韓国旅行での2箇所目の遊園地、「エバーランド」の紹介です。
前回のロッテワールドと比べると日本では知名度は低いかもしれませんが、ここはサムスングループ(サムスンエバーランド)が運営する面積が韓国最大、来場者も韓国で一番多いというビッグな遊園地。広大な土地に多数の絶叫アトラクションに動物園、サファリパークまで併設されている一大アミューズメントパークです。同敷地内にあるプール施設カリビアンベイも有名。
エバーランドはソウル市内から電車で20分、バスで1時間程。韓国のバスはそれこそハングル文字中心で英語表記が少ないので、英語・日本語対応が充実している電車に比べると少々ハードルが高いかもしれません。また、バスが到着したら否や人々は我先にと乗車口に殺到(そうでないと乗り遅れる可能性がある)、降りる時も早めに移動しないとまだ降りてないのに出発してしまうこともあります。その辺りは日本と違って少々サバイバルです。運転自体も韓国では全体的にみんな運転が荒く、乗車中も結構しんどいです。
エバーランド園内
園内はとにかく広く、エリア毎にアメリカン、ヨーロピアン等テーマが分かれています。下の画像はヨーロッパ「ヨーロピアンアドベンチャー」ゾーン。自分が訪れた時にちょうど「バラ祭り」が開催されていました。ヨーロピアンアドベンチャー内に、有名な木製コースター[ 「Tエクスプレス」]があります。詳細は別記事にて。
同園内には動物園ゾーン「ズートピア」もあり。遊園地と動物園が一緒というのは日本の『東武動物公園』みたいな感じですかね。
画像右の「サファリアドベンチャー」、これはアトラクションの一つですが内容は"バスに乗って動物が放し飼いになっている所を巡る"という、つまり「本当のサファリパーク」です。サファリパークがアトラクションの一つになっているというのは、なんというか規模が違いますね。
ズートピアには、他にもジャングル内を駆け巡るウォーターライドや、同じくサファリパークでも水陸両用車に乗って進むアトラクションもあります。
「ローリングXトレイン」
中規模のループ系コースター。ループの後スクリューと、日本の西武園ゆうえんち「ループスクリューコースター」に似ていますが、ループが小さめで2連続あるのが特徴かな。スピードも速めです。
「レッツツイスト」
主軸が大きく回転しライドの周りも風車のように回転、そしてライド自体もグルグル回るというキワモノ絶叫マシン。ライドの動きは不規則でもあるので、突然天地がひっくり返ったり激しく揺さぶられたりとハードな体験が出来ます。日本でも熊本県の『グリーンランド』「ハリケーンボルト」という同機種がありましたが、2008年に撤去されているのでもう海外にしかないアトラクションなのかな。
「ローティングハウス」
一応、ホラー系のアトラクション。建物の外観や内装からしてお化け屋敷のような雰囲気を持ちますが、内容としては部屋自体が回転して自分自身が回っているような錯覚を体験できる、いわゆる「ビックリハウス」です(ちなみに「ローティング」:回転するという意味)。
画像中央にあるよう、2人(?)の悪魔の象による魔法対決というストーリーらしい。アトラクション中ではキャラクターの台詞がたくさんありますが、当然韓国語なので自分には分からず・・・
画像中央にあるよう、2人(?)の悪魔の象による魔法対決というストーリーらしい。アトラクション中ではキャラクターの台詞がたくさんありますが、当然韓国語なので自分には分からず・・・
他にもホラー系アトラクションとしては、子供向けのお化け屋敷や幽霊屋敷を部隊にしたシューティングライド、期間限定ですが夏やハロウィンの時期などに本格的ホラーハウスが開催されるようです。
「グローバルヴォヤージ」
世界を巡る船の旅、言ってしまうとエバーランド版「イッツ・ア・スモールワールド」です。アメリカ、イギリス、フランス、イタリアなど世界の国々の子供達を巡ります。
気になる「日本」については、画像左下のようお祭りの様子をメインとした紹介でした。なお、右下はホスト国の韓国で民族衣装を着た子供達です。
前回紹介したロッテワールドでもそうでしたが、アトラクション体感時間は非常に長くボリューム満載です。
「エバーランド感想」
1日じゃ回りきれない程たくさんのアトラクションがあり、目いっぱい楽しめます。アトラクション以外でも上記のサファリパーク、動物園エリアやパレード等のショー、夜には花火等エンターテイメントも充実しているので、まさに韓国最大のリゾート型テーマパークですね。反面、同園は平日も関係なく連日結構な混雑があり、しかもアトラクション的には日本でもあるような機種も多いのく、前回のロッテワールドと比べると演出的に"韓国だけでしか味わえないオリジナル的な"ものが少ないので、その辺りは好みが分かれるかもしれませんね。