ディズニーランド・パリに隣接し、2002年にオープンしたもう一つのパーク。映画をテーマにしており、ディズニー作品を含む数々の映画の世界を体験や映画の特殊効果等を学べるアトラクション・ショーがあります。コンセプトは1989年アメリカのウィルトディズニー・ワールドリゾート(フロリダ)にオープンした「ディズニー・ハリウッドスタジオ」と一緒でアトラクションも「タワー・オブ・テラー」や「ロックン・ローラーコースター」などいくつか共通の物があります。
経済的な理由で開園が延期され(当初は1996年開園予定であった)、その後開園するも最初の構想より規模を縮小してオープンしたという経緯があり、その後徐々に新しいエリア・アトラクションが増えていますが、まだまだ園内が狭くアトラクション数が少ないといった印象が残ります。
→[ 「ウォルトディズニー・スタジオパークのアトラクション」]
→[ 「ウォルトディズニー・スタジオパークのアトラクション(ショータイプ)」]
→[ 「ウォルトディズニー・スタジオパークのアトラクション」]
→[ 「ウォルトディズニー・スタジオパークのアトラクション(ショータイプ)」]
ゲートを通って最初にあるエリアが「フロント・ロット」、そしてその先が「ディズニー・スタジオ1」。公式の分類では何故か"アトラクション"になってますが、エリア内はお土産ショップやハンバーガー等の軽食レストランが並ぶ、ディズニーランド言う「メインエントランスUSA」みたいな立ち位置になっています。ジャズバンドの生演奏なんてのもやってました。
上記の「ディズニー・スタジオ1」を出ると、目の前にウォルトディズニ-とミッキーのブロンズ像「パートナーズ」が見えます(日本東京ディズニーランドにも同様の物が設置)。その周辺エリアが「プロダクション・コートヤード」で、映画のセットが広がっています。
その裏手側にあるのがエリア「バック・ロット」ですが、ここはそんなに特徴的な風景がなかった・・・。
「トゥーン・スタジオ」
「アニメーションの秘密」がテーマで、「ファイデング・ニモ」をテーマにしたコースター[ 「クラッシュ・コースター」]や「アラジンのマジックカーペット」などディズニーアニメを題材にしたアトラクションが揃います。2014年7月にオープンした最新エリアで、映画『ラタトゥイユ』(邦題:レミーのおいしいレストラン)をテーマにしたエリアでご当地フランス・パリの街並みが広がります。。同作のアトラクション[ 「ラタトゥイユ・アドベンチャー」]や作品の出てくるお店を再現したレストラン「ビストロ・シェ・レミー」が大人気。
映画のラストに出てくる「ネズミ達のレストラン」を再現したレストランで、「ラタトゥイユ」を含む映画に出てくる代表的なフランス料理を食べられ、また本場フランスのレストラン(後述)の雰囲気を味わうこともできます。営業時間は通常だと「開園1時間後~閉園1時間前」のようです。
人気のため11時(開園の1時間後)~15時頃までは席が埋まってしまいますが、それ以降であれば空席が出ることも多いようです。時間帯を指定して予約(※)ができるので、ランチタイム等上記の時間に食べたいときやパークが混雑する時期に行く場合は予約をした方が良いでしょう。
※予約は当日のレストラン内カウンター、または電話で事前の予約もできます(英語かフランス語でのやり取りになりますが・・・)。なお、フランスのレストランというと服装(ドレスコード)やマナーが厳しい(難しい)というイメージがあるかもしれませんが、タイトルに「ビストロ」(大衆食堂という意味)とあるよう気取らない雰囲気のお店ですので、マナー等は特に気にしなくても(非常識な行動をしなければ)大丈夫です。
レストランの受付で席状況を確認し(予約した場合はその旨を伝えると)、ちょっとまたされた後ウェイターが店内に案内してくれます。その際「ここからはレミーの世界、みんなはネズミの大きさになった」と説明。
メニューはコース料理のみで、一番安いのが「レミー」31.99ユーロ(約4200円)。サラダ、ステーキや魚料理などのメインディッシュ1品(選ぶ)、そしてラタトゥイユがつきます。その上のコースでは飲み物やデザートなど含まれる料理が増えるようです。
サラダは「野菜とチーズのサラダ」。このチーズが本当に美味しく、濃いめのドレッシングとの相性も抜群。恥ずかしながら私、生野菜が苦手で普段サラダは食べないのですが、このサラダは美味しくペロリと食べてしまいました。メインディッシュは「ステーキ」、肉の味付けが絶妙。
そして「ラタトゥイユ」。これは本当に絶品です。野菜の旨味を最大限に引き出してる感じ。どれだけ美味しいかというと、私生野菜の中でもトマトは特に駄目で、こんなはっきりと形が残ってるトマトなんて普通は絶対食べられないのですが、このトマトは食べられたくらいです。
ウェイターもみんな気さくで親切な方で、「Do you come from?」の質問に「Japan」と答えると、どこから「ジャパン!オイシカッタデスカ?」と日本語のやり取りもしてくれました。少々値段の高いレストランですが、それだけの体験価値はあると思います。