アメリカ・カリフォルニア&フロリダで大人気のアトラクション「ソアリン」、上海ディズニーランドでは世界で一番最初(※)に「世界旅行バージョン」として導入されました(※上海ディズニーランドオープン翌日にはアメリカの2つも同バージョンにリニューアルしている)。日本でも東京ディズニーシーに2019年オープンすることが予定されています。
「ソアリン」とは?
フライトシミュレーションライドで本当にその場に飛んでいるようなリアルな感覚が味わえることで、アメリカのディズニーランドでは2時間程度と異例の長い待ち時間が出る(若干の回転の悪さも原因)人気アトラクション。日本では2014年7月に富士急ハイランドにて「富士飛行社」という類似製品(詳細は該当記事参照)が登場し、話題になりました。
なお、「ソアリン」とはSoaring:舞い上がる、「Soaring over ~」で~へ舞うという意味です。
上海版の特徴
今回ソアリンが世界旅行バージョンになったことで、映像はどこも同じになった(下記のよう最後のシーンだけ違う)みたいですが、待ち列の装飾はどれも異なる雰囲気を見せ、特に上海版は「古代の天体観測所の遺跡」という独自の設定になっています。
待ち列を見上げると満点の星空になっているので必見。
ライドに乗る前、説明映像を。映像に出てくるのは古代の「シャーマン(呪術師)」。彼女の魔法により、ゲストはコンドルの魂と繋がり、世界中の様々な場所を巡っていく、というストーリーらしいです。
詳しいストーリーは公式サイトにて掲載されています(英語)。
これが乗車するライド。スクリーンは始まる前「星空」になっているのもポイント。「左右3列前後3列」という構成で、乗車時はアームで座席が持ち上がり上・中・下にライドが位置するようになるので、どこの列でも映像見え方の優劣はないと思います。
○アトラクション映像ハイライト ※ネタバレ注意
マッターホルン、北極の流氷、オーストラリア・シドニー、ドイツ「ノイシュヴァンシュタイン城」(「眠れる森の美女の城」のモデルとなったお城)
中国「万里の長城」、エジプト「ピラミッド」、インド「タージ・マハル」、アメリカ「モニュメント・バレー」
最後は「上海市」上空のシーンで、花火が上がってフィニッシュとなります。ミッキー型の花火も上がる。
なお、同じソアリン(世界旅行バージョン)でも最後のシーンは設置してある場所によって異なり、カリフォルニアではディズニーランド上空、フロリダではディズニーワールド「エプコット」上空になっているようです。2019年オープン予定の東京ディズニーシー版は、ディズニーシー上空になるのではと言われています。
各パークで違う!? 「ソアリン」新バージョンが上海ディズニー、EPCOT、DCAで公開!
○感想
アトラクションの内容ですが、とにかく凄い映像美。本当にその上を飛んでいる気分になり、世界中を旅行しているようです。映像が終わると、自分を含めてみんな拍手をしていました。
○混雑状況
お昼まで60分、午後2時頃には120分待ちが目安。休日だと3時間待ちも行くほどの大混雑も珍しくないようです。そして運行時間が閉園時間の2時間前までみたいなので注意。
朝イチにファストパスを発券するのがベターですが、回転の関係でファストパスでも15~20分待つのがネック。なのでアドベンチャー・アイルのファストパスは「ロアリング・ラピッド」(※)の方を取得して、朝一番(10分待ち程度)で乗ってしまう方が良いかも。そうでなければ60分程度なら並んで乗ってしまうのもありだと思います。待ち時間が減ることはあまりないので、後回しはおすすめできないです。
※現在「ロアリング・ラピッド」はファストパス発券を行っていないことが多い。