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Channel: アミューズメント レビュー
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「ワイルドリバー ザ・トレジャーハント」  <東京ジョイポリス>

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東京ジョイポリスの人気アトラクション『ワイルドリバー』が大幅なリニューアルを行いました。2000年12月のオープン以来、一度2005年8月に実際に水がかかる機能追加とガイドの音声を一新(映像とライドの動きは変更なし)して『ワイルドリバー スプラッシュ』としてリニューアルが行われましたが、今回は映像・ライドの動きも変更し完全新作のシミュレーションライドとして再オープンします。

ただし、物としては今回(東京ジョイポリス)初登場・オリジナルのアトラクションではなく、昨年2014年12月に韓国のテーマパーク「ロッテワールド」にセガプロデュースアトラクション「ワイルドツアーズ」でジョイポリスのアトラクションを同園に設置する際、「ワイルドジャングル」と「ワイルドウイング」はそのまま(音声は韓国語吹替)導入されましたが「ワイルドリバー」は「ワイルドバレー」という新作を差し替えられており、それを1年経った今、日本に逆輸入(でいいのか?)した形になります。

当初はHPではリニューアルとは告知されず「システム調整のため」と案内されてましたが現地のポスターには「リニューアル工事中」と案内が出ており、またオープン日もHPは「12月中旬」、前述のポスターには「12/21(月)まで」と場所によって表記がまちまちでしたが、最終的には予定より早まり(?)「12/19(土)リニューアルオープン」となりました。同日には下記の「ZOMBEI ZOO(ゾンビ・ズー) ~ゾンビ収容所見学ツアー~」も同時にオープンしています。
オープン初日の19日は「先着200名に(上記画像右の)特製記念カード配布」のイベントも行われました。画像のカードに「No.001」とあるようなんか私は一番乗りだったみたいです。

アトラクション設置場所

外観も多少リニューアルしてましたが、大きくは変わらず。なお隣の「ワイルドジャングル ブラザーズ」も同期間運休してましたが、リニューアル要素はなしで運行再開しています。工事の関係で一緒に運休してたのだと思われます。
イメージ 2

こちらが「ワイルドリバー ザ・トレジャーハント」の入口。洞窟風の装飾になっています。


アトラクションの内容

スタートは前回と同じく暗い洞窟から。そこから外へ出て、激しい激流を下ります。リニューアル前より映像は格段に美しくなっており、特に波のCGがリアルです。

そして今回も体験中「実際に水がかかります」。リニューアル前は頭上から水滴を飛ばしてましたが、今回はミスト(霧)を扇風機で飛ばす方式になりました。よって量は多くないですがどの席でもまんべんなく濡れます。

途中には「ワイルドウイング」の飛行機が見れます。

激流下り中盤は謎の遺跡の中へ。「トレジャーハント」のタイトル通り、今回のツアーはここにあるという秘宝を見つけるのが目的です。石や針が降ってくる遺跡のトラップを避けながら、たどり着いた奥には秘宝が。しかしその時・・・。

以下反転:
秘宝の前に採掘機で突如現れる盗賊のバズ。彼は秘宝を横取りし地上へ脱出。ガイドは逃がさまいと追いかけ、後半は追いかけっこの描写がメインとなります。ボートは陸もお構い無しにガンガン進み、最後は「大滝」が・・・。


感想

前作にあった破天荒なガイドによる解説など前作にあった豪快さはなくなってしまいましたが、最新の映像技術によって映像や体感の迫力自体が倍増し、2004年の「ワイルドウイング」以来11年ぶりの、最新セガ体感シミュレーションライドに恥じない作りになっていると思います。

反面、リニューアルしたとなると途端に旧バージョンが恋しくなる(?)方もいると思いますが、2015年12/20現在、大阪梅田にある「梅田ジョイポリス」では旧『ワイルドリバー スプラッシュ』が稼働しており、こちらではしばらく旧作が楽しめそうです。



「ZOMBEI ZOO(ゾンビ・ズー) ~ゾンビ収容所見学ツアー~」

イメージ 3

「ワイルドリバー ザ・トレジャーハント」と同じく12/19(土)オープン。10/31(土)に終了した『寄生獣』の跡地にオープンしました。

台は突如世界中に溢れたゾンビを収容し研究を行う機関。参加者は研究員(スタッフ)と共に、研究所内の見学へ。研究所内ではお約束通り(?)ゾンビから虫(プロジェクター)が涌き出る、窓の外にゾンビ(映像)が群がる、ゾンビ化した研究員(アクター)が襲いかかるなど様々なハプニングが起こります。

前と同じく面積的には小規模なアトラクションですが、その分映像等の仕掛けが多数あり、密度が濃い時間を楽しめるかと思います。

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