「J-WORLD TOKYO」もオープンから1年が経ちました。グランドオープン日である7月11日前の6月から声優トークショー等の記念イベントが開催され、7月には新エリアと期間限定のイベントが2つ実施されています。
またチケット料金が7/11(金)~9/30(火)は入園料、パスポート共600円値引きが2ヶ月半近く実施されるという異例とも言える大幅な割引きが実施されます。その影響は確実に出ていて、現在同園は昼間を中心に結構な混雑となっているようです。
併せて海外からの利用者はパスポートを掲示すると50円割引きになる「外国人割引」も期間中実施されています。韓国など海外観光客の多い国ではポピュラーな制度ですが、日本では珍しく(※)、同園が海外観光客の割合の多さを重視しているのがわかります。
ナムコの株主総会での発言によると「ナンジャタウン」や「キャラクロCafe」などが好調なのに対し、この「J-WORLD TOKYO」は苦戦しているとのことなので、このような大胆な集客作戦を立てたのかもしれないですね。
それでは、今夏の新イベントについてを。
「ハイキュー!」エリア
新エリアは人気アニメ「ハイキュー!」をテーマにしたもの。今年3月に出来た「銀魂」エリアを改装して作られました。作中の高校の部室では各キャラクターのロッカー中身が忠実に再現されており、記念撮影待ちでごった返してました。体育館ではちょっとしたゲームができます。昨年10月にも開催された「ドラゴンボール」イベント第2弾で、前回もあった景品屋台(ミニゲーム)に加え今回は期間限定のアトラクションに既存アトラクションの特別バージョンも実施されています。
ショーアトラクション「復活させちゃえ!魔神ブウ登場!」
春休み~6月中まで開催された「NARUTO」のショーアトラクションに引き続き、スタントマン演じる本格殺陣アクションステージです。自分は元の「ドラゴンボール」をちゃんとは見ていないのでストーリー背景は分からないのですが、封印された「魔神ブウ」を蘇らせようと目論む「バビディ」と、それを阻止しようと活躍する正義の味方(?)「ミスターサタン」、そして中盤から乱入する同じく正義のヒーロー(?)「孫悟飯?」による華麗なアクションショーが繰り広げられます。「NARUTO」の時は忍者=スタントアクションとイメージしやすかったのに対し、こちらはいまいちピンとこないかもしれませんが、このショーでも拳や棒を使った殺陣はもちろんバク転にトランポリンを使った大ジャンプ、さらにNARUTOにはなかった要素として「プロジェクションマッピングと融合したアクション」、画面の映像とシンクロしてのアクションもあります。終盤に出てくる「魔神ブウ」も着ぐるみ(スーツアクター)でありながらも倒立などのアクションを披露。
また、「ミスターサタン」を初めとしてキャラの特性から非常にコメディ色が強くてアクション全編に渡って所々に台詞等で笑いの要素がふんだんに盛り込まれていて、アクションに感激するだけでなく終始面白い気分で見ることができると思います。
既存のアトラクション「放とうぜ!かめはめ波」のアトラクション中の演出を一部変更し、「魔神ブウ」が出るバージョンになっています。
通常バージョンでは「闘技場で1回目のかめはめ波、フリーザとの戦いで2回目のかめはめ波」となっていますが、魔神ブウバージョンでは「序盤でいきなりフリーザのいる場所で移動し、孫悟空とフリーザが戦っているシーンで"かめはめ波の連射"、最後にかめはめ波を1発撃ってフリーザを倒す」という流れになっています。その流れの中所々に魔神ブウが出てくる(活躍する)シーンが挿入。魔神ブウが登場するだけでなく、通常では2回しか撃てないかめはめ波がこのバージョンでは5~6発は撃てるので、体感的な満足度も上がっていると思います。
前述のよう「銀魂」エリアはなくなりましたが、夏休み中は園内で同作のイベントを実施。ゲームコーナー「J-CARNIVAL」内にて「夏祭り」風な屋台が出ています。
こちらは「スーパーボールすくい」ならむ「スーパーボール&新八すくい」(メガネ=新八)。
銀魂アトラクション
銀魂のアトラクションも引き続き登場。前回実施のアトラクションのタイトルを「テーマパーク」から「サマーバケーション」に変更されているだけで、各ポイントの映像及びプレイするミニゲームなど基本的には前回のとほぼ同じです。変更点としては銀魂エリアがなくなった関係でスタート地点とゴール地点がそれぞれ違うことと、各ポイントの映像がちょっとだけ違う、そしてエンディング(ゴール)ブースの映像は大きく変更されています。最後貰えるステッカー等の景品も新しくなり、また各ミニゲームで好成績を出すとプラスで景品が貰えるようになりました。