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ダンガンロンパ「リアル学級裁判」  <ナンジャタウン>

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現在ナンジャタウンにて開催している「ダンガンロンパ」イベントにて営業している期間限定アトラクション、作中の「学級裁判」の様子をリアルに体感できる、その名も「リアル学級裁判」です。

作品のキャラクター「モノクマ」が登場し、舞台も劇中のシーンを再現したセットにて行われるなど作品の世界観に浸れる内容になっていますが、ゲーム内容自体は「誰が犯人(クロ)か当てるのみ」なので、アニメ・ゲームの内容を知らなくても楽しめます。

アトラクションの流れ

アトラクション受付を済ませたら、学級裁判が行われる裁判所に入ります。画像の上がアニメでの学級裁判のシーン、下がアトラクションのセットです。雰囲気はそっくりです。
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各々ブースに入ると、モニターにて「モノクマ」よりルール説明、そして学級裁判の開廷を告げられます。なお、この映像で使われているボイスはこのアトラクション用に収録されたもので、「ナンジャタウン」や「ナンジャラー」などの台詞も使われています。こうして「リアル学級裁判」がスタート。
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ゲームのルール・攻略法

このアトラクションは「人狼ゲーム」(「汝は人狼なりや?」)と言われるタイプのゲームで、簡単に言ってしまうと「プレイヤーがそれぞれ役割を与えられ、会話の中で誰がどの役割か推理をして最後に当てる(投票する)」というものです。
なので少々ルールがわかり辛いというか難しく、ホームページ及び園内に配られているチラシにて詳しいルール説明が書かれていて、アトラクションをプレイする前にこれを熟読することが推奨されます。

結論から言うと、私自身はこれを読んでもさっぱり理解できずなかったので、細かいルールは置いておいて(※)自分なりのざっとした楽しみ方を紹介したいと思います。
※そもそもでこのようなゲームは、じっくりとルールを理解して上でプレイするのは正しい遊び方なんですけどね・・・。
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 プレイヤーネームはゲームには直接関係ありませんが、重要なのは役割です。役割ごとにアトラクション中でやることが変わってきます。

議論
 役割が確認できたら、アクション及びプレイヤー同士で議論を行います。議論はパネルたモニター等を使うのではなく、「実際にプレイヤー同士で直接話し合うのみ」です。スタッフがある程度は話の流れを作ってくれますが、ゲームの勝利を考えるなら自ら積極的に発言及び討論をしていかなくてはなりません。おそらくは初対面同士の中でいかに発言していけるか、それがこのアトラクションの面白いところであり非常に難しいところです。

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 犯人ではない「シロ」陣営であった場合、クロが誰なのか探し出すことが勝利条件です。事前1人クロかシロか調査できる「探偵」の結果を積極的に聞いて推理するのがセオリーでしょう。なのでシロ陣営は以下に積極的に相手から話を聞き出せるか(探偵は自分の調査結果を伝えて仲間であるシロ陣営の推理の手助けをできるか)がポイントです。
 犯人である「クロ」陣営の場合、自分はシロだと嘘を付かなければなりません。なのでシロ陣営である「探偵」になりきって、○○がクロでしたと嘘を付けば場が有利になりやすいです。
 その他に「ギャンブラー」や「絶望」など特殊な役割もありますが、それを考えるとさらに難しくなってしまいますのでここでは割愛します。
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議論が終われば、犯人が誰か投票。その結果によってシロ陣営かクロ陣営のどちらかの勝利が決まります。

結果発表・おしおき

結果発表の後、負けたチームには原作ゲームと同様、「おしおき」が待っています。映像だけとかではなく、本当に(体感的に)おしおきされます。かなり直接的というべき内容で驚きました。
おしおきは他のプレイヤー(勝利チーム)が見ている中で行われ、おしおき終了後に勝利チームのみ「特製鮭茶漬け」が貰え、また参加賞として全員に「キャラクターのしおり」が貰えます。

以下反転:
おしおき内容の元になっているのはアニメ第3話(原作ではチャプター1)のおしおきである「千本ノック」。当然死に至るわけではありませんが、「本当にボールをぶつけられます」。どのような方法かは実際のお楽しみに・・・。

感想

モニターの映像から裁判所セットの様子、そして「おしおき」まで再現されているなど作品の世界を存分に体感できる他、前述のように原作を知らなくても楽しめるのもポイントです。ただ、最大の難点は「人狼ゲーム」というとっつきにくい、難しい題材のゲームであること。ルールや攻略法はちょっとやそっとで理解できるものではないので、何をしたらいいのかわからずアトラクションが終わってしまう人も多いと思います。なのでこのアトラクションを存分に楽しむには「人狼ゲーム」のやり方を熟知することが全てです。

昨今リアル脱出ゲーム・謎解きゲームなどが流行っているのでこのような体感型・実践型推理ゲームは需要がありそうですが、個人的にはこれよりもどうせなら原作のゲームシステムをそのまま流用した方が面白かったような、と思ってみたり・・・。
各回とも1人や2人は積極的に発言している方がいたので、もしかしたらこの手のゲームに慣れている方の参加も多いかもしれませんね。

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