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「ナジャヴの爆釣りスピリッツ」  <ナンジャタウン>

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「おそ松さん in ナンジャタウン」で盛り上がっているナンジャタウンに、12/18(金)新アトラクションがオープンしました。

久々にナジャヴがメインのアトラクションで、題材は「釣り」。これはゲームセンターで稼働しているメダルゲーム「釣りスピリッツ」を大型モニターを使用するアトラクション用にカスタマイズしたもの。
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実は同ゲームのアトラクション化は今回が初めてではなく、今年7月にハウステンボスに「釣りアドベンチャー」として導入されたのが最初。今回はそれをナンジャタウン用にさらにカスタマイズして導入したという形になります。一例として「釣りアドベンチャー」ではアーケードと同じくテーブル上のモニターでしたがナンジャタウンではプロジェクターにてスクリーン上に映す方式になっています。


「もののけハンターズ」の時と同じく今回もこちらのオープンに合わせCMが作成され(CM動画)、12/10(木)頃より放送。またオープン1週間前の12/11(金)~16(水)まで1日数時間程度不定期でプレオープンが行われていました。

アトラクション周辺の様子

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本アトラクションは10/25(月)に終了した「若返りの秘宝」跡地にオープンしましたが、入口は若返りの秘宝の反対側、サテライト出口付近(ダーク城があった付近)になりました。アトラクションオープンに伴い、福袋神社とアトラクション脇の通路にあった間仕切りが撤去されています。


出口は以前「交番」(休憩スペース)だった所で「若返りの秘宝」の入口だった側は逆に休憩スペースとして改装されています。
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アトラクション入口付近のモニターでは上記のCM動画の他アトラクションストーリー等が上映。舞台が「釣り大会」ということで付近にはたくさんトロフィーが飾ってありますが、その中には「ナジャデミー賞トロフィー」(※)という懐かしい物も。
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※かつて「ナンジャの鉄人」(ナンジャタウンに関するカルトクイズ大会)等イベントの賞品として作成されていたオリジナルグッズ。イベント優勝者に授与された他、リニューアル前の園内にいくつかレプリカが飾られていた。


アトラクションストーリー

ナジャヴは「釣りスピリッツ」という魚釣りが楽しめる遊び(ゲーム)があることを知り、「これなら海のないナンジャタウンでも釣りが楽しめる」と福袋遊戯研究所の所長「近未来(キン ミライ)」(「未来遊戯ガンガンナー」の登場キャラクター)に依頼し、大勢で一斉に釣りが出来る「爆釣りシステム」を新たに開発した。

そしてナジャヴはこの「爆釣りシステム」を使って「町内釣り大会」を開催した。スクリーンで暴れる超巨大魚を釣り上げ、爆釣り王になるのは誰だ!?


アトラクション内容

実はこのアトラクション、若返りの秘宝と同様「スタッフを配置しない全自動のアトラクション」(※)です。

入口の機械(若返りの秘宝のスタート受付機を流用)にリンクカードとパスポート or ナンジャコインを入れると、自分の座席番号が表示されます。そして定員になるか1分間受付がないと自動的にゲームがスタート。
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※現在「釣り大会」イベントと称して、2016年1/11(月)までの13~19時はスタッフがついてスタート受付とゲームの実況が行われてます。また、このイベント中のゲームで1位の方にはナジャヴのステッカーがプレゼントされる(プレイヤー数4人以上が対象)。
おまけにタイマーも内臓されていて、ナンジャタウンの閉園時間近く、21時半頃になると自動的に「受付終了」と表示され受付をしなくなるという、まさに全自動のアトラクション。



ゲーム本番の前にはジャケット姿のナジャヴによる挨拶とゲーム操作方法の説明があります。ちなみにプレオープン時はこの説明がなかったらしく、外の映像の説明を見てないと、操作が分からないままゲームがスタートしてしまうこともあったとか。
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ゲームで使うのは、アーケード版と同じく竿型コントローラー「サオコン」。こいつを振る・リールを巻く等のアクションをして魚を釣り上げていきます。
・基本ルール
_萍未縫汽コンを振ってウキを投げ入れる。
魚がウキに食いついたら(ヒット)、リールを回して引き寄せ釣り上げる。サオコンに付いている「必殺技ボタン」を押すと魚を弱らせられ、釣り上げやすくなる。途中で逃げられる(糸が切れる)こともある。
2萍眠爾泙念寄せられたら成功で、魚の種類と重量が表示される。プレイ最後は釣り上げた魚の「総重量」で順位が決まる。

ステージは「サンゴ礁」,「沈没船」,「ブルーオーシャン」の3つがあり背景及び釣れる魚が異なる。
このアトラクションはアーケード版にはない迫力の大スクリーンでのゲームの他、さらにプレイヤー前に「エアースモークマシン」があり、魚がヒットしてる時や巨大魚が接近してる時等に作動して臨場感を演出。


スクリーン上の魚は「魚影」で現れ、その形で大きさ(釣る難易度)が分かるが種類はヒットするまで分からない。また魚影はあくまでも目安で、魚影と浮きが重なったからといって魚がヒットするかはランダム要素があり一定ではありません。

さらにリールを巻いてる時「糸が切れる」のも一定の確率によって決められるので、テクニックというよりは運が良ければ切れず、運が悪ければ切れてしまいます(勿論大きな魚ほど切れる確率が高くなっています)。

最初はノーマルクラスとスーパークラス、ゴールドクラスの魚が泳いでおり(魚の種類・クラスについてはこちら)、一定時間が経つと「グレートクラス」の魚が現れ、そして終盤に「モンスタークラス」の魚が現れます。

プレイヤー全員でモンスタークラスの魚を「3匹以上」釣ると、スペシャルステージへ。現時点ではプレイヤー人数に関わらず「3匹以上」の設定のため、人数が少ないと達成は難しい。

スペシャルステージ『ゴールドオーシャン』では超巨大魚「レジェンドクラス」が登場。この魚はアーケードに出てくる物とは違いナンジャタウンオリジナルの魚とのことです。なお、グレートクラス以上の魚はステージ毎に1種類の固定。

最後は捕まえた魚の総重量で順位が決まります。モンスタークラス・レジェンドクラスの重量が桁違いなので、結局は最後に頑張った(運が良かった)プレイヤーが優勝する感じ。



このアトラクションは「リンクカード」対応でプレイ中捕まえた魚を記録できますが、アトラクションプレイ時に釣ったことのある魚が表示されるだけで「クラブナンジャ」上でデータを確認したりはできません。アップデートしていないとかではなくガイドマップやプレスリリースにも記載されていないので、元々そういう仕様のようです。
リリースには「ステージ毎に、登場する魚を全て捕獲するとクラブナンジャ上でコンプリートメダルが貰える」とあります。前述のようどの魚が釣れるかはランダムで大物は釣るのも大変なのでコンプリートは困難です。

感想

元はメダルゲームでも巨大スクリーンとエアースモークの演出で確かに迫力満点で、臨場感のあるバーチャル体験ができます。しかしゲームとしては単調で、また元がメダルゲームのため上記のよう運要素が大きく、テクニック性がないのがアトラクションとしてマイナスかな。悪い言い方をすれば「所詮はメダルゲーム」というところでしょうか。

アトラクション自体はオープン以来人気、特に子供の人気が高く繰り返しプレイしている家族連れもよく見かけられました。元のメダルゲームは大型ショッピングセンター等によく設置されてる物なので認知度が高いからでしょうか?

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