いつの間にかお盆も過ぎ、今年の夏も終わりに近づいてきました。夏の終わりが近づくと共に、各遊園地は夏休みが終わる前に遊びに行こうとするお客で賑わう、いわゆる「駆け込み需要」が毎年あるため最後の最後まで混雑する時期です。
今回紹介するのも8月いっぱいで終わってしまうイベントになります。「東武動物公園」で実施されている夏のイルミネーションイベント『夕涼みイルミナイト』。夏はプールが賑わう同園ですが、遊園地・動物園エリアでも夏恒例として夜間イルミネーションが行われます。
なお、上記の画像は園内のゲームコーナーガラス面にあった、手描きと思われるイラスト。どことなく少女漫画的な作風。
東武動物公園ではこれ以外でも、パンフレット置場やスタッフ募集案内でも同系統のイラストが使われていたりします。
日没後より園内各所にてイルミネーションの点灯。今年のテーマは「宇宙」とのことで、上記のような宇宙空間をイメージしたスポットもあります(下記の「暗黒レジーナ」のテーマも同様に宇宙)。
8月の土曜日には恒例の「花火大会」が実施。今年の開催は次の23(土)が最後になります。
今年も木製コースター「レジーナ」にて走路内の照明を(ほぼ)全て落とし暗闇を走行する、夏の夜限定イベント「暗黒レジーナ」が行われます。2009年度まで?は純粋に走路の暗闇化、2010年度~2013年度は[ 「ホラー・ザ・レジーナ」]として暗闇に加えて待ち列やプラットホームに少々ホラー要素を演出、そして今年2014年度のテーマは「宇宙とブラックホール」。
これまでとは趣向を変え、コース後半の旋回ループ部分のみ暖色系の灯りでライトアップ。これが「ブラックホール」に吸い込まれる様子をイメージしています。
ループ部(とループに近づくファーストドロップ付近)以外は真っ暗なので、コース前半は例年通り真っ暗な中を走行、後半上記の旋回ループ部は「ループ開始部分は灯りに照らされていて、ループ後半の木の枠組みに入る部分は灯りが届かず薄暗くなる」ので、確かにブラックホールに吸い込まれる感じはします。
晴れた日(の夜)に乗車すると満点の星空の下の走行となるので、これだけでまるで宇宙にいる気分です。天然の「スペースマウンテン」って感じでしょうか。
この「暗黒レジーナ」、今年の開催は8/24(日)、30(土)、31(日)と残り3日です。
東武動物公園に初期から存在したアトラクション「ウェーブスインガー」(※)が8/8(金)にリニューアルオープンしました。アトラクション自体は(体感的には)変わってませんが画像のよう機種の周辺に石の柵ができて機種自体にも石碑のような装飾、全体的に「古代遺跡」風の装飾になっています。「オーウェ」というのはこの遺跡の守護神、らしい。
※「ウェーブスインガー」:元はヨーロッパの移動遊園地用に製作され、その後世界中に輸出された機種(アトラクション)。前述のよう日本国内のみならず世界中の遊園地で必ずと言って良いほど設置されており「世界一売れた(ヒットした)アトラクション」とも言われています。なお、移動遊園地用であるためワンタッチで取付が可能らしい。上記のよう世界中の遊園地に存在する同機種ですが、このような装飾のリニューアルは今年になって初と思います(国外ではわかりませんが)。よみうりランドにある「ウェーブスインガー」も7/19(土)にリニューアルしたので、今後他の遊園地でもこの流れが来る、かもしれません。
現在オープン記念で乗車後このようなステッカーの配布もありました(絵柄はランダム)。またナイター営業時はカラフルにライトアップされます。
昨年夏(7月)から登場し、今年3月のリニューアルを経てこの期間限定お化け屋敷もオープンから1年を迎えました。画像は園内に掲示してあるポスターで、これまた手作り感があるというか独創的なイラスト・・・
ポスターには「恐怖倍増」=「リニューアル」ともとれる文面となってますが、入ってみた結果3月時点から特に変更点はないです。
東武動物公園のイルミイベントは8/31(日)までの金土日、残りの開催も少なくなっていますのでお見逃し無く。