やってきました、「ユニバーサル・スタジオ・シンガポール(USS)」。ここはシンガポールの有名な観光地である「セントーサ島」に2010年3月にオープンした日本に続いてアジア2番目のユニバーサルスタジオで、2014年現在世界で一番新しいパークです。
なお、ユニバーサルスタジオはオープンしているのはアメリカハリウッド,フロリダ,日本,そしてシンガポールと世界に4つ、計画・建設中なのがドバイランド、「モスクワ(ロシア)」、そして以前から計画の存在は知られていましたがつい先週2019年開業予定と正式発表された「北京」があります。
なお、ユニバーサルスタジオはオープンしているのはアメリカハリウッド,フロリダ,日本,そしてシンガポールと世界に4つ、計画・建設中なのがドバイランド、「モスクワ(ロシア)」、そして以前から計画の存在は知られていましたがつい先週2019年開業予定と正式発表された「北京」があります。
USSは総面積約20ha(日本USJは約54ha)他のユニバーサルスタジオと比べると小規模ですがアトラクションは数・質と共に充実しており、開園が最近ということもあってアメリカのユニバーサルスタジオで導入されている最新機種が揃っており、しかもその殆どが日本未導入なものなので、新鮮な気持ちで楽しめます。
上記の地球儀及びゲートの先が入場ゲート。その先に広がっているのが「ハリウッド」エリアです。開園時間は季節によって異なりますが大体10時~19時が基本みたい。
シンガポールの方は朝に弱いらしく、どの観光地でもオープンは10時ぐらいから。USSは休日でも午前中園内にいるのは海外からの観光客ばかりで現地の方々は午後から増えていくというのがいつものパターンみたいです。日本と同様、実際の開園時間よりも若干早めに開園(この日は10分前)。開園時にはスタッフとその日選ばれた代表ゲストによるカウントダウンがあります。
日本USJにもあるエリアで、基本的な装飾や雰囲気はUSJと同じです。なお、現在夜間に特別イベント[ 「ハロウィンホラーナイト」]を実施しているためエリア内に壊れた「自由の女神」等のセットがあります。画像右下のは「パレスシアター」、USJでは現在「バイオハザード・ザ・リアル2」の会場になっている場所ですね。
日本にはないエリアで近未来都市をイメージしたエリア。ここにはUSS一番人気のアトラクション[ 「トランスフォーマー・ザ・ライド アルティメット3-Dバトル」]や現在長期休止中ですがローラーコースター「バトルスター・ギャラクティカ」などがあります。エリアでは等身大トランスフォーマのグリーティングもあり。
こちらも日本にはないエリアで、映画「ハムナプトラ(原題ザ・マミー)」の世界(エジプト)を再現しています。メインアトラクションは[ 「リベンジ・オブ・ザ・マミー」]。
こちらのエリアでは古代の戦士に会えるほか、身長の高い(竹馬)アヌビス神の使いが歩いていることも。ただし、使いはゲストに対し有効的でなくむしろ攻撃的で、テーマパークのキャラクターとは思えないぐらい鋭い目で睨んできたり、犬のような鳴き声をあげて威嚇してきたりします。
日本の「ジュラシックパーク」に当たるエリアで、アトラクション「ウォーターワールド」もこのエリアに含まれています。画像左奥にあるのはUSJにもあるレストラン(店名は違う)。
アニメ映画「シュレック」の世界。エリア名の原題「far far away」は「遠くのさらに遠くの国・・・」=「空想上(おとぎ話)の国」という意味があるのですが日本タイトルではそのまま「遠い遠い国」となっています。
画像右のお城はアトラクション「シュレック4-D」になっています。なお、このアトラクションはUSJにもあって内容はほとんど同じ(台詞は英語)ですが、エンディングの描写が微妙に異なります。
ラスト「妖精がシャンパンの蓋に飛ばされる」シーンで日本では画面に妖精がぶつかった跡が残りますが、シンガポール及びアメリカハリウッド版ではそれがなくスクリーン横のセットに妖精(の人形)が突き刺さっています。この他のにも同じくシュレックに登場するキャラクター「ドンキー」による歌のショーが見られる「ドンキー・ライブ」や子供向けコースター「エンチャンテッド・エアウェイズ」等のアトラクションがあります。
なお、「エンチャンテッド・エアウェイズ」はVekoma社製のキッズコースターでディズニーランドの「ガジェットのゴーコースター」の同機種。コースも殆ど(全く?)同じ。エリア内には映画(アトラクション「シュレック4-D」にも)に出てくる玉葱の馬車やシュレックが住んでいる家を再現したセットもあります。
また、現在この「遠い遠い国」にコースタータイプの新アトラクションが建設中でした。
こちらはアニメ映画「マダガスカル」の世界を再現した、南国風のエリア。映画の世界をそのまま体験できるライドアトラクション「マダガスカル・クレート・アドベンチャー」や映画のキャラクターに乗れるメリーゴーラウンド「「キング・ジュリアンのビーチパーティー・ゴーラウンド」があります。
各エリアのアトラクションについてはこちら「ユニバーサル・スタジオ・シンガポール(USS)のアトラクション」及び文章中のリンクを参照してください。
USS来園ガイド
最後に、USSのチケット等の来園についてのアドバイスを記載しておきます。シンガポールにご旅行予定の方は是非参考にしてください。・チケット料金は平日68ドル(約6100円)、休日等ピーク時74ドル(約6600円)と日本USJと大体同じ価格です。最近は少ないですが、当日券が売切れになることもあります。なので行く日が明確に決まっていたらWeb上で購入した方が良いでしょう。サイトは英語ですが操作は分かり易いです。
・エクスプレスパスも販売しており、基本的な制度は日本と同じです。種類は1種類のみでほとんどのアトラクションが対象で1回ずつ優先搭乗できます。価格は平日20ドル(約1800円)、休日等ピーク時50ドル(4500円)前後で日によって変動。
・混雑度合いは、前述のよう午前中は空いてて午後12時~3時くらいが1日の混雑ピーク、その後徐々に空いてきます。ただし、(休日の)ピーク時でも最高90分待ち程度と日本USJに比べれば空いています。なのでUSJや東京ディズニーランドの混雑に慣れている方であれば上記のエクスプレスパスは必要ないと言えます。
・シンガポールでは再入園が可能です。そのため上記のピーク時間帯に一度退園して他の周辺観光スポットに行くのも一つの方法かもしれません。