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2007年に公開されたディズニー映画『ラタトゥイユ』(邦題:レミーのおいしいレストラン)の世界を舞台にしたライドアトラクション。ライドはレールのない無線走行式で、東京ディズニーランド「プーさんのハニーハント」と同じシステムを使用。そして各シーンの要所要所にスクリーンがあってそこで3D映像を見ながら進む、3D映像シアターと実際のオブジェクトが組み合わさったダークライドです。
その仕組みから「プーさんのハニーハント」+USJ「スパイダーマン」とよく言われてますが、「スパイダーマン」とはライドの進み方がまるで違うので、「プーさんのハニーハント」をもっと映像演出寄りに応用したという表現の方がより近いかもしれません。
上記画像の建物がアトラクションの入口で右からスタンバイ、シングルライダー、ファストパスの列になっています。
待ち列内は作品の舞台である「夜のパリの街並み」を"レミー"(ネズミ)の目線で屋根の上から見ている構成。レストランの看板は(伝説のシェフ「グストー」)の部分は映像モニターになっていて、映画にあったシーンのように時々動きます。
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その先は地上に降り、下水道のような雰囲気に。途中で「3Dグラス」を受け取ります。
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ライドはネズミの形をした可愛らしい外見。1両に3人席前後2列で、3両一組でアトラクション内を走行します。なお、どのライドに乗っても演出は全く同じです。
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アトラクション内容
アトラクションは映画の物語を序盤(レミーがパリにたどり着くところ)から最後までを辿っていきます。プラットホームから出発すると、ライドは暗い道を走行。最初のスクリーンの前に行き、レミーがレストランの屋根窓にてグストーと会話するシーンを。Image may be NSFW.
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すると弾みで窓が開いてしまい、レストランへ落ちてしまう。映像に合わせて床全体が傾き、風も吹く。レストラン内をかけめくるシーン。
映像後、ライドは「冷蔵庫」のセット内へ。本当の冷蔵庫のよう涼しく、食べ物っぽい匂いまでします。その先は2つ目のスクリーンで、(レミーの存在を知る)主人公が咄嗟にモップでレミーを物陰に隠すシーン。映像の箒に合わせてライドは動き、その先はよりによってコンロの下。当然火が・・・。
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なんとかコンロから抜け出し、レストラン内フロアーに。するとオーナーがレミーを発見、「ネズミが出た!」とレストランは騒動に。
その先は細い路地になっていて、ここではライド1台毎別々の各行き止まり(壁がスクリーンになっている)に行きます。配管に入って逃げるレミー、捕まえようとするオーナーの手が伸びてきたりと、映像としては一番迫力のある場面です。
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その先は細い路地になっていて、ここではライド1台毎別々の各行き止まり(壁がスクリーンになっている)に行きます。配管に入って逃げるレミー、捕まえようとするオーナーの手が伸びてきたりと、映像としては一番迫力のある場面です。
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なんとかオーナーから逃げ切り、次のシーンは映画の終盤(なので映画の物語的にはいろいろすっ飛ばしている)、レミーと仲間のネズミ達がみんなで料理を作るシーン。
ネズミがシャンパンをあけようとしますが、なんかその矛先がこっち側に・・・。
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案の定コルクがこっちに飛んできました。水もかかってきて、ライドは後退。
最後はネズミ達によるレストランのシーンでフィニッシュです。ライドの降り場はレミーのレストラン「ビストロ・シェ・レミー」店内がガラス越しに見えます(同レストランはこのネズミ達のレストランを再現したもの)。
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感想
映画の世界をそのまま体験でき、効果的な映像演出もあって満足度は高い、しかしながら激しい動きはなく映像と実際の造形物の場所への切り替わりもゆったりなので、本当に「プーさんのハニーハント」の流れを組むアトラクションで、所謂「ほのぼの系」になるかと思います。なのでUSJ「スパイダーマン」みたいなスリル・迫力はなく人によっては「退屈」に感じてしまうかもしれませんが、物語の世界に入り込める点というのは同じような演出力だと思います。混雑状況
この「ウォルトディズニー・スタジオパーク」で一番人気のアトラクションで、多くのゲストが朝一にこのアトラクションに向かい、スタイバイ or ファストパス取得をするため朝から大混雑になります(なお2番目の人気は[ 「クラッシュ・コースター」]で、ラタトゥイユのファストパス→クラッシュ・コースターの流れも多い)。待ち時間は開園~午後14時までがピークで100~120分、その後も80分前後で安定。ファストパスも15時までには終了してしまうみたいです。
シングルライダーは随時実施、3人乗りのため需要が高く列の進みは早いのですが、シングルライダーも多くのゲストが並ぶため上記のピーク時はそれでも40~60分待ちになることも。なので朝一で行くか、閉園1時間前を切ると空いてきて30分、シングルライダーなら5~10分くらいになるので朝一以外であれば遅くを狙うのが良いでしょう。通常待ち時間に関係なく閉園の時間までアトラクションの受付をしてくれます。
なお、本アトラクションはオープン後しばらくは連日故障が多発していて、それも待ち時間の長時間化に拍車をかけていたようですが、現在は落ち着いており故障も1日あるかないか程度になっています。