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Channel: アミューズメント レビュー
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「サイレンス・イン・ザ・ゴーストシップ」 (USJ)

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こちらは今年のUSJハロウィーン・ホラーナイトのホラーアトラクションで、「大人ハロウィン」コンテンツの一つになります。

沈没した豪華客船を舞台に、「音を立ててはいけない」という新感覚の設定があります。


待ち列のスクリーンには、かつての豪華客船の様子、そして沈没する瞬間までの映像が映し出されます(※凄くリアルだったので、もしかしたらあのタイタニック号の本物の記録映像かも?真っ二つに折れて沈没するのも一緒だし···)。

そして、1人1つ「船の招待状」が配られます。招待状はシールになっていて、服の袖に貼って進みます。ただ、特にこれが活用されることはなかった(後述)。

○アトラクション内容(※ネタバレ注意)

カーテンの奥には、船の入口が。この船が非常に凝って作られててリアリティ抜群です。人によっては「ディズニーシーにある船(S.S.コロンビア号)みたい」という方も。
よく見ると、船入口の壁にはたくさんの顔のような物が浮かび上がっている···。

入口には船の従業員?(スタッフ)がいて、「船には沈没によって亡くなった船員、乗客の亡霊たちが彷徨っている。奴らは音に反応するから、決して音を出すな」と警告します。

内部は船の廊下や客室を始め、大階段(階段には登れないけど)、たくさんのテーブルが並んだレストラン、パーティードレスが並ぶドレスルームなど、これまた内装も凝っている。そして何箇所か分かれ道もあって、それぞれ道を選びながら進みます。

亡霊たちのアクターは他のホラーメイズのアクターとは脅かし方が根本的に異なり、突然飛び出してくるのではなく最初から客側の通路に出ていて自由に徘徊している。そして、設定にあるよう音がする方向に反応するようにパフォーマンスを行っています。

最後は何人かに区切って船長室?部屋に入る。船長?が蘇る時、なぜか雨が···。

最後、外に出るまで油断はしない方が良いかも。



上記のよう船の外観や内装はこれ以上にないくらい造り込まれていて、流石といったところです。
ただ、「音を立ててはいけない」という設定が殆ど活かせていない(効果的に使われていない)ので、これで「新感覚のホラーアトラクション」は言い過ぎだと思います(普通のホラーアトラクションとしては良作です)。

何より一番の謎は、「袖に貼る招待状」は何のためにあるのかという事ですね。最初亡霊が招待状を狙ってくるのかなと思ってたら、そんな事はなかったし。もしかしたら出来なかったかもしれませんが。


そう言う訳でいろいろと未知数なホラーアトラクションですが、開始2日目にしてちょっと案内方法が変わるなど、早速変化があったようなので、今後どんどんブラッシュアップされるのかも。

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