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「【アメリカ・カリフォルニア】テーマパーク旅行ガイド(前編)」

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※2018年1月30日改訂版

世界で最初にできた本家「ディズニーランド」、同じく本家「ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド」、ジェットコースターの聖地「シックスフラッグス・マジックマウンテン」など世界的に有名なテーマパークが揃う『アメリカ・カリフォルニア州』。

行き方や準備すること、注意点などについてまとめました(昨年2017年11月に作成したものの改訂版です)。

◎カリフォルニアにある主なテーマパーク

○「ディズニーランド・リゾート」(ディズニーランド、ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー)   アナハイム

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1955年7月にオープンした、世界で最初のディズニーパーク。東京ディズニーランドと似た構成の「ディズニーランド」と、絶叫マシンが揃っている「ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー」の2パークあります。

○「ナッツベリーファーム」  アナハイム

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ディズニーランド近くにある老舗遊園地。子供から大人まで楽しめるアトラクションがたくさん。

○「ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド」   ハリウッド

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1964年にオープンした世界で最初のユニバーサル・スタジオ・パーク。「映画の表と裏を見せる」というコンセプトで、60分間の「スタジオ・トラム・ツアー」は世界でここだけのアトラクションです。

○「シックスフラッグス・マジックマウンテン」 

イメージ 4

言わずと知れたジェットコースターの聖地で、様々な規格外のコースターが18機種も。

◎旅行の準備(前編)

①行く時期を決める
②航空券を購入
③ホテルを決める
※航空券はキャンセルができないので、実際は航空券が購入できるか調べる→ホテルを予約する(ホテルは直前までキャンセル料がかからない)→航空券を購入の流れで

④移動手段を決める

①行く時期を決める

 「いつ行くのか」を決める要素としては現地パークのイベント、混雑度合いなどがあります。また後述の航空券やホテルの価格もシーズンによって変動します。
・テーマパーク シーズナルイベント(大まか)
1月下旬~2月上旬:ディズニーランドで春節(旧正月)(Lunar New Year)イベント
4月上旬~中旬:各パーク イースターイベント
7月~8月:各パーク 新アトラクションオープンの時期
9月中旬~10月:各パーク ハロウィンイベント ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドでは「ハロウィーン・ホラーナイト」、ナッツ・ベリーファームでは「ナッツ・スケアリー・ファーム」など、大規模な夜間ホラーイベントを実施。
11月上旬~12月:各パーク クリスマス(ホリデー)イベント

・現地テーマパークの混雑時期
年末年始、3月中旬~4月中旬(春休み)、5月下旬~8月下旬(現地では卒業休みシーズン~夏休みになる)、ハロウィンやクリスマスの土日、11月下旬の連休(サンクスビギング) 

この他、アメリカの場合日本より祝日が少ないので、祝日があって3連休になる週末やその後の平日も続けて休みを取る場合が多いので、多少混雑します。アメリカの祝日 

より詳しい混雑予想は、こちらのサイト等を参照。Google等で検索するキーワードは「disneyland crowd calendar」です。
※上記サイト等では日毎に細かく混雑予想が出ていますが、上記のような「特別混雑する日」以外はあまり気にしなくて良いかもしれません。というのも例え予想サイトで「混雑」となっている日でも午前中と夜は空いています(ただしアメリカ人は夜型なので日本程は空かない)し、混雑する日中~夕方でも主要アトラクションは「平均60分、ピークで90~120分待ち」ぐらいなので、東京ディズニーランド・シーに慣れ親しんだ日本人の感覚だとあまり気にならないからです。

逆に空いている時期(閑散期)は1月中旬~3月中旬の平日(日本とほぼ同じ)、9月~11月の平日。ただしディズニーランドの場合、閑散期は「営業時間が短い」、「パレードや花火(キャッスル・ナイトショー)が金土日のみ実施」、「アトラクションの休止が多い(※特に1月)」など、日本以上にデメリットが多いのにも留意。

ディズニーランドのアトラクション休止情報はこちらのサイト(英語)などを参照。表記の「TBD」とはしばらくの間(期間が分からない)という意味です。
※アメリカは日本のように半年~1年先のスケジュールを発表したりはしません。タイミングによっては来月以降のスケジュール発表が2~3日前、その際いきなりアトラクションがしばらく休止、もしくはクローズとか平気で言ったりもします。

※1月は「ジャングルクルーズ」、「ホーンテッドマンション」、「イッツア・スモールワールド」(クリスマス→通常の切り替え)、「スプラッシュマウンテン」(定期的な点検)で毎年休止になる他、5月~夏にアトラクションリニューアルがある場合、当該アトラクションが終了になるのもこの時期です(2017年だと「タワー・オブ・テラー」→「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」、2018年は「カリフォルニア・スクリーミン」を含むエリア「パラダイス・ピア」→「ピクサー・ピア」など)。

②航空券を決める

・航空券の価格変動(参考値)
航空券の安い時期(1人6~7万円で行けることも!):1月中旬~2月、5月GW明け~6月上旬、9月下旬~10月
航空券の高い時期(1人15万円前後、お盆前だと20万円にも!):4月下旬~5月GW、7月~8月、11月~12月

①と②をまとめて考慮すると、「9月~10月」あたりに行くのが航空券も安めで現地の気候も良い、ハロウィンイベントが楽しめ10月の週末でなければ割と空いていると、一番のベストシーズンと言えるかもしれません。

③ホテルを決める

まず、各パークの位置関係はこちらになります。
イメージ 5

ロサンゼルス国際空港からアナハイム、ハリウッドへは「スーパーシャトル」という乗合いタクシーがある(1人チップ込みで20ドルほど)のでそれが使えるのですが、問題はアナハイム~ハリウッド間及びアナハイム・ハリウッド~シックスフラッグス間です。

方法1「Uber」または「タクシー」

日本でも認知が広まりつつあるUber、アプリを入れておけば現地でもすぐ呼び出せて便利です。車社会のアメリカでは、これが一番効率の良い移動手段なのかな。タクシーはちょっと費用が高い(1時間の距離で100ドルが目安)ですが、Uberなら7~8割ほど押さえられます。
・車でのおよその所要時間
ロサンゼルス国際空港~各地(アナハイム、ハリウッド、シックスフラッグス):1時間
アナハイム~ハリウッド:1時間30分 ※ハリウッド周辺は慢性的に渋滞が発生し、朝はハリウッド方面、夕方ハリウッドから郊外方面が特に混雑する。
ハリウッド~シックスフラッグス:1時間
アナハイム~シックスフラッグス:1時間30分

方法2 「バス」と「電車(地下鉄)」

前述のようアメリカは車社会ではありますが、近年バスと電車が整備されつつあるので、各方面へ行くことも十分可能です。一番のメリットは費用の安さ、一番遠い「アナハイム~シックスフラッグス」でも1人10ドル(1,100円)以下で行けます。デメリットは時間がかかること。上記の車移動の時間+1時間はかかってしまう。また、夜間のバス停でのバス待ちや電車・バス~ホテルの移動は少々治安に不安があるのも十分考える必要ありです。

方法3 「レンタカー」

車社会のアメリカを自分のドライブで自由自在に行動しちゃおうという、ある意味究極の方法です。恐らく多くの方が「アメリカでドライブ!? 絶対無理!! 危険すぎる!国際免許なんか持っていない! と移動手段の候補にすら考えていないと思います。しかし、
国際免許証 → 免許の情報を英語に書き換えるのが主な目的なので、手続だけで取得できる。
ドライブの技術 → 左ハンドル、右車線、アメリカの交通ルールなど未知の世界に思えるが、意外とすぐ慣れる、らしい。
各レンタカー会社とも日本語対応のところが多く、その中でも「アラモレンタカー」だとディズニーランド周辺に営業所があるので「ロサンゼルス国際空港」~「ディズニーランド」(アナハイム)の移動手段にも使えます。
費用は「1日79ドル(8,700円)」(ゴールドプラン)各種保険やガソリン1タンク分の料金までついているので、価格的にもリーズナブルではないでしょうか。アメリカはフリーウェイ(高速道路)は基本無料、街中でも無料で駐車できる場所が多いようです。

何を言おうと、私mr_themeparkのアメリカ旅行(2月下旬予定)はこのレンタカーで回る予定です。実際利用してみて、アメリカでのドライブの様子を確かめてこようと思います。


以上で、大体のプランが決まると思うので、次回(後編)でもっと細かい内容をつめていきます。

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