USJ「ユニバーサル･クールジャパン2016」にて今年初登場したアトラクション。同イベントの企画発表時は『「きゃりーぱみゅぱみゅ」を題材にした次世代ライド』とだけ紹介され詳細が伏せられてましたが、後に既存のアトラクション「スペースファンタジー･ザ･ライド」にて映像が映るゴーグルを装着して乗車する、「コースター＋バーチャル映像体験(VR)」の新感覚ライド『XRライド』(※USJによる造語)となることが発表されました。
外観･内部の装飾
上記のようアトラクションのロゴ看板、噴水は「きゃりーぱみゅぱみゅ」の世界観に合わせて様変わりしてます。クルー(スタッフ)の衣装もちょっと変わっているようですが、大きな変化はなし。待ち列も細かい装飾の変更や流れる映像は変わってますが雰囲気的には同じです。建物内に入る前の所(ジーボットがいた所)にはモニターが設置。映像にはきゃりーぱみゅぱみゅ本人も登場。
![イメージ 2]()
続いて中でもプレショーがありますが、こちらではツイッター等で話題になったきゃりーぱみゅぱみゅ白目が･･･。
乗場までの通路の装飾もいろいろと変化があります。
![イメージ 3]()
ライド乗場。ライドは中央に目玉が付いたぐらいで大きな変化はなし。
![イメージ 4]()
なお、元の「スペースファンタジー･ザ･ライド」では前後2列4人乗りのライドですが、「XRライド」では前方の座席のみ使用(後方の後ろは空席)。また座席の回転はしません。
※上記の「製作裏話」によると、技術的には後方座席の使用やライドが回転しても可能だが「酔いやすくなってしまう」との理由で今回は不採用になったみたい。
アトラクション乗車体験
コースター乗車中は常に目の前に映る映像を見ながら進んで行きます。映像の内容はきゃりーぱみゅぱみゅの「きゃりーファクトリー」を冒険するというもので、きゃりーと共に空を舞いながら衣装や音楽を作っていく様子を見て、最後に謎のモンスターに襲われつつもなんとか生還するというストーリーです。公式サイトの文章には、きゃりーの"かわいい"の秘密がつまった「きゃりーファクトリー」へいざ出発！カラフルでとびきりポップなメイクルームやクローゼット、いくつもの部屋を駆けめぐり、へんてこなキャラクターやモンスターに次々遭遇する、はじめての大冒険にテンションMAX！とあり、映像は非常にコミカル。
流れる音楽はアトラクション用の描き下ろしで、『コスメティックコースター』という曲。外のアトラクションエントランス周辺でも流れています。
なお、映像はライドの進行と同期しており、ライドが止まると映像も止まります。
映像の題材になっている「きゃりーぱみゅぱみゅ」の独特の世界観は強烈な一面もあるので苦手と感じる方もいて、正直自分もあの世界観は受け付けないのですが、このアトラクションではそれほど拒否反応を示すような作りではなく、むしろ一般にも十分受け入れられるような演出になっていたので、そういった意味でも安心(?)して体験できると思います。
気になる「酔いやすさ」についてはかなり個人差があり、平気だった人とそうでもない人に分かれているようですが、私の場合は酔いはしなかったものの目が疲れました。
混雑について
上記のよう本来4人乗りのライドに2人しか乗れないことと、VRゴーグルを装着する関係で通常より乗場でのライドの進行速度が遅くなっているため、非常に回転が悪く、かなり長い待ち時間が発生しています。初日の1/15(金)では開園直後に120分、30分後の10時半頃には400分(6時間40分)待ちとなり、午後でも200～300分待ち前後でした。16(土)も午前中は450分(7時間半)、17(日)は540分(9時間)待ちになったようです。
実際そこまで(400分まで)待つことはないみたいですが、列の進みがとにかく遅いため400分待ち表記なら3～4時間、300分待ち表記なら2～3時間待ちは覚悟する必要があります。
シングルライダーも実施はしていますが、乗車まで30～60分はかかります。あまりにシングルライダーの列が長くなった場合は一時受付を中止する事も。
よってエクスプレスパス等でなく並んで本アトラクションを利用する場合はヽ園直後に向かう(1時間～1時間半待ち)または▲轡鵐哀襯薀ぅ澄爾鰺(1時間待ちを覚悟)する方法が良いでしょう。
こちらは出口にある関連グッズショップ、ショップも人気で時間帯によってはレジに列ができています。
![イメージ 5]()