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旅日記「熱海後楽園遊園地アピオ」他、回遊記

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2014年も残りわずかとなりました。個人的にも毎年この時期はさすがに慌ただしくてあまり出かけられずブログの更新も滞り気味なのですが、先日車で友人と静岡県は伊豆・熱海に行ってきました。がっつり遊ぶとかではなく本当に「ふらっと観光」みたいな感じだったので、本稿ではそんな様子を日記風にまとめたいと思います。

東京から熱海まで車で約2時間、最初の目的地は「熱海後楽園ホテル」。そしてそこに併設しているミニ遊園地「熱海後楽園遊園地アピオ」。

「熱海後楽園遊園地アピオ」

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規模としては本当に小規模ですが、建設当時は熱海観光地の一つとして認識されていて、よくパンフレット等にも載っていたと思います。タイトル通り、東京の「後楽園ゆうえんち」、現・東京ドームシティ系列の施設で、現在もホテル及び遊園地は同社が運営を行っています。ただ、やはり昨今のレジャー業界の状況から客足は遠のきつつあり、近年は一般利用というよりも「ホテル宿泊者の娯楽施設の延長」という意味合いが強くなったようです(実際ホテル宿泊者限定パスポート販売など宿泊者向けのサービスが多い)。

そんな同園ですが、「来年2015年1月12日(月・祝)を持って閉園する」ことが発表されました。そう、今回の旅の一番の目的は、閉園する前にここに一度行ってみることです。


前述のようホテルに併設された施設であるため、外側からは入れずホテル内を通ってから遊園地へ向かいます(ホテル・遊園地は宿泊しなくても入れます)。2階ゲームコーナーの先が遊園地入口です。
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この日は残念ながら雨のための「休園」で中には入れず、スタッフのご厚意で園外近くから写真を撮らせてもらうことに。
遊具としては「コーヒーカップ」(かつて東京ドームシティのお化け屋敷付近にあった物を移設したもの)、「エレファント」、「バイキング」等の定番機種が揃い、バッテリーカーを利用したゴーカートもあります。昔は「観覧車」もあったらしです。
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特徴的な物として、「サイクルモノレール」と「スカイシップ」が並走(向きは逆)する構造。「花やしき」にある同機種と同じ構造で、この構造はこの2ヶ所だけの特徴らしいです。
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まだ閉園までには時間があるので、気になる方は是非最後の訪問を。ホテルでは「思い出のフォトコンテスト」なんてのもやってました。



最大の目的を果たした後、せっかくなので他の観光スポットを。上記の後楽園ホテルのすぐ近くにあるロープウェイ。ロープウェイで行った先には展望台と、秘宝館があります。

「熱海秘宝館」

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秘宝館とは「性風俗や人間・生物の性に関する文物を収蔵した施設」、わかりやすく言うと「ちょっとエッチな物やそれに関係する演出物がある博物館」です。

熱海だけではなく全国に存在し、かつては温泉街の定番施設でありましたが、不況及び「健全化を目指す社会の風潮」により多くが閉館され、残っている所は少なくなっています。ここのよう博物館タイプではなく「エンターティメント性」を重視したタイプの施設は現在この熱海と栃木県鬼怒川にある秘宝館(秘宝殿)の全国2ヶ所のみとなっていますが、鬼怒川の秘宝殿が今年12/31(水)で閉館するため、来年は熱海が国内唯一となることに。

なお、前述のロープウェイ及びこの秘宝館も「東京ドーム」が運営を行っています。来年2月には7年ぶりに新たな演出の追加があるようです。
内容については館内の写真撮影が禁止、その理由以上にとても紹介できないようなものなのでブログでは省きます。個人的な感想から言えば、私自身それほど性描写を好んでいないこともありますが、正直「ドン引き」するような内容でした。まぁいろいろと面白いものは見られましたけどね。


というわけでファンタジーな遊園地な後にある意味ディープな所へ行きましたが、最後3箇所目はもっとディープな場所に。ここ(後楽園ホテル)から車でさらに1時間程進み、伊豆の田舎道にある施設。「怪しい少年少女博物館」と姉妹館「まぼろし博覧会」

「怪しい少年少女博物館」、「まぼろし博覧会」

伊豆にある知る人ぞ知る名物施設。「怪しい少年少女博物館」は3年前にも訪問したので詳細はリンク先を。奇妙な展示物の数々や不気味なお化け屋敷は健在でした。

そして3年前にはなかった(2012年にオープンした)、車で数分の距離にある姉妹館「まぼろし博覧会」。こちらは世界各国及び日本の戦前~昭和の珍品を集めた博物館。基本的に「怪しい~」と同じテイストで作ってあっていろいろな物が所狭しと並べられてあって異様な雰囲気に圧巻されます。
公式サイトにも「【悪酔い横町】二度とお目にかかりたくない衝撃のテーマ展示が目白押し 」とある。
せっかくなので遊園地関係の資料を。かつてあった遊園地を含む大規模巨大施設「船橋ヘルスセンター」の案内図、「後楽園ゆうえんち」のポスター(何年前のだろう?)。
イメージ 6

「万博」の資料本、他「ポケットモンスター」等歴代の玩具が並んでいる中で、ナンジャタウンの「ナジャブ」の人形があったのは驚きました。
イメージ 7

リニューアル前にあった「福袋探偵大學」で使われていた端末で、おそらく一時期園内で販売されていたお土産用のレプリカと思われます。


こうして、年内最後の遠出となった熱海・伊豆の旅は終わりました。行ったところがかなりディープな場所だったけど、こういうのも悪くないんじゃないかと思います。

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