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Channel: アミューズメント レビュー
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「ユニバーサル・スタジオ・シンガポール(USS)のアトラクション」

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「ユニバーサル・スタジオ・シンガポール(USS)」のアトラクション紹介です。「トランスフォーマー」等一押しアトラクションは別記事で紹介しまして、ここでは一覧的なものを。

ニューヨーク

「ライツ!カメラ!アクション!!byスティーブン・スピルバーグ」

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スティーブン・スピルバーグ監督による映画の特殊効果を体験できるアトラクション。USJの「バックドラフト」と同じような内容のアトラクションで、最初の部屋でスピルバーグ監督の挨拶及び映画の特殊効果についての解説(この時バックトゥザフューチャーやジュラシックパークなどの、実際の映画の特殊効果シーンが共に流れる)の映像を見た後、次の部屋(スタジオ)のセットにて実際に特殊効果を目の当たりにします。テーマは「巨大ハリケーン」

舞台はハリケーンが襲来し、大荒れの天候となっているNY、そこにあるとある海辺近くのボート小屋。ショーが始まると小屋天井から雨が降り(雨漏り?)、テレビからハリケーン襲来のニュース、レポートの中継で「看板が飛ばされてしまう」様子が映し出されます。

直後、その「看板」が小屋の天井に突き刺さる。その衝撃で停めてあったボートが動きだし、燃料がこぼれ引火。周囲は炎に包まれます。お客さん側とセットの間隔が近いので、思わず身の危険を感じるほどの迫力です。
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雨風はどんどん強くなり、窓も吹き飛んでしまう。炎はさらにいろんな所に引火して燃え広がり、天井からいろんな物が落ちてくる。最後は、海からタンカー船が小屋に突っ込み、お客さんの目の前まで迫ります。

時間的には(バックドラフトに比べても)短めですが、映画の特殊効果を痺れる程までに体験できるアトラクションです。

「セサミストリート・スパゲティ・スペース・チェイス」

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セサミストリートのエルモを主人公にした子供向けライドアトラクション。ストーリーは「宇宙人が世界中のスパゲティを盗んでしまい、それを取り返すべくエルモが宇宙へ大冒険する」というもの。

吊り下げ式ライドで、座席にはモニターが付いています。あくまで子供・ファミリー向けのアトラクションですが宇宙空間等の演出は凝っているので大人もそれなりに楽しい、かも。


SCI-FIシティ

「トランスフォーマー・ザ・ライド アルティメット3-Dバトル」

 →[ 「トランスフォーマー・ザ・ライド アルティメット3-Dバトル」]

「アクセラレータ」

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巨大なコーヒーカップのアトラクション。一応周辺の装飾や乗車中に流れるBGM等はSFチックです。ライドが大きいため異様に遠心力がかかり、怖い方のコーヒーカップになるかと。なお、フロリダの「アイランズ・オブ・アドベンチャー」にも『ストームフォース』という同様のアトラクションがあります。

【現在休止中】「バトルスター・ギャラクティカ」

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「宇宙空母ギャラクティカ」をイメージした、青レール:座り乗りタイプの「ヒューマン(地球人)」と、赤レール:吊り下げタイプの「サイロン(異星人?)」の2つのコースを、車両が同時に走行する並走型コースター(ヒューマン対サイロンの対決をイメージしている)。現在、長期営業休止中です。

英語版Wikipediaには同コースターについて詳細が乗っていますが、それによると
・3/18の(USSと同時に)オープンから1週間後の3/25、「技術的な問題」により翌2011年2月まで休止
・2011年2/21に再オープンするも、7/21を持って再び休止。
・2014年4月「ひび割れが繰り返し発生している為、そのまま閉鎖。跡地は別アトラクションに」という情報も流れましたが、現在は「2014年年内を目処に再開の予定」となっています。
開業1週間で休止し最終的に運営していた期間は2011年の半年もないという、かなり曰く付きのコースターになっているようです。最高時速90kmにも達するハード&面白そうなコースターだけに、乗れないのは残念でしたが上記のよう再開の準備をしているとしたら、続報が気になりますね。

古代エジプト

「リベンジ・オブ・ザ・マミー」

 →[ 「リベンジ・オブ・ザ・マミー」]

「トレジャー・ハンター」

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ゴーカートタイプ、というよりはいわゆる「クラシックカー」的なアトラクションです。ハンドルが付いていますが、基本的にレールを沿って進みます。「リベンジ・オブ・ザ・マミー」と同様、一応映画「ハムナプトラ」をテーマにしているのかコース後半にはミイラが封じられた棺桶やスカラベ(虫)の大群なども登場。

ザ・ロスト・ワールド

「ジュラシック・パーク・ラピッド・アドベンチャー」

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ジュラシックパークのウォーターライドアトラクション(「ジュラシックパーク・ザ・ライド」又は「ジュラシックパーク・リバーアドベンチャー」)は世界4つのユニバーサルスタジオ全てにありますが、シンガポールのみボートライドではなく円形のラピッドライド型になっています。ただし、基本的な構成は他のジュラシックパーク・ザ・ライドと同じです。
ジュラシックパークのメインゲートを越え、最初はステゴサウルス等草食恐竜のいるエリアで流れも穏やか。しかし、例の如くライドは本来のコースを外れ、肉食恐竜が生息する危険エリアへ。小型の肉食恐竜ラプターや鶏冠を広げ水(設定上は毒)を吐く等が襲いかかり、流れも急になりバシャバシャ水がかかってきます。

そしてボートは建物の中へ。全く周りが見えない真っ暗な中、突然上から水が降ってきたりします。そして巨大な肉食恐竜ティラノサウルスも。建物奥で、ボートはエレベータで上昇。シャフト頭上にはティラノサウルスがいて、襲われかけたときボートが前進して急降下します(富士急ハイランド「ナガシマスカ」の最初のドロップの感覚に近い)。

「キャノピー・フライヤー」

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吊り下げ式のコースターで、前向きと後ろ向きの座席が一緒にくっついています。ロストワールド上空を滑空し、スピードはそんなに出ないものの開放感のあるライドで結構なスリルがあります。

「ウォーターワールド」

 →[ 「ウォーターワールド(USS)」]


マダガスカル

「マダガスカル・クレート・アドベンチャー」

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「マダガスカル」の世界を楽しめるボートライド。映画1作目の世界観を元に作ってあり最初(主人公ら動物が詰め込まれた)タンカー内からマダガスカル島までの様子が描かれます。終盤は映画同様陽気な音楽に包まれた中を走行する。


以上のよう、USSには日本には未導入のアトラクションが揃っています。逆にいえば「トランスフォーマー」や「リベンジ・オブ・ザ・マミー」のアトラクションがないのは日本USJだけで、USJが世界的にも結構特殊なユニバーサルスタジオということになると思います。

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