オフィスバーンのお化け屋敷第6弾、前回の[ 秋田]と同様ここ福岡でも今年初開催となります。場所は福岡ソフトバンクホークスの本拠地でもある「ヤフオクドーム」(福岡ドーム)です。ただしドーム内ではなく、地下1階のバックヤードに設置しています(入口はドームの向かい側)。
入口前のモニターではオープンセレモニー時の特集番組が放映。五味プロデューサーが生涯始めて行ったというテープカットの場面も。
オープンから2時間以内(各日11時頃まで)は「ファミリー編」として脅かし類を弱めたバージョンで運営、それ以降は通常の怖いバージョンで運営です。
ストーリー
かつて、この地を納めてた領主は鷹狩りを好み、その狩り場に小さな村があった。村の外れの家には「お鷹」という娘が両親を暮らしていた。鷹狩りの獲物を分け与えるなど領主と村人の関係は良好であったが、その領主が病に伏せ息子が新たな領主をなると、事態は一変した。新しい領主は「村があるから鷹狩りの獲物が減っている」と考えるようになり、村を邪魔に思っていた。 ある晩、領主はお鷹に「鷹狩りの獲物が村人達に分け与えたい」と言い、一緒に村の家を回った。だが領主は獲物を分け与えるのではなく、順に村人を殺し回った。村人はお鷹以外皆殺しにされ、お鷹も領主の屋敷に連れて行かれた。 お鷹は隙を見て領主に襲いかかろうとしたものの、気配に気付いた領主に両手首を斬られ、さらにどこにいるかすぐわかるように足首に鈴を付けられた。まるで鷹狩りの鷹のように・・・。全ての自由を失ったお鷹は、舌を噛み切り自ら命を絶った。 それ以来、この屋敷では様々な怪異が起こるという。それは強い怨みと悔しさを抱えたまま死んだお鷹の怨念なのだろうか・・・。彼女は今も、足の鈴のせいで家に帰ることができずにいる・・・。
「お鷹」の物と思われる切り落とされた手首、血で「末代まで呪ってやる」と書かれた壁、狭い部屋に4体以上の死体があってそれを跨いで進むなどかなり際どい描写のシーンが多いです。また、物語の主人公「お鷹」は人形及びアクターで登場しますが、ストーリー通りアクター含め手首がない状態で登場します。
脅かしの演出も、過去の同社のお化け屋敷と同じ物もあれば、今までなかった全く新しい演出もあります。
以下反転:
最後の部屋では「お鷹」がおり、彼女の足首についている鈴を外せばミッションクリアです。なお、最初自分も勘違いをしましたが鈴は足首の赤い紐を取るのではなく鈴の部分だけで、引っ張ると簡単に取れます。鈴を取ってあげてもお客さんにとって嬉しいことは起こらず、むしろ怖いことが起こるのですけどね。
これから入る部屋の中に既にアクター(お鷹)がいて、入る前にこちら側に襲いかかってくるなど |
最後の部屋では「お鷹」がおり、彼女の足首についている鈴を外せばミッションクリアです。なお、最初自分も勘違いをしましたが鈴は足首の赤い紐を取るのではなく鈴の部分だけで、引っ張ると簡単に取れます。鈴を取ってあげてもお客さんにとって嬉しいことは起こらず、むしろ怖いことが起こるのですけどね。
感想
お化け屋敷の原点とも言うべき、時代的な部屋を進む内容で雰囲気は抜群に良い他、前述のよう結構グロテスクな描写も多いので総合的にはハードなお化け屋敷だと思います。出てくるお鷹の演技も動きが激しく、出てこないと思ったら出てくるなど不意打ちも多いです。今回のストーリーを読んで、個人的には娘(=少女)の霊を救ってあげて喜ばれるという「男のロマン」的な描写(?)もあるのかなとちょっとだけ期待していましたが、案の定そんな要素少しもなかったですね。