東京ドームシティアトラクションズにて、今年2018年9月2日をもってアトラクション「トウキョウパニッククルーズ」、「ルパン三世 迷宮の罠」が終了し現在一部閉鎖となっているエリア「ジオポリス」に、新たなアトラクションが2つ導入されることが本日11月20日(火)正式発表されました。2009年4月以来の、2回目のジオポリス全面リニューアルになります(しかも丁度前回から10年)。
1つは「屋内型コースター」、もう1つは「シューティングアトラクション」です。
公式リリース
○新アトラクション
・パニックコースター「バックダーン」
屋内型ファミリーコースター。暗闇走行や照明、映像演出など屋内ならではの特殊効果がある他、最大の特徴は「1週目は前向き、2週目は後ろ向き」で走るというところ。メーカーは不明(※)ですが、そのような仕様のコースターは聞いたことがないので、非常に特色のあるコースターになりそうです。ただ、立地や「ファミリーコースター」とあることからスリル面では期待できないかも。
なお、タイトルの「バックダーン」は映像に爆弾が破裂する演出と、後ろ向き「バック」を掛けた言葉と思われます。早速「ダサい」という声もちらほら聞こえていますが・・・。
なお、タイトルの「バックダーン」は映像に爆弾が破裂する演出と、後ろ向き「バック」を掛けた言葉と思われます。早速「ダサい」という声もちらほら聞こえていますが・・・。
※参考までに、高飛車や激音ライブコースター、スピンランウェィ等のメーカー「ゲルシュトラウアー社」のコースターには、「2周目後ろ向きに逆走するコースター」や、「駅舎に着いたら後ろ向きで別コースに行くコースター」があります。後者はリリースにある演出に当てはめられそうなので、実はこのタイプなんじゃないかと個人的には思っています。もしかしたら、360度スピンの車両を前向き、後ろ向きに制御するカスタム仕様なのかも?
なんとなくですが、「トウキョウパニッククルーズ」の跡地、造形を再利用するような気がします。
以前、アトラクション事業を手掛ける企業「渡邉油化」(ジョイポリスのツアーアトラクション等が有名)サイト内の事業紹介に、「日本初世界最新鋭システムが三位一体となったアトラクションが東京ドームにやって来る」、最新投影技術を用いたプレショー+4Dダークライド+新感覚コースターの3つの要素がある「4Dダークライド型トアイアスロンコースター」と掲載されていました。現在は削除されており(情報の先出しをしてしまったので問題になったらしい)、こちらのツイッターにて当時の掲載内容を見る事ができます。
この「バックダーン」が掲載内容に一致するかは分かりませんが、いろいろと派手な演出が楽しめそうなアトラクションと期待できます。
この「バックダーン」が掲載内容に一致するかは分かりませんが、いろいろと派手な演出が楽しめそうなアトラクションと期待できます。
・3Dシューティング「ガンガンバトラーズ」
3Dグラスをかけ、映像と連動して動くシートに座って行うシューティングアトラクション。上記リリ-スの写真からだと、今年3月に那須ハイランドパークにオープンした「XDライド シューティング」と同じかなと思いましたが、なんか別物のアトラクションのような気がします。そして、これも「トウキョウパニッククルーズ」のライド、3Dグラスを流用するような気がすんだよなぁ・・・
噂だとこれも「渡邉油化」が関わるようで、そうだとしたらジョイポリスの「パイレーツプランダー」のようなアトラクションになるのかな?
なお、今回の2機種新アトラクションオープンに伴い、2019年3月23日よりワンデーパスやナイト割引パスなど各チケットが300円程値上げになります。
2018年9月15日はリニューアル工事の作業員7人が一酸化炭素中毒になる事故が発生する、上記の渡邉油化の情報漏洩など、なにかとトラブルが起こっている今回のリニューアルですが、如何せん無事オープンして東京ドームシティがもっと魅力ある施設になると、期待したいですね。