先月7/15(火)にハリーポッターエリアがオープンし話題沸騰中のUSJに、早くも新たなるビッグタイトルのアトラクションが期間限定で開催されます。
それは昨年7月~11月に開催され好評を博したアトラクション「バイオハザード・ザ・リアル」の第2段、「バイオハザード・ザ・リアル2」です。
使う武器がハンドガンからショットガンに変更されアトラクション中にアイテム等が追加された他、アトラクションの進行構成や演出も大幅に変わっており、去年より遥かにスケールアップしています。
今年は参加者(プレイヤー)の靴のチェックが厳しくなりました。「サンダル(肌が露出する靴)、ヒールの高い靴」では参加できず、専用のレンタルシューズの履き替えが必要になります、それは有料500円となるので、アトラクションの参加を考えているのなら当日の靴選びは慎重に行った方が良いでしょう。
このポンプがやや硬く、しっかり奥まで引かないと撃てません。引いたつもりなのに引ききれてない、アトラクション中ゾンビが襲ってきてすぐ撃てないということがよく起こります。
そのため、公式とはちょっと違いますが銃を縦にして体重かけてポンプを引いて戻す、攻撃する時に引き金を引く、というやり方の方が撃ちやすいです。
女性・子供用に引き金を引きやすくした銃も用意されていますが、そちらでも引き金は固めみたいで、結局撃つのに苦労するようです。
ショットガンには弾の残り数が表示され、弾は30発。ただし今回は弾を補充する機会が多く用意されているので、やや大胆に撃っても大丈夫。
そして感染度を示すメーターがあります。昨年と同様、ゾンビに近づくとメーターがどんどん緑から赤に変わり、真っ赤になると感染です。
・基本的にアンブレア社特殊部隊(スタッフ)の案内で進みます。部隊員の誘導で各ポイントへ進み、そこでゾンビ達の襲撃を退け、部隊員の指示を待って次のポイントへ移動… を繰り返します。
・コースは1つだけになり、昨年の2コースを1本に再構成したものに。要所要所の造形物や演出はほぼ同じです。ただし、一部新しいものもあります。つまりコース長さは昨年の2倍、また昨年は成功者しかいけなかった研究室も今年は全員が行きます。
・ゾンビの演技も昨年と同様、プレイヤーの攻撃に対する華麗なリアクションを披露します。
・昨年好評だった特殊スーツによる「タイラント」や「ネメシス」、天上から襲う「リッカー」の演技(スタント)は引き続き登場。今年はさらに壁に映し出される映像(プロジェクションマッピング)に合わせた演技をするという場面もあります。
さらに、プレイヤーにサクラ(一般客の格好をしたアクター)が紛れ込んでいて、その人がゾンビに襲われるの見せられるという、臨場感ある演出もあります。下記の画像はCMの映像からですが、本当にこんなシーンが目の前で展開されます。
・途中アイテムとして「グリーンハーブ」と「弾丸」が登場。銃で撃つと前者は感染メーターが(ちょっとだけ)回復、後者は弾丸が10発程補充されます。
・研究室の終盤にて、ここまで感染していない(メーターが緑の)プレイヤーはワクチンルームに入れ、そこでワクチンBOXを開くための正しい暗証番号(数字4ケタ)を入力するとゲームクリアです。他の(感染してしまった)プレイヤーはガラス張りになっている隣の部屋でその様子を見守ることになります。
なお、ゲーム中に暗証番号のヒントらしきものはなく(見つからず)、どのようにして正解の番号を見つけるかはわかりませんでした。
感想
上記のように昨年とは構成・演出が変わり、グループでの行動故どうしてもゾンビが出るタイミングや各グループの行動パターンによって演出に差が出てしまった昨年のに対し、今回は各々シーンで安定して決まった演出を見ることが出来ます。それに加え「実際に銃でゾンビを倒す」というリアルな体験ができる事は変わらず、特殊効果も昨年以上に多様されているので本当に映画のワンシーンを体験しているような、主人公になれたような体験ができます。
反面、自分で(グループで)自らの進んで行動するというのが少なくなってしまったので、ゲームの実体験という要素は薄くなっています。そのため昨年と今年どちらが良いか好みが分かれそうです。
また、昨年のハンドガンより大きいショットガンは他のプレイヤーにより当たりやすく、早くも「ぶつけられた」,「ぶつけそうになった」という報告がちらほら聞こえています。アトラクションの性質上ある程度は仕方のない(できない)ことですが、他の方との間合いを保つ、銃は大きく振り回さずに落ち着いて行動するのが安全に体験するポイントかもしれません。
昨年は開始1か月後の8月に初めて成功者、その後何組かの成功者が出たようですが今年はどれほどの挑戦者が成功できるのでしょうか。でも今年の構成の場合、感染するのを気にせずに積極的にどんどんショットガンでゾンビを倒しに行った方が、個人的には面白いと思います。