以前、当ブログにて「富士急ハイランドを1日で制覇する、攻略ルートプラン」(2016年9月)というのを作成しましたが、2017年7月から「前売り絶叫優先券の導入」、「戦慄迷宮が時間指定券に」、「朝優先入場付きの格安カプセルホテルの登場」など、大きく状況が変わりましたので、改めて富士急ハイランドの攻略方法をまとめます。
○攻略プランの前提条件
・絶叫優先券を購入しない場合は、開園時間の1時間ほど前から入園待ちをし、開園後10分以内に入園する(ホテルの優先入場ならさらに○)。・絶叫優先券を購入する場合は、Web前売りで事前に購入する。
前売り絶叫優先券の導入後、基本的に園内で当日購入するメリットはありません。現状前売りと当日の販売価格は同額のようですし、そもそもでWebで完売している場合は当日販売はないです。さらに、在庫がある場合Web上で30分前まで購入ができるので、待ち時間確認のアプリと併用し、園内で実際の状況を見ながら購入を検討・実施することもできます。
○絶叫優先券購入プラン(お勧め)
現状、休日に富士急ハイランドに行く場合、一番のおすすめが「フリーパス+3アトラクションの絶叫優先券」がセットになった『トリプルスマートフリーパス』を購入して行くことです。時期にもよりますが、価格は9,400円=フリーパス5,300円(Web割引価格)+3アトラクションの絶叫優先券4,100円、こう内訳をみると高い気もしますがそれだけのメリットはあります。また、JR新宿またはJR大宮から発売されている「JR&富士急行線往復切符+フリーパス+3アトラクションの絶叫優先券」のセットもお勧め。このセットで価格は12,000円~13,000円程度です。ただし、これはWebからの申し込み限定で大人2名から販売となるので注意。
ここでは、トリプルスマートパスの中でも一番のお勧めの「ドドンパ+高飛車+絶望要塞2」13:00~15:30のセットを購入した場合を例にします。
○当日の流れ(通常の土日で9時開園~18時閉園を想定)
・前述のよう、事前にトリプルスマートパス「ドドンパ+高飛車+絶望要塞2」を購入(来園の1週間前から購入できるので、天気予報との兼ね合いもあるが、なるべくなら販売開始のタイミングで購入)。時間は13:00~15:30で。・当日、富士急ハイランドに到着したら富士急行線側の第2入園口で開園待ちをする。車(中央道から)で来た場合でも、2~3分距離がありますが第2入園側にも駐車場があります(Google MAP)。
開園の1時間前には並んでいた方が良いです。「カプセルホテル」で優先入場だとさらに良い。通常8:30に入園口及びチケットブースがオープンし、8:50(10分前)に開園となる(アトラクションの営業は開園時間を過ぎてから)。
・9:00(開園) 「ええじゃないか」。開園直後だと長くても30分待ち程度で乗れると思います。
・9:30 「絶凶・戦慄迷宮」を利用する場合は、アトラクション前まで行き「時間指定券」を購入。時間帯は「16時~16時半」を。ただし、戦慄迷宮の前売り絶叫優先券には「利用料1,000円」が含まれています。よって当日価格の+300円~800円程で事前予約ができるということなので、そちらの方がスムーズかも。こちらの場合も、時間帯は価格が200円ほど安くなる閉園2時間程前(16時前後)がお勧め。
利用しない場合は、下記のナガシマスカまで時間がある場合は「絶望要塞2」等で時間つぶしを・・・。
・10:00 「ナガシマスカ」。このアトラクションは開園1時間後からの営業であることが殆どです。夏など暑い時期はかなり混雑するので、営業開始の15分前くらいから並んでた方が良いかも。
・10:30~「クール・ジャッパーン(旧グレード・ザブーン)」。ナガシマスカのポンチョを着たまま移動し、ポンチョ代を節約(一人100円だけど・・・)。その後「リサとガスパールのそらたびにっき(ファミリー向けコースター)」に。このあたりはお好みで。
・11:00頃~ ここで「ええじゃないか」付近のエリアから、フジヤマやドドンパのあるエリア方面に移動します。その道中にある「鉄骨番長」や「テンテコマイ」を、待ち時間が少なかったら利用します。混雑してるなと思ったら無理をせず後回しに。
・12:00頃 「昼食」。立地的に便利なのはフードコートですが、お昼時はかなり混雑する上に味もそれ程では・・・。一度第1入園口から退園して「リサとガスパールタウン」でパン屋や屋台を利用したり、しっかり食事したい場合はオフィシャルホテル付近にもレストランがあるのでそこを利用するのもあり。高いけど。
・12:30 「富士飛行社」。「進撃の巨人 ザ・ライド」のイベント中(2018年5月6日まで)は、大体午前中は「進撃の巨人」で、12時半前後に「富士飛行社」に切り替わります。富士飛行社は意外と混雑するので、切り替え直後に乗る方が良いです。
・13:00~14:00 【絶叫優先券】「ド・ドドンパ」→「高飛車」
ここでセットになっている絶叫優先券を利用し、上記2つのコースターに乗車。
・14:30 「フジヤマ」(※待ち時間による) この時間帯だとフジヤマは30~45分待ちであることが多いので、下記の「絶望要塞2」に間に合うよう、乗り終わるのが15時15分前後であったら乗っておきます。ただ、あまり無理はしないように。
・~15:30 【絶叫優先券「絶望要塞2」※時間厳守
・16:00 【絶叫優先券】「絶凶・戦慄迷宮」
・17:00~18:00(閉園) フリータイム。「フジヤマ」に乗れなかった場合は最後のアトラクションとして乗ったり、「トーマスランド」、「怪傑ゾロリの冒険ランド」、「エヴァンゲリオンワールド」、「マッドマウス」、「トンデミーナ」、「パニックロック」、「観覧車」、「ほぼドドンパ・ほぼフジヤマ」等に乗る。「テンテコマイ」や「ナガシマスカ」も閉園間際は空くことが多いので、乗りたい場合は乗っても良しです。
○まとめ
いかがでしょうか。主要アトラクションをこなす場合、優先券があってかなり詰め込んだ行動プランになってしまいますが、これが待ち時間の推移や移動距離を考慮した上で、かなり無駄のないパターンだと思います。なお、トリプルスマートパスを購入せず「ド・ドドンパ」の絶叫優先券だけを購入する方法もあります。その場合は16時~17時(他の時間帯より200円程安い)の時間帯を購入し、上記のプランにおいて、下記のよう変更して調整を。
・10:00 「ナガシマスカ」の前に「絶望要塞2」を利用。
・13:00~16:00の間に「高飛車」、「フジヤマ」を並んで乗車する(もしくは混雑していたら諦める)。
・16:00~ 絶叫優先券で「ド・ドドンパ」に乗車する。
○「絶叫優先券」を使わない場合
・この行動プランは「とにかく朝は頑張って、午後の行動を楽にする」というのがポイントです。当然、来園者数が少ない日の方が行動しやすいので平日もしくは4月~8月上旬など比較的空いている時期がお勧め。なお、12月中旬~1月が混雑度合いだけで言うと一番空いていますが、気温が10度いかない日もあるなど恐ろしいほど寒く、アトラクションも運休しやすいのであまりお勧めできません。なお、このプランでは「絶凶・戦慄迷宮」を確実に利用したい場合、このアトラクションだけは前売り絶叫優先券でないといろいろと面倒です。
・当日、第1入園口側で開園待ちをする。同じく1時間程前から。
・9:00(開園)「ド・ドドンパ」。優先入場の方で既に混雑していると思いますが、とにかく早めに利用できることを祈りましょう。30分待ちぐらいで乗れるのが理想。
・9:40「高飛車」。待ち時間(表記)が60分を超える場合は後回しにした方が良いです。高飛車に限った話ではないですが、午前中だと表記されている待ち時間より10~20分早く乗れることが多いです。
・10:15~ 「テンテコマイ」→「鉄骨番長」→「絶望要塞2」→「ナガシマスカ」→「リサとガスパール お空の旅日記」。
名付けてmr_themepark流アトラクション街道ルート(謎)。「ええじゃないか」方面に向かうまで道中にあるアトラクションを順番に利用していきます。当然乗りたくない or 予想以上に混雑しているアトラクションはパスしてもO.K.。
名付けてmr_themepark流アトラクション街道ルート(謎)。「ええじゃないか」方面に向かうまで道中にあるアトラクションを順番に利用していきます。当然乗りたくない or 予想以上に混雑しているアトラクションはパスしてもO.K.。
順調に行けば、このあたりで時刻は12時~12時半頃でしょうか。ここで空いてたら「絶凶・戦慄迷宮」に行きたいという場合は、アトラクション前に行き「当日の時間指定券」を購入しておきます(当然販売終了しているリスクはあります)。
・13:00頃 昼食。おすすめは第2入園口から出て徒歩3分程にある「バーミヤン」。
・午後は基本的にフリータイム。「ええじゃないか」、「フジヤマ」など乗りたいアトラクションには待ち時間を見ながら並んで乗車し、戦慄迷宮等も時間がきたら利用します。流れ的には昼食後「ええじゃないか」(1時間~1時間半待ち?)→「フジヤマ」(45分待ち?)が理想かな。
○まとめ
このプランのポイントは、とにかく朝誰よりも早く開園待ちをし、開園後「ド・ドドンパ」→「高飛車」に早く乗れてしまえば、その後はそんなに混雑を気にせずアトラクションが利用できるということです。コースターが2時間~3時間を超えるような日はもちろん無理ですが、そのような特異日以外を避ければ、あとは天気予報をチェックして晴れの日に富士急ハイランドに行けば良いということになります。繰り返しますが、とにかく朝です。頑張って早起きするか、余裕があるのなら「カプセルホテル」に泊まって優先入園を利用するのが確実です。個人的には「オフィシャルホテル」でゆったり過ごすのが一番良いと思いますけどね。