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「ハロウィーン・ホラーナイト2015」  <USJ>

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今年もこの季節がやって参りました、USJの特別イベント「ハロウィーン・ホラーナイト」。開催毎に毎年パワーアップしていくこのイベントですが、今年はホラーハウス(ホラーナイト・メイズ)5つに呪われたアトラクション(アトラクションのホラーバージョン)が5つ(※貞子が3種類)、その内ホラーハウス3つと呪われたアトラクション1つは昨年からの続編ではない完全新作と、例年以上に新要素が多くアトラクション自体も多いという非常にボリュームアップした過去最大規模での開催となります。

さらにこれまでの金土日祝日のみから10月は毎日開催する(10/29を除く)と開催日数自体もスケールアップしていますが、一方で2013年、2014年と開催され非常に好評であった「ダーク・レストラン」と「貞子 ~呪われたレストラン~」は今年はなくなってしまいました。

「ストリート・ゾンビ」

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18時以降、園内に「ゾンビ」が徘徊しだすパフォーマンス。今年は昨年のようにバックストーリーの設定や派手なオープンニング演出は特になく、18時になると園内各所の建物屋上でSWAT隊とゾンビの戦いが一瞬見れ、爆発音と共に炎・煙が上がる。そして園内にゾンビがうじゃうじゃ出現し出します。

公式では今年のゾンビは大きく分けて4種類と設定されています。

「レッド・ゾンビ」

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全身血で染まったゾンビ。この画像のようあまり特徴のないやつもいれば見・行動が特殊な奴もいます。また例年より血飛沫は激しいです。例年のようゲストに対して唸り声を上げる奴が殆どですが、今年は狂ったように笑い出すなど奇怪な動きをするゾンビもいます。

「ファット・ゾンビ」

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昨年も登場し好評であった恐ろしく太った・巨体のゾンビ。昨年は画像左の1種類でしたが今年は種類・数が増え真ん中のガスマスクを被ったゾンビ、そして右のビジュアル系バンドマンのような派手な衣装とメイクをしたゾンビもいます。

「スーパー・ゾンビ」

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チェーンソー、鉄パイプ、刃物など凶器を片手にゲストに襲いかかってくる攻撃的なゾンビ。スーパーゾンビは昨年も登場しましたが、今年は「凶悪犯のゾンビ」という設定があるかは不明。

「キャリア(ゾンビウィルス感染者)」

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ゾンビウィルスに感染しゾンビになりかけている患者で、より患者らしく(?)腕に点滴を付けている奴もいます。胸を押さえて突然苦しみ出し、痙攣してるかのようピクピク動く、また中にはゲストに向けて体液(水)を飛ばす奴もいます。


これら以外にも前述のように特徴的なゾンビはいて、また昨年のようにセット上でのパフォーマンスも繰り広げられます。こちらについてとパークエリア毎の特徴、そしてゾンビ達によるダンスパフォーマンス「ゾンビモブ」については下記のリンク先を参照してください。
 →[ 「ストリート・ゾンビ2015」]

今年は昨年よりセットによるパフォーマンスは減っていて、原点回帰なのか路上をソンビが徘徊するのをメインにしている気がしました。ただ、ゾンビの数自体は例年より多めです。イベント開始初日の様子なんで今後追加される可能性もありますが。


「ホラーナイト・メイズ」

「エイリアンVSプレデター」、「エルム街の悪夢」、「チャッキーのホラーファクトリー2」、「バイオハザード・ザ・リアル3」は下記リンク先を。
 「ホラーナイト・メイズ2015」

話題の「トラウマ ~最恐実験病棟~」はこちら。
 「トラウマ ~最恐実験病棟~」


「呪われたアトラクション」(アトラクションホラーバージョン)

「学校の怪談」(シネマ4D)

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往年の名作邦画ホラー「学校の怪談」をモチーフにしたギミックシアター(3D映像ではないので「4D」ではない?)。ただしアトラクションの本編映像は映画とはほぼ関係ないオリジナルで、「学校に纏わる怪談話」というテーマだけしか関連がありません。そもそも映像に出てくる生徒が小学生ではない(少なくともそうは見えない)。

アトラクションは整理券方式で、シネマ4D奥でひっそりと配布しています。現在のところ行列になるようなことはほとんどありませんが夜18時からと運営時間が短いため配付は午前中で終了することが多い。

シアターに入る前のプレショーでは用務員さんが夜の学校を見回りの途中、怪奇現象に襲われる様子が映しだされます。
アトラクション本編では3つの怪談話(短編)が順に流れるオムニバス形式。放課後女生徒が謎の幽霊(?)に襲われ「トイレに逃げ込む」話、恐ろしい程当たる「こっくりさん」の話、保健室でとある男子生徒が遭遇した「口裂け女」の話の3つです。映像に合わせ椅子の振動、水や足元のエアーチューブ等のギミックが作動します
原作の映画は子供向けのファンタジーホラーの意味合いが強いですが、このアトラクションはそうではなく正当な「ホラー映画」、むしろ人を切り裂く様子がリアルに表現される(血飛沫として映像に合わせて水がかかる)などグロテスクな演出が多様されています。そして映像だけだからと、油断しない方が良いです・・・。

以下反転:
3つの「口裂け女」の話の後、シアター内にアクター演じる「口裂け女」が本当に現れ、ゲスト達を脅かします。

映画と無関係と言ってしまえばそれまでですが、こちらでもノスタルジックな雰囲気はあるので懐かしい感じで恐怖を楽しめるかも。


こちらについては細かい演出等は変わっています(※)が、基本的に昨年(貞子Verは一昨年から)と同じ内容です。なお、昨年あった「呪怨 ~ジュラシックパーク・ザ・ライド~」は今年はありません。
※アトラクション中に登場するアクターの種類、動きが若干変わっているなど。

ハロウィンは11/8(日)まで。初日の週はまだそんなに混雑してなかったですが、例年期間の後半になればなるほど混雑してくるので、気になる方はお早目のご体験をおすすめします。


USJ2016年春「新コースターアトラクション」

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ハロウィンイベントとは関係ありませんが、現在「ジュラシックパーク・エリア」に建設中の来年春オープン予定の新コースターアトラクション。現在巻上げと思われる部分と隣には駅舎が建設中です。

コースターの形状から今年夏ナガシマスパーランドにオープンした「アクロバット」と同様のフライングコースターじゃないかというのが有力で(海外のコースターファンサイトの中にはほぼ「確定」のように扱われている所もある)、コースレイアウトもアクロバットと同じ(※)か似たような兄弟機になるのではと言われています。
※「アクロバット」自体も2006年にアメリカでオープンしたコースター「マンタ」の同機種ではある。

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