今月9月14日から始まったサンリオピューロランドのハロウィンイベント「ピューロハロウィーンパーティ」に行ってきました。
と言っても用事の合間に寄ったため、実際に体験したのは「暗闇のサンリオキャラクターボートライド」だけなのですが。
「ピューロハロウィーンパーティ」特設サイト
https://www.puroland.jp/2018_halloween/
今回は目的の下記3つのホラー系アトラクションについて紹介。
○「暗闇のサンリオキャラクターボートライド」
サンリオのキャラクタ-達が勢揃いするメルヘンなライドが、ハロウィン期間中(の夕方から)は普段とはまるで違う雰囲気のホラーバージョンに。
通常版の「サンリオキャラクターボートライド」。ハロウィン期間中はイベント限定の装飾がされています。
https://www.youtube.com/watch?v=k9KA-v817HI
この写真のよう、既に乗り場からして暗いですが、アトラクション内部もこんな感じで終始暗いです。
いつもの明るい音楽は一切なく、シーンと静まり返った中を進んでいきます。
序盤は暗いながら非常口等の灯りでうっすらとサンリオのキャラクターは見えていて、これが止まっているのではなく「動いて」いるのが凄く不気味。逆に灯りが一切なく、何も見えない「真の暗闇」を進む場面もあります。これが結構長くて怖かった。
そして全体で3ヶ所ほど、コース脇にピエロに扮したアクターが潜んでいて奇声を上げる、斧やチェーンソーなど凶器を振りかざす(なぜかブロワー持っている奴もいた)等して脅かしてきます。出現場所は大体検討がつくとはいえ、やはりアクターでの脅かしは怖いです。
メルヘンな世界を暗闇にするというギャップが新鮮で脅かしも本格的なものの、全体的に演出が少なめでもうちょっと仕掛け(人形や映像など)があっても良いなぁとは思いました。これ以上怖くしちゃうと元々の客層とかけ離れてしまうのもあるかもしれないですが。
・待ち時間について
通常版も回転率が悪いため、平日でも20~30分待ちは出るアトラクションですが、このホラーバージョンはもっと人気で給仕は60分以上の待ち時間は出ます。自分が行った日は9月の三連休の合間でいつもより混雑していた平日だったので、17時半頃90分待ちでした。
通常の平日でもイベント開始時間直後に行かないと40分待ちぐらいにはなるようです。通常、閉館30分前まで待ち時間の長さに関わらず(限度はあるのでしょうが)受付をするみたい。
1人500円の「ピューロパス」だとさくっと乗れるのでおすすめ。ピューロパスはアトラクション乗り場先にある「ライドフォト売場」で発売しています。
○「レディキティハウス ~ホラーバージョン~」
キャラクターグリーティング施設?もホラー仕様に。脅かし系はなさそうだけど、こちらは結構怖めの装飾が多い。
https://www.youtube.com/watch?v=FOcdNnv17aM
○「ゴーストピエロのスニーキングホラーハウス」
ウォークスルータイプのお化け屋敷。ピエロに見つからないように進むミッションがあるようです。実施は休日のみで、17時半~18時と正味30分間の営業のため、早めに行かないとすぐ受付終了になります。これもピューロパスを販売しており、こちらの場合は絶対買っておいた方が良いでしょう。
しかし、最近のホラー系アトラクション・イベントはこんな感じに「内容に興味はある」けど、回転が悪くて混雑するため「長時間待って(或いは有料の優先券を追加購入して)までやるまでは・・・」と思うのが非常に多いんだよなぁ。
なお、このアトラクションの企画は方南町お化け屋敷「オバケン」http://obakensan.com/が協力しています。「暗闇のサンリオボートライド」と「レディキティハウス」にも関わっているのかは不明。
○余談:「ピューロランド」について
こちらWikipediaには、本施設の成り立ち・歴史が詳細に記載されています。かつては「サンリオのお荷物」と言われた程の低迷期がありましたが、現在はショーアトラクションやグリーティングを中心に高い評価を得て、人気を博しています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89
なお、施設の環境演出にはディズニーランド・シー、USJ(ハリーポッターも含む)の造形演出にも関わった「株式会社ムラヤマ」が手掛けています。
http://www.murayama.co.jp/service/architecture/case.html