本日4/28(金)、富士急ハイランドより昨年10/2(日)を持って休止した「ドドンパ」のリニューアル内容詳細が発表されました。当初の予想及び現地に行った方の(ツイッター等での)現場報告の通り、コースレイアウトの変更は「垂直タワーがループに」のみとなりましたが、このループは直径39.7mの世界最大の大きさとなり、また最高速度がさらにアップし、「世界最大の加速力」のコースターとなります。そしてタイトルも『ド・ドドンパ』に。
○リニューアル内容まとめ
・オープン日は2017年7月15日(土)
休止前に行っていたキャンペーンを含む、先行体験会は7/10(月)~14(金)の平日でしょうか?
・垂直タワーに代わり、「世界最大のループ」が登場!
ループの直径は39.7m、現在世界最大の38.85m(アメリカ「シックス・フラッグス・マジックマウンテン」にあるコースター『フルスロットル』)をちょっと上回り、世界最大のループに。ループを回転する際には30km/hまで減速し「頂点で止まってしまうのでは」という感覚を味わえるそうです。ループ頂点に促進用のタイヤも設置されていることから、本当にかなり減速するのだと思います。
ループの直径は39.7m、現在世界最大の38.85m(アメリカ「シックス・フラッグス・マジックマウンテン」にあるコースター『フルスロットル』)をちょっと上回り、世界最大のループに。ループを回転する際には30km/hまで減速し「頂点で止まってしまうのでは」という感覚を味わえるそうです。ループ頂点に促進用のタイヤも設置されていることから、本当にかなり減速するのだと思います。
・加速力アップ!1.8秒で「180km/h」と超加速
リニューアル前の「1.8秒で172km/h」からさらに速度が上がり、「1.8秒で180km/h」に。登場当時こそドドンパは世界最速のコースターでしたが、現在はドドンパを上回る速度のコースターがたくさん出ています(2017年4月現在の世界最速のコースターは240km/h)。
しかし、最高速度までの加速度は現在もドドンパが世界一で、今回のリニューアルでその記録をさらに更新することに。数値的には後述のようちょっと不審な点もありますが、いずれにせよ凄まじい加速が体験できることは間違いないでしょう。
なお、リリースによると「ループを設置したい」というより、「速度を上げたくて、でもそれだと垂直タワーでは構造上無理だったからループに変えた」というのがリニューアルの理由みたいで、速度を上げることが一番の目的だったようです。
○疑問・不安に思うところ
上記のよう、只でさえ凄かったコースターがさらにパワーアップして帰ってくることになった『ド・ドドンパ』ですが、手放しで喜べるというわけではなく、下記のようちょっと不安な点もあります。
・ループになったことに伴い、安全バーが肩ハーネスになる?
リニューアル前のドドンパは「腰の安全バー」で開放感がありましたが、今回のループ登場に伴い、安全上「型ハーネス」になるのではないかと言われています。昨年に12月~4月上旬に開催していたVRアトラクション「ほぼドドンパ」の映像に肩ハーネスになったドドンパ車両が登場していたという情報もあり、可能性は高いのではないかと。
腰の安全バーと肩ハーネスでは開放感がまるで違うので、今回のリニューアルで逆にドドンパの魅力を損なってしまうのではないかという不安があります。
・本当に180km/h?
実はドドンパは「毎回172km/h」出ているわけではなく、本当に条件が揃った時にMAXで172km/h出るというのが正確です。平均すると150~160km/hぐらいらしい。
なので、この172km/h→180km/hというのも誤差の範囲内で、結局変わらないんじゃないの?という疑問は残るのですが、前述のよう「速度を上げる」という目的がメインであるので上記の平均速度も上がるのかな?
・結局変化は少ないのかも
当初は「コースレイアウトのリニューアル」ということで、事と場合によっては劇的にコースが変わるという可能性も期待されましたが、結果的にコースの変化は「ループ」になっただけで、速度も数値からすれば「ちょっと上昇」なので、そんなに変わらないのではという見方もできます。肩ハーネスになったら、むしろ「劣化」と言われちゃうかも。
ただ、数値的には小さい8km/hの速度上昇も体感的には凄く違うのかもしれませんし、「ループ」も日本にはない規模の大きさ&他にはない体験ができる事が期待できます。
○まとめ
上記のようにいろいろと期待と不安はありますが、どちらにせよここ富士急ハイランドでしか体験できない迫力の新コースターです。7/15(土)、楽しみに待ちましょう。