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「妖屋敷 ~大江戸百鬼夜行奇譚~」(東京ジョイポリス)

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2017年7月21日(金)、東京ジョイポリスに新アトラクションが登場しました。先日5月7日(日)で終了した「ダークチャペル」跡地に設置され、同アトラクションを同じく「4D(3D映像+ギミック)シアター」で基本的な設備は以前のを流用していますが、前回にはなかった仕掛けも多数用意されています。

テーマは「妖怪絵巻」と「和」の世界を意識したもの。なお、タイトルは「あやかしやしき ~おおえどひゃっきやこうきたん~」と読む。 ※奇譚:珍しい伝承。不思議な話。

アトラクション本編も、このような妖怪絵巻風の映像となっている。
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開始前に、モニターと右上の「提灯お化け」(プロジェクターで提灯型スクリーンに顔を投影)によるプレショーもあり。

○アトラクションの様子

シアターの座席は「ダークチャペル」をちょっと改造したもの。正面に3D映像のスクリーン、そして今回は左右と後ろにもスクリーンがあります(正面以外は3D映像ではない)。そして「ダークチャペル」との最大の違いは、座席全体が360度回転し、動きながら映像を見ていくことです。

本編のストーリーは「ぬらりひょん」、「ろくろ首」が妖屋敷を案内している最中、骸骨の集団及び巨大な骸骨「がしゃ髑髏」が襲い掛かってくるというもの。「かまいたち」や「輪入道」が骸骨退治で活躍します。妖怪は映像だけでなく、オブジェクトで実際に登場するシーンもあり。

○感想

アトラクション周辺やシアター内部の造形はよく作り込まれていて、ジョイポリス全体の中ではミスマッチながら「和の世界」、「妖怪の物語」を体験することができます。ダークチャペルと比べて仕掛けも増えていて、4Dシアターとしては「最先端の技術」と言えるでしょう。

ただ、コミカル及び後半は激しめの演出でアップテンポであった「ダークチャペル」と比べてあまりにも「展開や演出が平坦」であり、良く言えば「ファミリーでも楽しめる」、悪く言えば「退屈」なアトラクションではある。

今回の本アトラクションの導入は、近年観光スポットの課題となっている「インバウンド」消費を意識したものと思われます。実際、自分が行った時も多くの海外観光客で賑わっており、満席(32人程)に近いような状態も多いようでした。


・「Pirate's Plunder ~ブラッディモーガンの宝~」

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「妖屋敷」より一足先に、2017年7月1日(金)にオープンした新アトラクション。物としては日本国内を始め世界中に設置されている「シューティングシアター」製品で、ソフト自体も「浜名湖パルパル」に2009年にオープンした「パイレーツアドベンチャー」と同製品。ただし、ジョイポリス版はスクリーンが小さく座席も少ない縮小版。

骸骨の目の部分が映像になっていて、アトラクション前にはここに説明が流れる。

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