今年3月下旬、絶叫マシンの設置を「富士急ハイランド」から「相模湖プレジャーフォレスト」へシフトすると発表した富士急行、その第1弾となる絶叫マシンが今夏オープンしました。
大型ブランコアトラクションで、物としてはアメリカ「S&S POWER」社の「スクリーミングスイング」という機種で日本での設置は初となります(導入代理店は「高飛車」に引き続きおそらく阪和興業(株))。ただ、よくテレビ番組(バラエティ番組)とかで紹介される機種なので、見覚えのある方も多いのではないでしょうか。
設置場所
「大空天国」があるのは園内一番上の丘、観覧車があるところです。そこまではリフト(これも一応アトラクションの1つ)に乗って上がります。なお、徒歩でも行けますが当然登り坂になるうえ30分くらいかかります。こうして丘の上まで行きと乗場が見えてきます。近くまで行くと本当に「断崖絶壁」に設置されてるのが分かります。
出発前にスタッフのアナウンスが入ります。
「お山の向こうまで飛んで行く方が続出です。お気をつけください。」 「相模湖の素敵な景色をお楽しみください。そんな余裕ないけどね。」以上のようなユニークなアナウンスです。そして発車時はスタッフが「大空~」と続き乗客とスタッフみんなで「天国~」と掛け声を出してスタートします。
乗り物は上下に大きくスイングし、時速80km/h、最高点の高さは25m、角度は200度にも及びます。感覚的には風を切る心地よいスピード感で、頂点では腰が浮かび上がります。
乗車口から見て、裏側の席では乗車中相模湖の景色を見ることができ、反対に表側では相模湖側にスイングした時に崖の真下が見える状況になります。なので怖さ的には表側の方が怖いかも。
感想
大胆でとてつもない動きをするような見た目に反して、乗ってみると怖いというよりは爽快って感じで、「鉄骨番長」のように絶叫マシンの入門機種として苦手な方でも楽しめると思います。ただ、上記のようスペック自体は高く、やはり絶叫マシンの一つではあるので侮ってはいけないですけどね。今年このアトラクションで絶叫マシン設置パークの仲間入りをした相模湖プレジャーフォレスト。いずれ富士急ハイランドのようなキワモノの機種は来るのか、注目ですね。
昨年は新規・既存を含め6つの迷路系アトラクションを設置し、全体で「迷路百貨店」として題しています。「ウォーター迷路」や「とうもろこし畑迷路」など一部は期間限定ものだったので現在数は減っていますが、それでも同じパークにこれだけの種類の迷路が揃っているのも珍しいです。