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「【アメリカ・カリフォルニア】テーマパーク旅行ガイド(後編)」

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前回の準備(前編)①~④にて航空券、ホテル、現地の移動手段まで決まりました。こちら(後編)では、その他細かい事を、時系列順に並べます。

◎出発の1ヵ月前までに

⑤「パスポートの申請 or 期限確認」

パスポートの発行は1週間程度ですが、戸籍を取るなどなんだかんだで時間がかかるのでなるべく早めに。また既にパスポートを持っている方も、有効期限を改めて確認。多くの国では「有効期限3ヶ月~6ヶ月以上」となっているので、期限が近かったら早めに更新(残り期限1年を切ったら更新できる)すると間際でドタバタしません。

⑥「クレジットカードの発行&設定の確認」

アメリカはカード社会、ホテルやレンタカー等の支払いの際にはクレジットカード払いじゃないと(現金払いだと)「1日100ドルの補償金を支払う(テポジットではなく支払い)必要あり」など、カードを持っていないとかなり不便です。
既にカードを持っている方でも、違う銘柄のカードを含め2~3枚用意しておくとさらに安心。

⑦「ESTAの申請」(アメリカ渡航)

アメリカの渡航には「ESTA」という電子認証システムの登録が義務付けられています。リンク先の公式サイト(日本語も対応)で各自申請を(検索するといろいろとサイトが出てきますが、これが公式サイトです)。費用は1人14ドル、クレジットカードのみの対応なので注意。旅行代理店等で代理申請も可能ですがそれなりにプラス費用はかかります。

以前は申請後すぐに「承認」が出ていたEASTですが、最近(2017年トランプ政権になってから)は審査が少々厳しくなっているのか、すぐに回答が出ない(「保留」となる)も多いので、気長に待ちましょう。72時間以内には必ず回答が出ます。
なお、万が一「拒否」になってしまった場合は、アメリカ大使館にてビザの申請が必要です。もう一度ESTAを申請しても、「拒否」が出た方は今後まず承認は下りません。

◎出発の1週間前までに

⑧「海外旅行保険」

海外旅行に行くときは必ず保険に加入、そうしておけば現地でのケガ・病気、持ち物の盗難、飛行機の遅延などで発生した金額的な損害はカバーすることができます。
なお「海外で診察を受けると何百万円も請求が来る」というのはよく聞くと思いますが、具体的に「いくらぐらい保証できるプランが良いのか」というと、目安として「治療費300万円」です。

⑨「モバイルWiFiをレンタル」

携帯電話各社から海外定額プランもありますが、モバイルWiFiの方が格安です。海外では日本以上にフリーWiFiの環境が整っていますが、それでも自由に使えるよう1台は持って行った方が良いと思います。

モバイルWiFiをネットで予約するときは、必ず「トラベルコ」等の比較サイトから検索してアクセス→予約をしましょう。通常価格より半額ぐらいになったりします。

⑩「外貨両替」

アメリカドル(とユーロ)であれば「日本で両替した方がレートが良い」ので、銀行等で両替を。両替する金額は交通費やチップ代などで1人30~50ドルあれば十分(1ドル札を多めに)で、後は前述のようアメリカはカード社会なので、支払いはカードですれば手間いらずです。

カフェで1杯のコーヒーの支払いにクレジットカードを使う、コンビニの支払いもクレジットカードで、日本ではちょっと不自然に思えるかもしれまえんが、アメリカでは普通に行えます。

⑪テーマパークのチケットを購入

アメリカのパークはWeb上でチケットを購入すると当日窓口に並ぶのを省けるだけでなく、価格自体も現地で買うより20%前後、なかには半額近く安く買えるので、なるべく日本で事前購入を。ただし、基本購入後の払い戻しはできないので、あんまり早く買っちゃうとリスクになります。

詳しくは「【アメリカ・カリフォルニア】テーマパークの基本情報まとめ」にて。

◎出発当日までに覚えること

準備が整ったら、あとは出発の日を待つのみですが、その前に下記の事を覚えておくと、現地でより深く楽しめます。

・現地の「警察署」の場所を確認する
現地で盗難にあった場合、保険金申請のためには現地警察にて「盗難証明書」を発行してもらうのが必須(パスポート盗難も下記の日本大使館手続きの前に盗難証明書が必要)。なので場所や行き方を調べておきます。
ちなみに、ディズニーランド周辺(アナハイム)だと3~4km先にある「Anaheim Police Department」

・「日本大使館(領事館)」の場所を確認する
「パスポート」の盗難にあった場合は、日本大使館でパスポートの再発行、もしくは「渡航のための申請書」の発行が必要です。実際パスポート盗難・紛失の際は保険会社に連絡してアドバイスを貰うことになるかと思いますが、念のため事前に場所や必要書類などを確認しておくと、落ち着いて行動できます。

なお、大使館は基本平日のみ開館です。なので極論を言うと、帰国日は(現地)平日になるようにした方が良いのかも。

大使館は「パスポート」関係だけでなく、いざという時の緊急避難にも使えます。例えば「カードを含む所持金を全て無くした」など、どうしようもない場合は大使館に飛び込んで助けを求めるしかありません。あとで「注意不足、日本人の恥だ」と後ろ指を指されるかもしれませんが、緊急事態では「恥も外聞も捨てる」勇気も必要です。

・パスポートの番号、クレジットカードの番号・連絡先を控える
上記に関係しますが、パスポートの番号を控える(コピーをとっておく)とスムーズに手続きが行えます。また、クレジットカード紛失時はすぐカード会社に連絡する必要があるので、連絡先と「自分のカード番号」を控えておきます。

控えは紙に番号をメモする他、スマホでパスポート・クレジットカードを撮影しておくと良いかも。

・スマホにあるアプリを確認する
例えば海外でも役立つ「Google Map」や「Line」、いざという時の「翻訳アプリ」などが入っているか。

・当日の移動手段を確認する
空港(日本、海外)で乗る飛行機のターミナルや現地での交通手段の道順など。余裕があれば空港にある施設レストラン、ショップを調べておくのも良い。

意外と忘れがちなのが、日本出発時の自宅~空港までの交通手段。電車の時間などを調べて搭乗時間には絶対に遅れないように。目安は「搭乗時間の3時間前に到着」(※)です。
※空港までの電車は、遅延が発生しても空港との取り決め(?)により、やむを得ない場合を除いて2時間以上は遅延しないようになっているようです。また車で行く場合もどんなに渋滞していても「2時間以上遅れる」というのはまずない。多くの媒体で「空港へは搭乗時間の3時間前に」と言っているのはそのためです。

・現地テーマパークのマップを確認
公式サイト、後述のアプリ等でパークのマップを確認し、ざっくりで良いので頭に入れておきます。
「ディズニーランド」公式アプリではマップを確認できる他、リアルタイムのアトラクション待ち時間やチケットの購入もできるので便利。ただ、日本からでは通常の方法ではインストールできないようなので、インストール方法はこちらのサイトを参照。

上記の方法で「sixflags」や「Knott's Berry Farm」も検索→インストールできます。

・「チップの方法」を学ぶ
日本では馴染みのない「チップ」の習慣。チップがあることは知っていても「お釣りをサービスする」ぐらいと思っている方や、中には「海外旅行者は別にやらなくても良いのでは」と認識している方も多いなど、あまり認知は進んでいません。現地でトラブルを起こさないためにも、こちらのサイト等で学んでおきます。

・「時差ぼけ対策」を学ぶ
アメリカは日本と半日ずれているので、多くの方が「時差ぼけ」に悩まされます。ちゃんと対策をしないと単に「不規則な生活、寝不足で眠い」とかじゃなく、体調を崩して旅行中楽しめなくなるという事態になりかねない。
時差ぼけ対策についてはこちらのサイトなどを。


以上で旅行に用意しておく調べもの・物の準備は終わりました。後は体調管理に気を付け、旅行当日を迎えるまでです。

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