今年もUSJ「ハロウィーン・ホラーナイト」に行って来ました。諸事情で全部のコンテンツは体験できていませんが、初日の様子をレポートしたいと思います。
○ストリート・ゾンビ(20種類のゾンビ達)
今年の目玉は、園内に出てくるゾンビが過去最多20種類とバラエティ豊かになったこと。ただ、初日の時点では全部は出ていなかったような気もしますが・・・(雨の日限定ゾンビは除いて)。
こちらは新登場の「ピエロ・ゾンビ」。足の長い奴もいたり、お手玉をしているやつもいるようです。
セットでのゾンビ達の演技や、檻の中やスクールバスなどに閉じ込められる演出などは昨年2015年から引き続き登場。
ゾンビ達が踊る「ゾンビ・モブ」も健在。今年も場所によって踊るゾンビの格好や振付が異なります。また曲なんですが「スリラー」はイントロ部分しか使われず、他のヒップホップを中心にメドレー的な曲構成になっています。
そしてゾンビ・モブの新要素として、ストリートでは周辺のゲストも一緒に輪になって踊りに参加すると言う演出ができました。
楽しい演出ではありますが、ここまでクラブ的な演出だとゾンビもちょっと滑稽に感じますね。
○「デッドマンズ・フォレスト ~死の森からの脱出~」
○「カルト・オブ・チャッキー ~チャッキーの狂気病棟~」
○「トラウマ3 ~最悪監禁実験室~」
今回自分は諸事情でまだ未体験。なのでここからは聞いた話なのですが、最初はグループで行動し各部屋で「人体実験」や「虫(本物)がいる死体」などを体験、その後病院内を行動していくシーンがあると、2015年度の初代にウォークスルー部分を追加したような構成みたいです。
体感時間は35分で、途中には「リタイアするか」を確認するポイントもあるらしい。
○「貞子 ~ターミネーター2:3D~」
こちらも例年(2013年~)から変わっていないようです。ただし、メインショーが始まる前に携帯電話の着信音が鳴ったり、映像がちょっと差し替わっていたりと細かい変化はあるらしい。
○所感
実質「新作」と言えるのは3つのホラーメイズで、「20種類のバラエティ豊かなゾンビ」というのが、実際に見るとそんなにインパクトがなかったので、正直新鮮さはなく、昨年と同じようなホラーナイトって感じです。
逆に言えばこれ以上ゾンビ・ストリートに新たな演出を加えるのも厳しいので、この辺りで安定・定番化してきたのも良い傾向なのかもしれませんね。
○その他「ハリーポッターもハロウィーン仕様に」
ハリーポッター・エリアにて、今年は「デスイーター・アタック」は開催されませんが、エリア内にハロウィンの装飾がされました。
○新エリア「ミニオン・パーク」
こちらは今年2017年4月にオープンした「ミニオン(怪盗グルーシリーズ)」のエリア。造形はアメリカ本場のユニバーサルの製作であるため、完成度が非常に高いです。
アトラクション「ミニオン・ハチャメチャライド」。基本的には前作「バック・トゥ・ザ・フューチャー ザ・ライド」のシステムを流用していますが、当然ながら映像の解像度がパワーアップしています。アトラクションストーリーも単なる体感度を重視したシアターライドではなく、映画のストーリーに絡んであってちょっと感動的な内容でした。
さらに余談ですが、シンガポールにある『ユニバーサル・スタジオ・シンガポール』でも「ハロウィーン・ホラーナイト7」が9/29(金)より開催します。