今回で「ロッテワールド」関連の記事は終了になります。最後は園内のおすすめライド系アトラクションの紹介、と言っても2つだけだけど。
エジプトの古代遺跡を舞台にした冒険ライド。タイトル通りファラオがアトラクションのあちこちに登場します。
アトラクションの入口から進むと待ち列内はこのようまさにエジプト的な(?)雰囲気、その先にはスフィンクス像も。その裏では映写機にてアトラクションの注意事項を説明しています。
それを過ぎると乗車口に、そして乗るライドは・・・
こちらです。
これ言ってしまうと、完全にディズニーランド(日本では東京ディズニーシー)の「インディジョーンズ・アドベンチャー」に影響されて作ったのだと思います。パクりと言えばそれまでなのですが、これは前回言ったように考え方の違いなのかな。まあ舞台設定はあっちはマヤ文明なのに対しこっちはエジプトなので別物なんですけどね。
肝心の内容は、インディジョーンズアドベンチャーと同じように遺跡の中をライド自体がガタガタ揺れながら進みます。様々な形に変化し超常現象を起こしながら襲いかかるファラオ、大量の虫や大蛇、最後は遺跡内に閉じ込めようと石の扉が閉まりかける中脱出するシーンも。この辺りは映画「ハムナプトラ」に設定が似ているかも。
なお、「ファラオが巨大な石像に変化して炎(のように見せた煙)を吐く」、「ドロップの後ライドフォトがある」などインディジョーンズそのまんまのシーンもあります。ライドの仕組みはインディジョーンズとちょっと違うので、動きはコースター系に近いです。コース(体感時間)は非常に長く、インディジョーンズアドベンチャーに比べても2倍くらいはあるのではないでしょうか。2ヶ所程外に出る場面もあります。
シンドバッドの物語をモチーフにした、ウォーターライド。画像のよう4人×5列の船に乗って進みます。シンドバッドの物語自体日本ではあまり馴染みがないと思いますが、どうもストーリー的にはここ(ロッテワールド)のオリジナルみたい。ストーリー演出が非常に凝っています。
アトラクション乗車前の待ち列でのモニターでは、物語のあらすじを上映。このよう実写のキャストの映像です。主人公シンドバッドの他にヒロインや悪役、そして怪物が出てくるなど童話的なイメージとはちょっと違いますね。映像の雰囲気としては韓流ドラマみたい。
映像のストーリーにて、悪役に攫われたヒロインを助け出すため船に乗って冒険へ出発。暗い洞窟の先で、3つ首のドラゴンや骸骨などの怪物が襲い掛かりますがシンドバッドは勇敢に闘います。
コース中では2ヵ所程のドロップも。一瞬止まってその後引きずり込まれそうな独特の感覚のドロップで日本にないものかも。
最後はシンドバッドと悪役の一騎打ち、そのはずですが次のシーンではあっさり悪役がやられていて、最後はめでたしめでたしといった感じで終わります。この辺の演出は2~3回乗っても流れがよくわからなかったです。
このように物語の設定としては作り込まれているのがわかりますが、アトラクション演出としては並というか普通というか。画像の以外に暗いシーンや恐怖演出のシーンも多く、あまりファンタジーさもないので子供向けでもないですね。そしてこれもアトラクションの体感時間が長い。15分くらいは乗ってるんじゃないのかな。ロッテワールドのアトラクションはディズニーとかにくらべても全体的にみんな乗車時間が長かったです。