韓国旅行関係の記事の最後、旅行の3日目は「ソウルランド」に行ってきました。記事が進んで行くにつれ段々日本での知名度が下がってきているパークを紹介している気がしますが、ここソウルランドも韓国を代表する、ロッテワールド,エバーランドと合せて「韓国3大遊園地」に数えられる所で、世界的にも有名な韓国を代表する遊園地です。
ソウル大公園という動物園・植物園が揃った総合レジャー公園内にあり、ソウルオリンピック開催前の1988年5月にオープンしました。
ただし、ロッテワールド及びエバーランドと比べるとここは地元の遊園地って感じで、実際毎日地元の子供たちを中心に賑わっているようです。自分が行った日は特に混んでおり、どのアトラクションも長蛇の列、1時間待ちは当たり前という状況でした。
(晴れていたとはいえこの日は確か平日であったはず。ただ、後で聞いたらロッテワールドもアトラクション3時間待ちとか自分が行った日とは比べ物にならないくらい混んでいたらしいので、やはり祝日とかだったのでしょうか。)
(晴れていたとはいえこの日は確か平日であったはず。ただ、後で聞いたらロッテワールドもアトラクション3時間待ちとか自分が行った日とは比べ物にならないくらい混んでいたらしいので、やはり祝日とかだったのでしょうか。)
日本でも馴染みの深い急流滑り。でも韓国のフリュームライドは日本のと明らかに違う特徴があります。それは画像右の2段に渡るドロップ。
ドロップ中間の直線で加速するため、2段目のドロップは信じられないくらい浮きます。落とされそうかと思うくらいです。ちなみにエバーランドにもフリュームライドがあり(自分が行った日は運休中で乗れなかった)、これも同じ2段ドロップだったので韓国ではこれが標準みたい。
他にも大型のバイキングに、エリア内の上空をワイヤーを使ってプレイするアスレチック「スカイアドベンチャー」、あと「海賊の巣窟」というのがあって外からだけではなんのアトラクションか分からなかったけど、中身はシューティングライドでした。
韓国発のオンラインゲーム、日本でも2007年からサービスを開始しているガンシューティングをテーマにしたゲーム「サドンアタック」を実際に体験できる、フィールド上で敵味方に分かれて銃撃戦をプレイできるアトラクションです。
画像から判断するにかなり本格的なコースが組まれていて、人気もありそう・・・ なはずですが自分が行ったこの日は運営しておらず付近に人影すらありませんでした。平日の閑散時期ならわかるけど前述のようこの日は大盛況であったのに・・・?
もっとも、やってたとしても自分現地の言葉が話せないのでどちらにせよプレイは見送ってたと思いますが。
この幻の国と、下記の未来の国はテーマ性が曖昧なのですが、この2つのエリアでは子供向けの機種が多く並びます。日本でも見かける機種が多いですね。画像一番右は「踊る魔法の家」というアトラクションで、構造から言ってよみうりランドの「ミラクルわんルーム」(豊永産業)と同機種と思われます(これは正確には「未来の国」のアトラクション)。
ソウルランドを代表するコースターで、泉陽興業製です。未来の国の上空にコースがあって、コース的には特筆することは少ないですが、ダブルスクリューまであるのはちょっと見ものかな。
「ダブルループコースター」
タイトル通り巨大なループが2連続あるコースターです。製作はブラックホール2000と同じ泉陽興業だけど、コースレイアウトは以前富士急ハイランドにあった同名コースターと左右対称です(こちらは明昌製)。なぜかソウルランドのホームページの日本語では「銀河鉄道888」と原題と全く別のタイトルになっています。
「ショット・エックス・ドロップ」(上記画像右)
園内の小高い丘にあり、スペースショットの1種ですが、これは急速上昇して何回かバウンドした後、ゆっくり上昇してそこから急降下するという、つまり「スペースショット」と「ターボドロップ」の両方が一度に楽しめるという機種なのです。日本のよみうりランドでは「クレイジーヒュー」(スペースショット)と「クレイジーストン」(ターボドロップ)の2機種があって、2つ合せて「クレイジーヒュー・ストン」と呼ばれていますが、こちらはその2つが一つになっていて本当に「ヒュー・ストン」という感じですね。乗車感覚は急上昇、急降下どちらも日本にある機種とそんなに変わらないかな。
なお、この丘には「スカイ・エックス」というワイヤーで振子状に上空を飛ぶアトラクションがあります。
その中で突如「トップスピン」のようなハイテクなアトラクションもある中、一番テーマにあっているのが画像右の「お化け屋敷」(お化けの洞窟)。
前回の「ロッテワールド」,「エバーランド」にもお化け屋敷はありましたが、このお化け屋敷は古くから同園にある、まさに韓国古来のお化け屋敷と言った感じ。最初実際にエレベーターで地下に降りて、洞窟の中を進みます。明確なテーマはわかりませんが、おそらく地獄がテーマなのでしょう(確か韓国で主となっている儒教にも日本のに似た地獄の概念があったはず)。
前回の「ロッテワールド」,「エバーランド」にもお化け屋敷はありましたが、このお化け屋敷は古くから同園にある、まさに韓国古来のお化け屋敷と言った感じ。最初実際にエレベーターで地下に降りて、洞窟の中を進みます。明確なテーマはわかりませんが、おそらく地獄がテーマなのでしょう(確か韓国で主となっている儒教にも日本のに似た地獄の概念があったはず)。
「ソウルランド」感想
ここソウルランドには上記で紹介したもの以外にもたくさんのアトラクションがあり、1日通して遊ぶことも出来ます。ただ、これは外国人観光客寄りの偏見でもあるのですが、ロッテワールドやエバーランドと比べると「韓国独自の」みたいな濃いテーマ性のあるものはなく日本でも見かけるようなアトラクションが大多数を占めているため、せっかく韓国まで来たのであればここだけを選ぶのはあまりお勧めできません。良くも悪くも一般的な遊園地であるとは思います。さて、今回で数回に渡ってお送りしてきた韓国旅行編もこれで終了します。今回訪問した「ロッテワールド」,「エバーランド」,「ソウルランド」は外国人からの観光客も積極的な受入を行っていて、どの遊園地もホームページに日本語版があり、ページ内のクーポンを持って行くと定価から2割引き程の外国人割引が受けられます。また多少日本語が通じるスタッフもいますので観光の敷居も低く行きやすいと思います。
韓国の遊園地でも10月ハロウィンの時期は特別なイベントをやるみたいですので、その時余裕があれば是非もう一度韓国に行きたいですね。