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「カルト•オブ•チャッキー 〜チャッキーの狂気病棟〜」(USJ)

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USJ、今年のホラーナイト新作ホラーメイズの一つ。2014年度から実施されている「チャッキー(映画チャイルドプレイ)」のホラーアトラクションの4年目(第4弾)ですが、今回は今年10月に公開される映画シリーズ最新作「カルト•オブ•チャッキー」をモチーフとし、舞台が「病院」になりました。

これまでの「チャッキー」ホラーメイズの演出を継承しつつ、全く趣向を変えた斬新な演出もあり、新鮮な気持ちで楽しめ、かつ脅かしの完成度が高いです。

場所は以前「妖怪ウォッチ•ザ•リアル」を実施していた場所。

○アトラクション内容
まだ公開されていない映画がモチーフなので設定背景がよく分からないのですが、前述のよう舞台は病院。待ち列は病院建物の外で、メイズは病院に入るところからスタート。

診察室、廊下、2段ベッドが乱雑に並べられた病室と、病院のならではの空間を進む。あちこちからチャッキー、そして患者のお化けが襲いかかってきます。

その先手術室ではチャッキーが患者の腹部を切り刻み、調理室では何者かが人間の臓器をむさぼり食っている。その他汚物まみれのトイレなど悍ましい光景が続く。

後半は病院の機械室なような所に。ここでは黒焦げになったチャッキーが襲ってくる。

最後、病院からの脱出シーンではチャッキーが後ろから、そして前から襲いかかってきます。終わった後も、真の意味で最後まで油断できません。

○感想
チャッキーというよりは病院の空間演出の印象が強く、戦慄迷宮(富士急ハイランド)に入っているような感じさえします。ただ、例年のチャッキーの激しい演出は健在、というかパワーアップしています。

マニアックな話をすると、いくつものお化け役が出る場所が用意されていてどこからかは分からない、(揺かない)人形の中にアクターが混じっている、脅かしが終わったと思って油断したところにまた出てくる、最後の演出のやり方など脅かし方が巧妙で、お化け屋敷に慣れている方も唸らせるような構成の数々です。

空間の演出も合わさって、例年のUSJホラーメイズの中でも抜群の完成度の高さだと思います。

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