ユニバーサル・スタジオ・シンガポールの「ハロウィーン・ホラーナイト5」、3つのホラーエリアの紹介。()内の日本語タイトルは公式なものではなく、自分が勝手に和訳したものです。
ジュラシックパークエリアにて実施。ここは古代中国の「見捨てられた村」、そして村民が毎晩「飢えた幽霊」を召還する怪しげな儀式が行われる所でもあった・・・。村は異様なに静まり返っており、露店やお墓が怪しくライトアップされています。
このゾーンは画像からわかるように暗く、その中でモンスター達が突然現れて脅かす事もあるので冷や冷やしながら進むことになります。
宇宙から襲来したエイリアン達に侵略されたニューヨーク・エリア。街の奥にはUFOがあり、そこからレーザー光線やライトがエリア内を華麗に照らし出します。
ここにいるエイリアン達の造形は凄く、思わず見惚れてしまいます。脅かす等はしませんが、巨大な体の割に動きは俊敏です(竹馬を使用し2.5~3m程の高さはある、画像にて一緒に写っているお客と比較してその巨大さが分かると思います)。
時間ごとにショーも開催。エイリアン達を撃退しようと兵士がエリア入口にある大砲でUFOにミサイルを発射。見事命中し大爆発を起こしますが、UFOは破壊されません・・・。
UFOの下でも兵士とエイリアンの戦いが繰り広げられる。兵士がUFOに吸い込まれ宙を舞う(ワイヤーで吊り下げられる)シーンも。
ニューヨーク・エリア~SCI-FIシティ間の道なりがホラーエリアに。昨年と同じく一方通行で10人前後のグループで間隔を空けて案内されるので、スケアリーゾーンというよりはホラーメイズのような扱い。
タイトルの『Conterminated』の本来の意味は「汚染された」という意味で、このエリアは「病気の者達を隔離する」ため政府が秘密裏に用意した植民地という設定。エリア内は物が散乱しゴミ袋が積まれ壁になっている所も。
そしてこのエリアに生息するのは、病気のためか奇形で奇妙な行動をとる者たちばかりです。奇形の赤ん坊を抱きながら嘆き叫ぶ父親、そして狂ったように赤ん坊を抱きかかえまるで踊るような姿を見せる母親。起き上がれないほど異様に太った人間が佇んでいる場所や凶器を持って襲い掛かる者も。
こんな状況が最初から最後まで続き、演出的に別の意味でも怖さがあります。表現的には何か心に引っ掛かるものがあり、日本でやったら問題になるような気がしますが、シンガポールでは許容範囲、なのかな。