長くに渡ってきたハウステンボスのアトラクション紹介も、今回が最後になります。最後は昨年12/29(土)と年末にオープンした3D音響ホラーハウス「ザ・キャッスル・オブ・ザ・デッド」を紹介します。
こちらはかつてあった劇場施設を改装して作られており、各所にかつて劇場だった面影を見ることができます。
~ストーリー~
演奏家の「マリオン」と王族の娘「イリス」は子宝に恵まれ5人の子供達とこの城で幸せに暮らしていた。だが、一家は王族争いに巻き込まれ家族7人は家来共々城の大広間で斬殺されてしまう。唯一その時使いに出ていた執事の一人だけが助かった。奇妙なことに、一番下の娘「カレン」の遺体だけは未だに見つかっていない・・・。YouTube等に(公式に)アップされているPV映像ではアトラクション序盤に流れる上記のストーリー映像(一部省略されている箇所あり)及び本編で使われている映像の一部を見ることができます。
「暗闇の通路」では、灯りがほとんどない通路を端についている手すりを頼りに一列になって進みます。途中所々に人形などの仕掛けはありますけどね。なお、この通路は元々劇場への待合場をそのまま使用しています。手すりも当時のままです。
メインシアターの「大広間」は、元劇場の施設をそのまま使っています。劇場の座席に3D音響のヘッドホンが備え付けられている構成で、構造上隣同士の席はなく、一人ずつ離れて座ることになります。
アトラクション本編はヘッドホンから聞こえる3D音響に加え、正面にある大型スクリーンに映る映像、そして座席の振動等のギミックが加わります。さらに自分が行った時は本番中誰か(アクター)が肩などを触れてくるという演出がありました。いつもその演出があるかは不明。
本編ストーリーについて
アトラクション本編では、斬殺があった当時使いに出ていて助かったという執事が登場し、その後一番下の娘「カレン」が登場します。そしてカレンが行う残虐な行為を目の当たりにする、身の毛もよだつ恐怖の時間が過ごすことに・・・。以下反転:
音響とリンクして正面スクリーンに映る映像も恐怖度を煽る。特に耳を切り落とされる映像はグロテスク過ぎて直視できませんでしたね。
「カレン」は自分の家族を斬殺した真犯人はあの執事だと宣言し、執事は「カレン様の言うことを信じるな」と警告する。どちらがただしいのか本編中明確な解答はありません。ただ、個人的には「カレン」には残虐な一面を持ち、この城での残虐事件は彼女がやったというのが真相のような気がします。 |
感想
3Dサウンドホラーアトラクションとしてはかなりグロテスクな演出に入り、身体を切り裂く音などリアルな描写が怖いです。不協和音を多用しているのでやや耳障りな音も多いですが。音響とリンクして正面スクリーンに映る映像も恐怖度を煽る。特に耳を切り落とされる映像はグロテスク過ぎて直視できませんでしたね。