先日久し振りに横浜及びコスモワールドに行ってきたので、「2015年度イルミネーション」の一貫として園内のイルミ(今回はイルミというより夜景ですが)と、これまで取り上げる機会のなかった同園の2015年夏(一部2014年冬)の新アトラクションをこの場を借りてご紹介。
一番上の画像はコスモワールドの象徴「大観覧車コスモロック21」と、それに乗って上空から園内の光り輝くアトラクションを撮影したもの。
同じく観覧車より「ランドマークタワー」。なお、今回初めて『シースルーゴンドラ』(透明ゴンドラ)に乗りました。夜乗ると足下が綺麗に透けて見えて結構怖いです。
コースター「バニッシュ」の水中突入付近。電飾でできた大きなクリスマスツリーが場によく合います。
変わった装飾としては、お化け屋敷「幽霊堂」の乗り場にはクリスマスらしい装飾と、影絵で見事に"お化け+クリスマス"の様子が表現されていました(ちなみにアトラクション本編は通常と変わらず)。
ここからは2014年冬~2015年夏の間にオープンした3つの新アトラクションを。上の画像左は2014年12/13(土)にオープンした『オーシャン・スウィンガー』、そして右は2015年7/10(金)にオープンした4Dシアター『4D-KING』。
『4D-KING』はの特徴は円形のシアターの内側が全てスクリーンで、360度見渡せる映像となっていること。その状態で3D映像を見るので「自分の上や下を映像が通り越すように見える」という従来の3D映像にはない摩訶不思議な体験ができるのです(3D映像に加えシアター内にエアー等の仕掛けがあるので「4D」)。原型となったのはかつてセガが2007年より全国で稼働していた「MEGA 3D 360」(企画・開発はシステムプロ)であると言われています。
「4D-KINGはMEGA 3D 360の技術(特許)を泉陽興業が取得し開発したもの」と言われています(詳しい経緯は不明)。なお、MEGA 3D 360は全盛期は全国各地の大型アミューズメントスポットに設置され、志摩スペイン村(アトラクション名「ダルのファンタジーワールド360」)、東映太秦映画村、ハウステンボスなどテーマパークにもアトラクションとして設置されましたが、企画・開発したシステムプロが2010年頃に倒産しその関係からかMEGA 3D 360自体も次々と姿を消し、現在稼働している所は(少なくとも国内では)志摩スペイン村だけだと思います。 ただ、その志摩スペイン村「ダルのファンタジーワールド360」も先日10月下旬に行った時は1日運休してて再開は未定と案内があったので、継続が危ういかもしれない・・・。「4D-KING」も現在コスモワールドだけでなく泉陽興業が運営・企画をしているロケーションを中心に各地に設置され、こちらの設置一覧によると珍しい所では福岡県にある居酒屋「庄の笛」の店内(ミニ版?)、そして日本国内だけでなくベトナムにも設置されているようです。
現在コスモワールドでは2つのソフトが上映。18時まで「爆笑☆マジックショー」を上映し、18時以降はホラー作品「THE ROOM」と「爆笑☆マジックショー」を交互に上映するようになります。
こちらは8/7(金)にオープンしたゲームライド『スモッグ王国の冒険』。6月に終了したホラーハウス「ザ・ジャッジ」の跡地にオープン。
ゲーム内容はライドに乗り、中にあるアンドロイド(スマホ)を持って周りを映す。すると画面上に1~3個のスモッグが現れるので、それを何度もタッチして倒す。出てきたキャラクターによって得点が加算されていく、というもの。4ステージ構成でどのステージも内容に変化はないですが、第3ステージからスモッグが映って一定時間が過ぎてしまうと逃げ出す(逃げられると得点が減点)ようになり、第4ステージではボス対決が待っている。
ゲームとしてはあまりにも単調であるので大人が楽しむのは厳しいと思います。それと内容的にアンドロイド画面をずっと見ることになるためライド周辺を見る余裕がなく、あまりライドアトラクションの意味もないかと・・・。