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「J-WORLD TOKYO」

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先日7/11(木)にリニューアルオープンした「ナンジャタウン」、リニューアルでナンジャタウンは2階と3階の2層でしたが(正確には1階部分も一部)このリニューアルで2階部分のみになりました。そして3階部分に、同じナムコが運営する別施設がオープン。

それは世界初、漫画『少年ジャンプ』の世界を体験できるテーマパーク、その名も「J-WORLD TOKYO(ジェーワールド トーキョー)」です。まぁ雑誌やテレビのインタビュー等を見ると、ナムコとしてはナンジャタウンのリニューアルは、この施設を作ることがメイン事業だったようですけどね。

本記事では内部の様子を画像付きで簡単にですか紹介、中にある5つのアトラクションについては別記事で紹介します。
 「J-WORLD TOKYO」のアトラクション

7/11(木)グランドオープン当日

実は私、ナンジャタウンがリニューアルオープンする12時の前、こちらJ-WORLDに寄ってきました。自分が現地に到着したのがオープン30分の9時半頃。その時点で園内の外を2往復以上する行列が出来ていました。この列は開園10時から入園できる前売チケット購入者の列でして、当日券販売の列も「12時から入場」にも関わらずこの時点で10数人の待機列。

並んでいる方の中には海外の方がいるのが結構見受けられましたね。やはり海外でも人気の高い日本の漫画、少年ジャンプのキャラ。本施設は海外からも注目されているのだと思います。

オープン近くになると関係者のセレモニー(ちなみにナンジャタウンとは違い、笑いの要素はなく真面目なセレモニーでした)、そして10時のオープンにはルフィや孫悟空、NARUTO達が駆けつけました。
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館内の様子

上記画像のエントランスをくぐると、まずはジャンプのキャラクター達がモニターに並ぶセンターコアへ。
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その先から館内へ。中は物販エリア「J-WORLD STORE(ストア)」、飲食エリア「J-WORLD KITCHEN(キッチン)」、様々な作品のエリアが集う「ヒーローズアリーナ」、そして「ドラゴンボール」,「ワンピース」,「NARUTO」の世界観で作られたエリアにて構成されています。

内装は新規に作られていますが、所々にナンジャタウンだった頃の面影が残る部分が結構あります。

「ヒーローズアリーナ」

「銀魂」、「こち亀」、「ハンター×ハンター」、「テニスの王子様」、「トリコ」、「ブリーチ」、「青の祓魔師」の7作品が集まるエリア。各コーナーにて作品の世界を表したパネルがあったり、ガラポンやミニゲームがあって成績に応じて景品が貰えるなど、基本的に過去にナンジャタウンで開催されていたコラボイベントと同じ内容で構築されています。
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中には、ジャンプについての歴史や試し読みが出来るコーナーも。
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なお、この「ヒーローズアリーナ」は旧ナンジャタウン3階部分に当てはめるとナンジャコア~ナジャヴ倶楽部部分に該当します。

「ドラゴンボールエリア」

天下一武道会の装飾(画像はアトラクション編にて)。旧ナンジャタウンの「ナンダーバード」のボムレンジャー付近に該当。エリアとしては狭めです。

「ワンピースエリア」

ドラゴンボールエリアの先はすぐワンピースエリアです。旧ナンジャタウンの「ナンダーバード」大部分に該当し、下の画像等かなり面影の残る部分があります。「ナンダーセントラルステーション(ゲームコーナー)」の半分は「アミューズメントアリーナ(ゲームコーナー)」、もう半分はワンピースのライドアトラクションになっています。
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アトラクション「ナンダーバード秘密情報局」のスタート地点は、ワンピースアトラクション関連(待ち列)にそのまま利用。
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下りエスカレーター付近。エスカレーターの部分はシャッターで塞がれています。
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「カフェ アドモアゼル」
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ワンピースのキャラがプロデュースしているという設定のレストラン。ナンジャタウンにあったレストラン「イタリアントマト」の施設をそのまま流用しています。メニューを見ると結構本格的な料理を提供しているようですね。

なお、ここの近くにはワンピースのメリーゴーランドがありますが、これもアトラクション「ビアンカヴィータ」を改造したものです。

「NARUTOエリア」

旧ナンジャタウンの「マカロニ広場」部分に該当。アトラクションがメインに配置されています。


近くにはお土産ショップ「J-WORLD STORE」、そして飲食エリア「J-WORLD KITCHEN」があります。こちらの飲食エリアで販売しているのは過去ナンジャタウンでも販売していたメニューの焼き直しに近いものもありますね。また、お土産ショップは限定グッズもあるということで朝から凄い行列でした。
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感想

世界観の内装としては特別凄くとまではいかないものの、でも良くは出来ていてヒーローズアリーナのゲームや飲食、物販もジャンプの作品のファンであればもちろん必見なものばかりです。ただ、ファンじゃない人だと(純粋に"テーマパーク"として遊びたい人だと)後述するやや高価で少々入手が面倒なチケットを購入してまで遊ぶって気にはならないかなぁ。

これはアトラクション編でまとめますが、アトラクションも面白いことは面白いもののリピート性は低く、所謂「1回やればいいかな」って印象(フリーパス等が設定されていないのもその要因)なので、言ってしまうと「1回ぐらいは池袋に寄ったときに、試しに行ってみるくらいなら損はないかな」という感じです。自分は正直、また来たい・何度も遊びにこようとまでは思えませんでした。

「ヒーローズアリーナ」で扱う作品や飲食、物販の品目は定期的に変わるようなので、ジャンプファンの興味を引き付ける限り話題が絶えることはなく賑わいはしそうです。

チケットについて

本施設の入場券には前売販売があり、前売券に余りがあった場合当日券の販売を行います(前売券の販売はWeb上のみ、入場日の2日前まで)。GWやお盆など余程の混雑日でない限り前売分のみで完売ということはまずないと思いますが、開園10時~からのは例外で先着順の限定グッズを求めるお客さんを中心に、休日等は結構完売していることが多いです(11日及び13日~15日は10時入場チケットは完売していました)。

入場券は大人1300円(前売券と当日券は同金額)と、正直内容から判断しちゃうとやや高価です。飲食・物販には当然ながら別に料金が発生しますし、アトラクションも現時点ではフリーパスがなく1回800円程度するため、アトラクション目当てで行く方も結構な金額がかかるパークとなっています。

余談「オープン日 7月11日について」

「J-WORLD TOKYO」がオープンした7月11日は、「週刊少年ジャンプ」の創刊日(「少年ジャンプ」の名称で1968年7月11日に8月1日号として創刊)であり、本施設(及びナンジャタウンのリニューアルオープン)の日はこの日に合わせたものと思われます。

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