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「チャッキーのホラーファクトリー」  <USJ>

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現在開催中のUSJ「ハロウィンホラーナイト2014」にて、今年初登場のホラーアトラクション。殺人鬼の魂が宿った人形が人々を襲うというアメリカの有名ホラー映画『チャイルド・プレイ』及びそれに出てくる上記の人形「チャッキー」を題材にしています。

アトラクションの舞台は大型トイショップ(玩具屋)とそこに隣接する玩具工場。ここでチャッキーとその手下達が人間を襲い(人間の)解体と組立をするという残忍な行為が行われている中を進むというものです。


上記画像右側にある入口から建物内に入ると、そこは玩具屋の中。様々な玩具が並んでいる中奥では不気味な症状のピエロが、隣の「グッドガイ(親友)人形=チャッキー」を指さしながら「この先にいるコイツ(チャッキー)に会ったら何をされるかわからない。でもきっと楽しいことだろうよ」などと笑いながら話しています。また中の(アトラクション本編)から悲鳴が常に響いている状況です。
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そこからしばらく進むとアトラクション本編入口です。

アトラクション内容

アトラクション最初に進むのは「玩具屋のバックヤード」。グッドガイ人形が入った箱が山積みになっていますがそこから既にチャッキーの攻撃が・・・。その先には事務所、そこでは(チャッキーの手下である)凶悪な人形に襲われた人(アクター)が扉や物陰から飛び出して助けを求めてきたり、またチャッキー本人も登場し低い声で笑いながら人間を刺し殺すシーンもあります。
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その先は一旦外(のように演出された場所)に出て、玩具屋と玩具工場の間の路地裏に。そこでは醜悪なマスクを被った者達が徘徊、一般ゲスト(一般人の振りをしているアクター、いつの間にか列に紛れ込む)を工場内に連れ去ることも。

次のシーンは「玩具工場」。ここでは人間の肉片が部品のようにつり下げられて運ばれ、そして壁や机に磔にされた人間を先ほどのマスク達が”解体”している殺人工場です。磔の人間は全てアクターであり、無残に切り刻まれ絶命する様子をリアルに演じています。周辺には内蔵等も散乱しているという非常にグロテスクなシーンです。

その先は壁や床中に血肉が飛び散っている廊下に肉片がたくさんぶら下がっている部屋、そして“バラバラになった人間をまた組み立て出来た人形”が並べられたショールームなど。どの場面も至る所に殺人マスクが潜んでいるので油断できません。

最後は壁に人形が埋め込まれた通路。ここは天井が低くかがんで通るしかありません。頭上に時折チャッキーが現れ、棒で金網を叩いて威嚇してきます。

出口にはフォトサービスルームがあり、ゲスト達何人かで記念写真を撮ることができます。無論、ただの撮影ではないのですが・・・。

以下反転:
記念撮影はもちろんダミーであり、撮影の瞬間部屋は真っ暗になって背後にチャッキー、正面からは巨大なモンスターが襲ってきます(カメラマンが襲われ犠牲になる演出)。

感想

どこからともなく不意に襲いかかってくるチャッキー達もさながら、人間が解剖されていく様を見せられるなど非常にグロテスクな演出を多様しています。現在開催中の「ジェイソン」も同じく殺人鬼による殺人が目の前で起こるというものですが、こちらは「解剖」であるためよりグロテスクです。コースも長めで映画通りチャッキーの不気味な笑い声を上げての襲撃も体験できるので、確かに今回のホラーナイトの中では一番怖いアトラクションであると思います。

運営方法としては、次々にゲストを入れていくので中では他のゲスト達と合流し、結局は一列にぞろぞろ進むことが多いです。一応間隔を開けてはいますがほとんど機能はしていません。そのためか回転は良く注目アトラクションとしては待ち時間は短め、9/12(金)はジェイソンがピークで2時間待ちであったのに対しこちらは1時間待ち前後で推移していました。
ただし、このような状態になっても十分楽しめるように作ってあるので、この案内方法は仕様であるのかもしれません。

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