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「オバケンランド in オアシス21」

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方南町を中心に活躍するお化け屋敷製作会社「オバケン」さんが、名古屋にある複合施設「オアシス21」にてイベントを出展しています。「オバケンランド」と称した本イベントは、ウォークスルーにホラーサウンドなど色々なタイプのお化け屋敷が集結し、全てミッションクリア型となっているためゲーム感覚で楽しむことができます。

会場は「オアシス21」の地下広場(銀河広場)、このように仮設パースにて各お化け屋敷を設置。位置的な点からどのお化け屋敷も規模は小さく内容は短いのですが、ゾンビに追いかけられる、お化け屋敷内でちょっとした謎解きがあるなど普通のお化け屋敷にはないここだけの要素を体験できます。
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お化け屋敷は大人向け3つ、子供向けが1つの計4つです。

巨大迷路「ゾンビエスケープ」

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ゾンビがいる迷路の中を探索する体感アクション。後述の要素から「ゾンビキャンプ」など同社がこれまで各地で単発イベントを簡略的したものとも取れます。

迷路に入る前、腰に「左右2本の紙テープがぶら下がったベルト」を装着します。紙テープは即ち「参加プレイヤーのライフ」を表し、そのライフ(紙テープ)を引き千切ろうと狙ってくるゾンビを避けながら進まなくてはいけません。

そしてもう一つのミッションは「迷路内に置かれた3つのカプセルを探して出口まで持ってくる」ことです。迷路はそんなに複雑ではありませんが、前述のようゾンビはプレイヤー(が着けた紙テープ)を狙って襲ってくるので常に身の危険を感じながら探し物をするのはかなりのスリルです。
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中にはプレイヤーをしつこく追いかけるゾンビや先に続く通路を通せんぼするかのよう立ちすくむゾンビ、そして後半にはカプセルを守るかの如く行動するゾンビもいるため、一度近づいて別の場所に惹き付けるなど戦略的な行動も必要。かなりアグレッシブな経験ができます。
制限時間は「3分」で最初にタイマーを持たされますが、「制限時間厳守」ではなく「目安」であって多少の遅れは大丈夫みたい。



「名無しの女」と「テケテケ」はゾンビエスケープ隣りに2つ合わさって設置。待機列も隣り通しです。
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都市伝説「名無しの女」

ウォークスルー(歩く)タイプのお化け屋敷に謎解き要素が加わったもの。舞台はとあるアパートの一室。
あるアパートに美しい女性が引っ越してきた。だが彼女はある日突然、窓ガラスに(上記の画像のような)奇妙な貼り紙を貼り出した。不審に思った大家が彼女の身元を調べると、戸籍上彼女は「存在」していなかった。大家は警察に通報し捜査官が調査のため室内に潜入したが、それ以来消息が途絶えている・・・。
参加者は化学捜査官として中で消息を絶った捜査官の後を追い室内に潜入します。まず最初にモニターにて上記ストーリーの映像を見た後、スタッフより特殊ライト(ブラックライト)が渡されます。ライトを照らすと血の跡等が怪しく光り(ルミノール反応)、その中に紛れている女の「名前」、「生年月日」、「血液型」を見つけるのが目的です。制限時間は「5分」で、ゾンビエスケープと同じくタイマーが渡されます(こちらも制限時間は目安程度)。

コースは短くミッション自体の難易度は低いものの、インターホンがある玄関や台所、寝室、クローゼットなど室内の様子はリアルに再現されていて脅かしも激しいので結構な恐怖を感じます。


3Dサウンドホラー「テケテケ」

暗闇で3Dサウンドを聞くホラーアトラクション。題材となっているのは有名な都市伝説である、列車に轢かれ下半身を切断され上半身のみで動き回る幽霊「テケテケ」、それが夜な夜な現れるという廃墟の列車内が舞台です。

「名無しの女」と同じくまずはモニターでストーリーを見て、その先サウンドを聞くメインルームは「列車の車内」。窓側を向き、(立ったまま)つり革を握ってヘッドフォンの音声を聞きます。恐怖に耐え、最後までつり革を離さなければミッションクリア。

サウンド本編の内容はテケテケ本人(?)による語り部で、最初は淡々と身の上話をしますが次第に死んだことが受け入れられず生者を妬み・恨む狂気の様が描かれます。またサウンド以外にもフラッシュ等の特殊効果、エアーやアクターによる脅かしもあり。




各お化け屋敷のミッションをクリアするとカードにスタンプが押され、3つの全てクリアすると「記念バッジ」が貰えます。オバケンランドの公式ツイッターにも(希望すれば)その日のコンプリート達成者が取り上げられることも。


子供用お化け屋敷「おばけの森」

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子供向けの怖くないお化け屋敷。通常付き添い以外の大人は体験不可ですが8/20(木)~22(日)は19時以降大人も入れるというイベントが行われました。

前半はエアーチューブで作られた迷路(画像のよう一応アクターの脅かしあり)で指定されたカードを探し、後半は悪霊「ショモン」と会話をしつつ退治をするというもの。実際に音声訳のスタッフがリアルタイムで声を当てているため本当に会話ができます。子供向けではありますが、ストーリー設定は結構作り込まれていてお勧めです。
ちなみに多くの方が誤解していると思いますが、ポスターに写っているのは悪霊「ショモン」ではなく、案内役のお化け「オバ犬(オバケン)」。
8/13(木)~15(土)にはこの「おばけの森」前半迷路内にて特別イベント「ゾンビエスケープ リミテッド」が行われました。


その他の情報

・土日中心に、夜18時頃ゾンビを引き連れて練り歩くパフォーマンスが行われます。ゾンビはオバケンランド内だけでなくオアシス21の地下街を全般的に行動し、宣伝を兼ねたパフォーマンスを。
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・混雑具合としては午前中は比較的空いてて午後になると混雑してくる傾向があるようです。13時~17時がピークで1時間程の待ち時間になることもあります。特に「テケテケ」は1回10分かかり8人までの参加なので回転が悪く待ち時間が減りにくいです。

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