池袋サンシャインシティ内、ナンジャタウンの上階にある少年ジャンプのテーマパーク「J-WORLD TOKYO」がこの度3/14(金)にパワーアップ(リニューアル)オープンをしました。今回のリニューアルでは新たなエリアが3つも登場した他、既存のエリアも内装や仕掛けが大幅に追加されており、正直リニューアル前とでは比べものにならないくらい施設のグレード(面白さ)がアップしています。
本稿では、新しく登場した施設についてを紹介。既存のエリアのパワーアップについては[ こちら]を参照してください。
新エリア
既存の「ドラゴンボール」、「ワンピース」、「NARUTO」エリアに加え、新たに3つ「黒子のバスケ」、「テニスの王子様」、「銀魂」のエリアが出来ました。これら3つのエリアはかつての「ヒーローズアリーナ」の部分を改装したものになっていて、そこにあったゲーム類は後述の「J-CARNIVAL」に移動しています。「黒子のバスケ」エリア
女性を中心に壮絶な人気を誇るスポーツ(バスケット)漫画・アニメ「黒子のバスケ」のエリア、同作品の舞台の学校や部室、体育館を演出しています。くじ引きで景品が貰えるタイプのミニゲームあり。体育館の所では目の前のスクリーン(自分が行った時はたまたま調整中だったので画像には映っていません)に各キャラクターのシーンが流れる他、アニメの名シーンのパネル展示なども。また、自分はこの作品見ていないのであまりわからなかったのですが各小物にも作品関係のネタが散りばめられているようです。
新しいエリアということではありませんが、このよう実際のコミックを拡大した展示物も新たに登場。
リニューアル前にあったゲームコーナーが「J-CARNIVAL」と名前を変えて登場。内容としてはクレーンゲーム等のアーケードゲームを縮小し、空いた部分に「ヒーローズアリーナ」にあった『こち亀』、『ハンター×ハンター』、『トリコ』、『ブリーチ』等のミニゲームを移設したものになっています。また、今回から『黒子のバスケ』のミニゲームも(上記の新エリアの物とは別に)登場しました。
J-KITCHINに新メニュー
園内の飲食スペース「J-KITCHIN」にも新たなメニューが追加されました。黒子のバスケ関連のメニューもあって特に人気です。画像は「すべてに勝つ僕は すべて正しい」赤司征十郎の王将サンド&メンチカツ」(黒子のバスケ)。元ネタはよく分かりませんが、メンチカツはバスケットボールを表しているようです。なお、これはリニューアル前から実装されていたのかもしれませんが、このJ-KITCHINではワンピースやNARUTOのアニメ主題歌が流れ、「ウィーアー!」など馴染みの曲も多くて否が応でもテンション上がりますね。
また、2014年3月21日(金)からはショーアトラクションを含んだ『NARUTO-ナルト- 疾風伝 カカシ暗部篇~闇を生きる忍~ in J-WORLD TOKYO』イベントが開催されます。
感想
先でも述べましたが、パワーアップしすぎと思うくらい、言ってしまうと’’’「リニューアル前のは何だったんだ」って思うくらい凄く良くなって’’’います。新しいエリアも完成度は高く別記事でまとめる「既存エリア」のリニューアルも、今回から登場した装飾品はどれもリアルかつ作品の世界観を良く表されていて、また自由に遊べるミニゲーム的な物も出来たので、入園だけでも十分に楽しめるようになったと思います。逆にグランドオープン時からこの内容であったら、多くの方のイメージは(良い方に)変わったのではないかと思います。このパークはオープン当時から値段設定の高さ、内容の完成度から不評が多く、自分も当時のブログ記事で辛辣なコメントをした覚えがあります。ただ、2013年10月の期間限定イベントの導入から徐々に巻き返しており、そして今回のリニューアルでかなり活気づいているようなので、この調子で良い方向に運営していけたらなぁと思います。
大人1300円という屋内パークとしては割高な料金設定(※ただし、屋外を含む全国の遊園地の入園料としては平均的な価格ではある)も不評の要素でしたが、今の内容では前述のよう入園だけでも価格に見合った内容だと思います。なお、「黒子のバスケ」の人気は他の作品とは群を抜いて凄まじく、エリア内のミニアトラクションは平日の夜にも関わらず40分待ち、J-CARNIVALのゲームも黒子のバスケだけ行列が出来ているという状態でした。この作品をグランドオープン時から取り扱えば集客に大きく貢献したとは思いますが、つい最近まで脅迫事件もあったので使いたいけど使えない状況ではあったのかと思います。