体験したのは「暗闇のサンリオキャラクターボートライド」だけなのですが。

「ピューロハロウィーンパーティ」特設サイト
https://www.puroland.jp/2018_halloween/


今回は目的の下記3つのホラー系アトラクションについて紹介。

○「暗闇のサンリオキャラクターボートライド」
サンリオのキャラクタ-達が勢揃いするメルヘンなライドが、ハロウィン期間中(の夕方から)は普段とはまるで違う雰囲気のホラーバージョンに。

通常版の「サンリオキャラクターボートライド」。ハロウィン期間中はイベント限定の装飾がされています。
https://www.youtube.com/watch?v=k9KA-v817HI

この写真のよう、既に乗り場からして暗いですが、アトラクション内部もこんな感じで終始暗いです。

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いつもの明るい音楽は一切なく、シーンと静まり返った中を進んでいきます。

序盤は暗いながら非常口等の灯りでうっすらとサンリオのキャラクターは見えていて、これが止まっているのではなく「動いて」いるのが凄く不気味。逆に灯りが一切なく、何も見えない「真の暗闇」を進む場面もあります。これが結構長くて怖かった。

そして全体で3ヶ所ほど、コース脇にピエロに扮したアクターが潜んでいて奇声を上げる、斧やチェーンソーなど凶器を振りかざす(なぜかブロワー持っている奴もいた)等して脅かしてきます。出現場所は大体検討がつくとはいえ、やはりアクターでの脅かしは怖いです。

メルヘンな世界を暗闇にするというギャップが新鮮で脅かしも本格的なものの、全体的に演出が少なめでもうちょっと仕掛け(人形や映像など)があっても良いなぁとは思いました。これ以上怖くしちゃうと元々の客層とかけ離れてしまうのもあるかもしれないですが。

・待ち時間について
通常版も回転率が悪いため、平日でも20~30分待ちは出るアトラクションですが、このホラーバージョンはもっと人気で給仕は60分以上の待ち時間は出ます。自分が行った日は9月の三連休の合間でいつもより混雑していた平日だったので、17時半頃90分待ちでした。

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通常の平日でもイベント開始時間直後に行かないと40分待ちぐらいにはなるようです。通常、閉館30分前まで待ち時間の長さに関わらず(限度はあるのでしょうが)受付をするみたい。

1人500円の「ピューロパス」だとさくっと乗れるのでおすすめ。ピューロパスはアトラクション乗り場先にある「ライドフォト売場」で発売しています。


○「レディキティハウス ~ホラーバージョン~」
キャラクターグリーティング施設?もホラー仕様に。脅かし系はなさそうだけど、こちらは結構怖めの装飾が多い。
https://www.youtube.com/watch?v=FOcdNnv17aM


○「ゴーストピエロのスニーキングホラーハウス」

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ウォークスルータイプのお化け屋敷。ピエロに見つからないように進むミッションがあるようです。実施は休日のみで、17時半~18時と正味30分間の営業のため、早めに行かないとすぐ受付終了になります。これもピューロパスを販売しており、こちらの場合は絶対買っておいた方が良いでしょう。

しかし、最近のホラー系アトラクション・イベントはこんな感じに「内容に興味はある」けど、回転が悪くて混雑するため「長時間待って(或いは有料の優先券を追加購入して)までやるまでは・・・」と思うのが非常に多いんだよなぁ。


なお、このアトラクションの企画は方南町お化け屋敷「オバケン」http://obakensan.com/が協力しています。「暗闇のサンリオボートライド」と「レディキティハウス」にも関わっているのかは不明。


○余談:「ピューロランド」について
こちらWikipediaには、本施設の成り立ち・歴史が詳細に記載されています。かつては「サンリオのお荷物」と言われた程の低迷期がありましたが、現在はショーアトラクションやグリーティングを中心に高い評価を得て、人気を博しています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89

なお、施設の環境演出にはディズニーランド・シー、USJ(ハリーポッターも含む)の造形演出にも関わった「株式会社ムラヤマ」が手掛けています。
http://www.murayama.co.jp/service/architecture/case.html

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「ナンジャ怨霊フェス2018 増恐」(ナンジャタウン)

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2018年7月27日(金)よりナンジャタウンで実施している特別イベント「ナンジャ怨霊フェス2018」、9月17日(月)で終了予定でしたが翌週22日(土)より一部のコンテンツがバージョンアップ、28日(金)より新コンテンツが追加されて11月4日(日)まで延長開催されることになりました(※期間中の金、土、日、祝日の開催)。

イベントタイトルも「~増恐~」がついています。

○バージョンアップされたコンテンツ

もののけ番外地に怨霊出現!

「夏より怨霊達が凶暴化!」ということですが、見た限り劇的に変化している感じではありませんでした。ただ、凶器や生首を持った怨霊が増えたり、しつこく追いかけてくるやつもいたり、アトラクション待ち列にも侵入してきたりと、脅かし方がアグレッシブになっています。
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・お化け屋敷「ダルマサマ」

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ナンジャタウンとしては2014年に終了した「怨念旅館」以来4年ぶりのお化け屋敷系アトラクション、そして初のアクター演出ありのハードなお化け屋敷。日中「妖怪ウォッチ アトラクション」の場所ですが、「キャラクターパネル」は全て上から張り紙やカーテンにて隠されていました。

9月22日(土)より「増恐」となり、演出の追加・強化が行われています。


舞台の設定は「寂れた神社」、昔1人の少女が神社の石階段から落ち、まるで「ダルマ」みたいに、血で真っ赤に染まって亡くなった事故があった場所。その少女の供養のために神社へ向かいます。

※ネタバレ注意

入口にて、「紙の襷」を渡されます。中で登場する、上記の少女の霊「ダルマサマ」がこちらを見ている時に動いてしまうと、襷を切られてしまう。最後まで襷を切られないように進むと供養成功です。

最初の部屋(妖怪ウォッチではウィスパーの説明映像を見る部屋)で音声にてストーリーを聞き、その先から真っ暗な道となり、所々死体の人形が転がっています。途中の扉からはアクターが登場したりします。
「増恐」ではさらにアクターが扉から出てきて、しばらく追いかけてきました。耳元で囁かれたりするのが怖い。

通常版の「妖怪に食べ物を与えるミッション」の場所にて、目の前に「ダルマサマ」がいます。前述のミッションはここで行われ、ダルマサマがこちらを見ている時は動いてはいけません。
当初は通路の先にいて「だるまさんがころんだ」に合わせて振り向く形でしたが、「増恐」ではこちら側まで歩いてきて、狭い通路ですれ違うような演出になりました。ここでも耳元で囁いてきたりする。

通常版「赤鬼との対決」では、モニターに惨殺された遺体の数々が映り、「あと2人、あと1人…」と数える声も。その先は通路の左右に死体がぶら下がっています。
「増恐」ではモニターがなくなり、ここにも「ダルマサマ」が登場します。
ここのダルマサマは手にハサミと生首を持ち、目の前で生首の顔を剥ぐ!そしてハサミを耳元で鳴らして「お前の顔も剥いでやろうか…」。


最後のシーンでは、「あなた」と書かれた人形があり、その奥から…。
アクターがカーテンの奥から出て、ハサミで人形の首を切り持ち上げてきます。

なお、ミッションに成功しても(紙の襷を破られなくても)特に何が貰えるなどはありませんでした(スタッフからは単純に褒められる)。


○新コンテンツ

「こっくりさん・ザ・リアル」

9月28日(金)よりスタート。「もののけ探検隊」の一角おろちの場所で実施されるようです。「こっくりさん」を実行し、そして起こる怪奇現象を体験するサウンド+α?のアトラクション。

なお、アトラクションとはいえ「こっくりさん」をやるのはオカルトの観点からも、科学の観点(自己暗示)からもかなり危険な行為なのですが、ここでは実際にやるのでしょうか・・・?

ホラー水族館「七人ミサキ」

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2016年2017年に続き、今年もサンシャイン水族館にて特別イベントホラー水族館が開催されています。

昨年度は後半、普通のお化け屋敷のような演出が取り入れられましたが、今回はより一層恐怖を煽る演出、そしてアクターの迫力ある脅かしがたくさんあり、恐怖度は五味プロデューサーの他の(東京ドームシティなどの)お化け屋敷並に高くなっています。

今回のテーマは「七人ミサキ」、呪われた運命故に不幸の中で亡くなった女性による、復讐劇を体験します。

○「ホラー水族館」内容

基本的な概要は例年通り、入口で渡される音声ガイダンスを館内の看板にかざしてストーリーを聞きながら進みます。ただし、今年は中で使う「御札」が1グループ1枚渡される。

暗い館内にて水槽が怪しく照らし出され、そして魚たちに混ざって人間(人形)の顔も浮かんでいる···。今回は大水槽の前に並んだ人形の間を通ったりと、1階から恐怖倍増です。
昔、代々「七人ミサキ」の塚を守る家に生まれた少女がいた。この家に生まれた者は他の血を交えることはできないのが掟、つまり生涯結婚ができない。だが彼女には好きな男性がいた。

彼女は掟を破り、男性と駆け落ちを決意する。しかし、他の七人ミサキを守る家の女達により、「七人ミサキの掟を守るため」彼女は殺された。亡骸は海の沖へ沖へ流されて・・・。
だが、潮の流れが変わり彼女は陸地に戻った。そして彼女は「七人ミサキ」になり、自分を殺した女達に復讐を果たす。

でも彼女が殺したのは「6人」、自分が七人ミサキから解放されるためにはあと1人殺さなければならない・・・。7人目は、御札を持っているお前だ!

昨年度と同様、音声ガイダンスは1階部分のみで、後半の2階は「普通にお化け屋敷」のようになります。

2階ではあるミッションを与えられます。それは「鐘の音がしたら、動いてはいけない」というもの。暗い水族館に鐘の音が響くとき、起こることは・・・(以下、反転)。
鐘の音がしてピタッと止まっていると、奥から人魚(特殊メイクをしたアクター2人)が現れ、ライトを持ってかなり至近距離まで近づいてきます。

最後に強烈な仕掛けがありますが、これは入ってからのお楽しみに・・・(以下、反転)。
さすがに詳細は伏せますが、尾ひれをつけた人魚(アクター)の脅かしがあります。

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○感想

よみうりランド「ハロウィンイベント2018」まとめ

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よみうりランドにて9月29日(土)から始まったハロウィンイベントについて、情報をまとめました。園内に「ゾンビ」が出現するイベントにアトラクションのハロウィンバージョンなど、内容盛り沢山です。

イベント特設ページ

○ゾンビ出現イベント「ゾンビ大量感染中」

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10月末までの土日祝では、園内の一部(ジュラシックカーやお化け屋敷があるエリア)に17時よりアクター演じるゾンビが登場します。

竹馬による長身のゾンビやパフォーマンスを行う大道芸人型のゾンビ等も出現する、らしい。


最後、閉園間際の19時50分頃からはお化け屋敷横のステージでゾンビ達のダンスが披露されます。
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ゾンビ出現のイベントに合わせて、謎解きイベントも開催。まずはこの看板の謎を解いて分かる場所に行き、そこで次の指示に従って、を繰り返す形式。
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○ハロウィンバージョンのアトラクション

7つのアトラクションがハロウィン特別仕様に。飾り付け等のちょっとした変化から、いつもとまるで内容が異なるものまで様々。

お化け屋敷「ゾンビナイトフィーバー」
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よみうりランドのお化け屋敷はシーズン毎に内容が変わりますが、今回は本イベントに合わせてゾンビが登場するお化け屋敷に。ロウソク型のライトを持って進みます。

タイトル通り内部ではゾンビが大量にいますが、グロテスクな表現は少なく怖さは控えめ。アクターもいないかも。

「スピンランウェイ」
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コースターの車両に、なんとゾンビ(の人形)が乗っているものが登場します(ゾンビあり、なしで乗り場で列が分かれます)。後半の音楽も今回用のものに。

さらに、17時以降は内部の照明が消されるダークバージョンに。

「カスタムガレージ」
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コースにてハロウィンの飾り、そして音や光(雷鳴)、風の仕掛けがあります。こちらも17時からダークバージョンになります。

「ヒーロートレーニングセンター」
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17時以降、通常版とは異なり内部を巡って謎を解くアトラクションに。

ちえくらべ「たまゴロー」

17時以降、エリア内に設置された看板等の問題を解くタイプに。

「ミルキーウェイ」
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こちらは他と趣向が異なり、「後ろ向き」になった座席が4席登場。実際に乗ってみましたが、USJの「ハリウッドドリーム バックドロップ」と同様、前向きとは異なる不思議な感覚が味わえます。そしてとても酔いやすいです。

なので決して楽しいものではなく、しかも4席しかないので場合によっては長蛇の列になるかも。

「わんぱく鉄道オリバー」
ハロウィンの装飾とストーリー設定。


○ハロウィン限定の売店

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バンデット下の売店が特別仕様。17時以降は定員もゾンビになるらしい。

この他、園内各所の店舗でもハロウィン限定フードが登場します。

○10月11日からは「ジュエルミネーション」スタート

今年で9回目となるよみうりランド「ジュエルミネーション」。今回は全てのエリアでイルミネーションが一新され、新鮮な光景を楽しめます。

ジュエルミネーション2018


なので10月11日〜31日は、日によってはイルミネーションの中にゾンビがいるという、不思議な風景が広がるかも。
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