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「撃音ライブコースター」(東京ジョイポリス)

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2016年7月12日東京ジョイポリスは開園から20周年目を迎えました。記念すべき今年は『ジョイポリス 20の挑戦』として既に様々な催し物が行われていますが、企画目玉となる新アトラクション2つが開園記念日でもある7/12(火)にオープンしたので、早速体験しての感想をレポート。

パンフレットも20周年バージョンとして新しい物になってました。新パンフレットにて「VR生き人形の間」が7/30(土)オープンということが告知されています(7/14現在ホームページ等には記載されていない)。
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○「撃音ライブコースター」

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今年5/12(木)に終了した「ヴェールオブダーク」をリニューアルして登場した世界初の音ゲー(リズムゲーム)コースター。「ヴェールオブダーク」における前半のシューティングゲーム部分が音ゲーになっています。車両も色が黒→白となり安全バーのコントローラーが変わったくらいで基本的には同じです。

アトラクションで使用される楽曲・映像、そして出発時や結果発表時等のボイスは原則(?)館内イベントとのタイアップとなり、こけら落とし(というのかな?)は「T.M.Revolution」

・アトラクションの流れ

安全バーに3つのボタンが付いており、前半にいくつかあるスクリーンの映像にて「流れてくるマークが重なった瞬間に同じ位置のボタンを押す」という、オーソドックスなルールの音ゲー。後半になるほどマークの間隔が短い・2~3つ同時押しが増えるなど難しくなってきますが、全体的にはそんなに難しくないです。

ただし得点を稼ぐための判定非常にシビアで、1回でもコンボを外してしまう(「パーフェクト」を逃してしまう)と得点が殆ど伸びずランクC以上にはまず到達できなくなっています。
自分は1回「1つも外さず全てパーフェクト(フルコンボ)」を取れたことがありますが、その時は一番最後のゲーム部分の途中で「B」まで行き、最後の一つを取れた瞬間に「A」になりました。
でも最終結果には「95%」と出ていたので、もしかしたら表示される以上に細かく得点計算されているのかも。
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コースターに乗車すると、最初のスクリーンでまずは「練習」(練習なので成績には加味されない)。その後スクリーンが開いて先へ進みますが、その先に新たにスクリーンが設置されていてPVが放映されています。

コース中に流れるPV及び音ゲーで使われる曲は下記の4曲の中からランダムで決まるみたい。ただ、何度か乗っても同じ組み合わせが多かったからバリエーションは少ないのかも。

※曲名だけじゃピンとこない方もいるかと思うので、サビの歌詞など特徴も一緒に載せました。
「HOT LIMIT」 (♪YO!SAY夏が胸を刺激する ナマ足魅惑のマーメイド)
「WHITE BREATH」 (♪凍えそうな季節に君は 愛をどーこー云うの?)
「HIGH PRESSURE」 (♪カラダが夏にナル カゲキで最高)
「Preserved Roses」 (2013年のアニメ『革命機ヴァルヴレイヴ』の主題歌で、T.M.Revolution×水樹奈々のコラボレーションシングルとして話題になり10万枚超えのヒットになった)
2ヶ所目の「コース上スクリーン」で1回目の音ゲー。1回目ということで難易度は易しいが、構造上段々とスクリーンが遠くなっていって見えにくくなるのが辛い。その先にすぐ2回目のスクリーン及び音ゲー。ここから2~3同時押しや、ややリズムが取り辛いマーク配置も増えてくる。そして今度はスクリーンとの距離が近すぎる・・・

その先の巻上げの上、及びその先に2つスクリーンがあってこちらでもPVが。その先に3回目の音ゲー。


3回目が終わるとコースターパートに。加速時は新たにスモークとエアーの演出が加わり、ライトチューブも設置されています。スクリューの後には、中央にモニターが配置されたタワーが新設。カラフルなライトで照らされ大音量で音楽が流れてまさしくライブ会場のようです。

・感想

このように内容としては良い発想で演出も派手になっているのですが、正直このアトラクションに組み込まれている音ゲーそんなに面白くないのと、演出が派手だけどチープに感じてしまうので、総合的な満足度が高いかと言われると微妙なところ。

一番勿体ないのが、照明演出でコース途中の乱雑なバックヤード(脚立やダンボールが置かれている)まで見えてしまうということですね。ヴェールオブダークのように世界観に入り込めないのが残念。

イベント(コラボ)が変わればアトラクションに使用される音楽・PVも変わるので、定期的に何度も新鮮な気持ちで楽しめるのは良いかも。特に自分の好きなアーティストであったら面白さ倍増ですね。

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