2015年夏、開業から2周年を迎えたJ-WORLD TOKYO。一時は当初の見込みより業績は結構悪くて存続が危ぶまれている状況でありましたが、最近は持ち直しており好調な様子もよく聞きます。
そんな同園は今夏「君の勇気が試される!?ジェイワールドの夏」と称して、ドラゴンボールをテーマにした謎解きイベントとNARUTOをテーマにした、開業初の「お化け屋敷」、さらに銀魂の回遊アトラクションと期間限定のアトラクションが3つ増設されます。銀魂以外はパスポートが使用できるので、パスポート利用価値が向上しているとも取れると思います。
ドラゴンボールをテーマにした謎解きイベント。問題は同じナムコの系列である「なぞともカフェ」が製作しているみたい。参加用紙を持ち園内のヒントを探して問題を解くというオーソドックスなスタイルで、途中(双眼鏡とスマートフォンで作られた)「JWスカウター」を使って映像を見て問題を解くシーンもあります。映像ではスーツアクター演じる「フリーザ」も見られます。
謎解きとしては初心者(ファミリー層)向けになり、いくつかややこしい問題もあるものの総じて簡単で移動するエリアも狭いので楽ではあります。謎に詰まっても用紙に書かれた「ヒントがある場所」に行けば丁寧な解説(殆ど答えに近い)によるヒントが書かれているなど親切設計。
問題を全て解ければ神殿(アトラクション「つかもうぜ!ドラゴンボール」)の一室に作られたブースにて、正解・不正解毎のエンディングが見られます。
NARUTOの世界観をベースにした和風お化け屋敷。8/7(金)に公開される映画「BORUTO」とのタイアップであるため、アトラクション中では成長し火影になったナルトや映像にちょっとだけですが彼の息子ボルトが登場します。
お化け屋敷にはミッションがあり、最初に渡される巻物にお化け屋敷内にある2つのスタンプを押してくること。スタンプを見つけるには、同時に渡されるブラックライトを使う必要があります。
道中には血まみれの袋(死体袋?)が多数あり壁にも返り血や血手形がたくさんある、ブラックライトで照らしながら進むためそれらが不気味に光る。アクター演じるお化けが後ろから近づき追いかけてくる脅かしもあって、お化け屋敷としては結構怖いです。
最後に成功・失敗を見極める場所がありますが、ここも油断しない方が良いかも・・・。
銀魂エリアに設置された期間限定アトラクション。タイトルやポスターは言うまでもなく洋画「ゴーストバスターズ」のパロディ。アトラクションではアイテム「お化けを捕まえる装置的なもの」を持って、園内を回遊します。
こちらがその装置で、パロディ元のアイテムを「しょぼく」再現したものなので本当にしょぼい(実際アトラクションで使う部分は掃除機ホース部分に付いているARタブレットのみ)。これを持って園内を歩くのは正直恥ずかしい・・・。
園内には銀魂のキャラクターPOPが10体あります(半分は銀魂エリアに集中している)が、そこにQRコードが付いているのでそれをアイテムで読み取るとゲーム開始。そのうち5箇所は「ゴーストとのバトル」となりタブレット上に表れる「ゴースト」(マダオとなぜか「メガネ」)をタッチして回収します。残りの5箇所は会話のみの場所、「あるアイテム」を獲得できる場所、ポイントが減点されてしまう場所などがあります。
制限時間「10分」内に5箇所の「ゴーストとのバトル」をプレイしていればラストバトルに挑戦でき(タイムオーバーの場合はその時点で終了)、スタート受付横で最後のボス「魔王」との対決です。ゲーム中「あるアイテム」を持っているかいないかでエンディングが変わります。
「フリーザ軍からのなぞ挑戦!」と「激コワ!忍界お化け屋敷!!」は9/27(日)まで、「ゴリストバスターズ」は11/1(日)までの開催です。
さらに今後もう一つのイベントとして、8/20(木)~9/27(日)の期間「食戟のソーマ」フードが登場。いつものような「キャラをイメージしたフード」だけでなく、「作中に出てくるレシピ通りに作った」フードもあるとのことで、これは面白そうですね。