前回紹介した「東京ワンピースタワー」のアトラクション紹介です。各キャラクター毎に全部で個のアトラクションがあり種類も豊富ですが、設置場所・スペースの問題からライド系は設置できずウォークスルーとその場でのミニゲーム系に限られています。本稿ではウォークスルー系を、ゲーム系については[ こちら]を。
ワンピースの世界を表したジオラマセットを巡るアトラクション。入口を入ると子供の頃のルフィのシーンからスタートし、その後は主にそれぞれのキャラクターとの出会い・仲間になる時のシーン(ルフィの記憶)が再現されています。
またジオラマだけでなく鏡の迷路や壁が回るトンネルなどの仕掛けも。
最後の部屋では大型スクリーンにて映像を。新世界編後のストーリーをダイジェストでまとめたもの(らしい)で、映像に合わせスモークやフラッシュ、強い風(エラーなど一瞬の風ではなく長く吹く強風)の効果もあって大迫力です。
サウザンド・サニー号の中を進むアトラクション。最初の部屋の映像を見た後は自由に船内を進むことができ(ただし一方通行)、ドアに触れると仕掛けが作動するなど体感的に楽しむことができます。
お化け屋敷。恐がりなブルックの代わりにゾンビを退治するため「塩玉」(スポンジ玉)を持って館内を進みます。最後に登場するゾンビの口の中に塩玉を入れてくるのが目的。内容としてはオーソドックスなお化け屋敷という感じでワンピースのキャラクターが多数登場し、ハーフミラー等での演出もあるなど楽しいです。
ショーと言っても着ぐるみが登場するキャラクターショーではなく、生身の人間がワンピースのキャラクターとして演技する、『実写版ワンピース』と言うべき内容です(台詞はアニメ版と同じ声優の吹き替えによるもの)。この東京ワンピースタワーの前にUSJでも夏期(最近は春も)スペシャルショーとして「ワンピース」のイベントがやっていますがそれと同様の内容、そしてクオリティというべき物でしょう。
確認はとれなかったのですが、どうもそのUSJのワンピースショーと同じところ(あるいは一部関係団体)がやってるっぽいです。ストーリー重視というよりはド派手なアクションが中心の構成。最後は歌と踊りのシーンまであります(その点もUSJのと似ている)。
全体的にこのウォークスルー系アトラクションは似たり寄ったりしているものが多く、それぞれのはっきりした特色はあまりないのですが、演出はどれも派手めなので作品の世界を十分に楽しめると思います。