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旅日記「熱海後楽園遊園地アピオ」他、回遊記

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2014年も残りわずかとなりました。個人的にも毎年この時期はさすがに慌ただしくてあまり出かけられずブログの更新も滞り気味なのですが、先日車で友人と静岡県は伊豆・熱海に行ってきました。がっつり遊ぶとかではなく本当に「ふらっと観光」みたいな感じだったので、本稿ではそんな様子を日記風にまとめたいと思います。

東京から熱海まで車で約2時間、最初の目的地は「熱海後楽園ホテル」。そしてそこに併設しているミニ遊園地「熱海後楽園遊園地アピオ」。

「熱海後楽園遊園地アピオ」

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規模としては本当に小規模ですが、建設当時は熱海観光地の一つとして認識されていて、よくパンフレット等にも載っていたと思います。タイトル通り、東京の「後楽園ゆうえんち」、現・東京ドームシティ系列の施設で、現在もホテル及び遊園地は同社が運営を行っています。ただ、やはり昨今のレジャー業界の状況から客足は遠のきつつあり、近年は一般利用というよりも「ホテル宿泊者の娯楽施設の延長」という意味合いが強くなったようです(実際ホテル宿泊者限定パスポート販売など宿泊者向けのサービスが多い)。

そんな同園ですが、「来年2015年1月12日(月・祝)を持って閉園する」ことが発表されました。そう、今回の旅の一番の目的は、閉園する前にここに一度行ってみることです。


前述のようホテルに併設された施設であるため、外側からは入れずホテル内を通ってから遊園地へ向かいます(ホテル・遊園地は宿泊しなくても入れます)。2階ゲームコーナーの先が遊園地入口です。
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この日は残念ながら雨のための「休園」で中には入れず、スタッフのご厚意で園外近くから写真を撮らせてもらうことに。
遊具としては「コーヒーカップ」(かつて東京ドームシティのお化け屋敷付近にあった物を移設したもの)、「エレファント」、「バイキング」等の定番機種が揃い、バッテリーカーを利用したゴーカートもあります。昔は「観覧車」もあったらしです。
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特徴的な物として、「サイクルモノレール」と「スカイシップ」が並走(向きは逆)する構造。「花やしき」にある同機種と同じ構造で、この構造はこの2ヶ所だけの特徴らしいです。
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まだ閉園までには時間があるので、気になる方は是非最後の訪問を。ホテルでは「思い出のフォトコンテスト」なんてのもやってました。



最大の目的を果たした後、せっかくなので他の観光スポットを。上記の後楽園ホテルのすぐ近くにあるロープウェイ。ロープウェイで行った先には展望台と、秘宝館があります。

「熱海秘宝館」

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秘宝館とは「性風俗や人間・生物の性に関する文物を収蔵した施設」、わかりやすく言うと「ちょっとエッチな物やそれに関係する演出物がある博物館」です。

熱海だけではなく全国に存在し、かつては温泉街の定番施設でありましたが、不況及び「健全化を目指す社会の風潮」により多くが閉館され、残っている所は少なくなっています。ここのよう博物館タイプではなく「エンターティメント性」を重視したタイプの施設は現在この熱海と栃木県鬼怒川にある秘宝館(秘宝殿)の全国2ヶ所のみとなっていますが、鬼怒川の秘宝殿が今年12/31(水)で閉館するため、来年は熱海が国内唯一となることに。

なお、前述のロープウェイ及びこの秘宝館も「東京ドーム」が運営を行っています。来年2月には7年ぶりに新たな演出の追加があるようです。
内容については館内の写真撮影が禁止、その理由以上にとても紹介できないようなものなのでブログでは省きます。個人的な感想から言えば、私自身それほど性描写を好んでいないこともありますが、正直「ドン引き」するような内容でした。まぁいろいろと面白いものは見られましたけどね。


というわけでファンタジーな遊園地な後にある意味ディープな所へ行きましたが、最後3箇所目はもっとディープな場所に。ここ(後楽園ホテル)から車でさらに1時間程進み、伊豆の田舎道にある施設。「怪しい少年少女博物館」と姉妹館「まぼろし博覧会」

「怪しい少年少女博物館」、「まぼろし博覧会」

伊豆にある知る人ぞ知る名物施設。「怪しい少年少女博物館」は3年前にも訪問したので詳細はリンク先を。奇妙な展示物の数々や不気味なお化け屋敷は健在でした。

そして3年前にはなかった(2012年にオープンした)、車で数分の距離にある姉妹館「まぼろし博覧会」。こちらは世界各国及び日本の戦前~昭和の珍品を集めた博物館。基本的に「怪しい~」と同じテイストで作ってあっていろいろな物が所狭しと並べられてあって異様な雰囲気に圧巻されます。
公式サイトにも「【悪酔い横町】二度とお目にかかりたくない衝撃のテーマ展示が目白押し 」とある。
せっかくなので遊園地関係の資料を。かつてあった遊園地を含む大規模巨大施設「船橋ヘルスセンター」の案内図、「後楽園ゆうえんち」のポスター(何年前のだろう?)。
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「万博」の資料本、他「ポケットモンスター」等歴代の玩具が並んでいる中で、ナンジャタウンの「ナジャブ」の人形があったのは驚きました。
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リニューアル前にあった「福袋探偵大學」で使われていた端末で、おそらく一時期園内で販売されていたお土産用のレプリカと思われます。


こうして、年内最後の遠出となった熱海・伊豆の旅は終わりました。行ったところがかなりディープな場所だったけど、こういうのも悪くないんじゃないかと思います。

「2014年アミューズメント業界 表と裏の10大ニュース」

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今年の更新は本稿が最後になります。1年最後の記事は、毎年恒例今回で6年目になるアミューズメント業界「表」と「裏」の10大ニュース。2014年のニュースを"個人的に"集計・ランキング、「表」は実際業界で起きた出来事、「裏」はそれに一応関連した個人的のどうでもいいことです。

表10位「ハウステンボス『ゲームの王国』7月始動開始」

ゲーム性の強いアトラクションが続々登場、ゲームメーカーとコラボした「ゲームミュージアム」もオープンし園内が一段と賑やかになりました。こちらでお伝えしたよう12月下旬よりさらにアトラクションが追加されています。

裏10位「mr_themepark初『藤子・F・不二雄ミュージアム』訪問」

今年の2月初めて「藤子・F・不二雄ミュージアム」に行きました。資料がいっぱいで"ドラえもん好き"の自分も満足の内容でしたね。



表9位「東武動物公園に新エリア『ハートフルタウン』オープン」

同園は今年にて園内リニューアルが一段落し、ファミリーアトラクションが凄く充実した遊園地になりました。その成果もあってかハートフルタウンがオープンした3月はかなりの集客があったようです。

裏9位「映画『STAND BY ME ドラえもん』大ヒット」

こちらの記事でも紹介したよう、この映画は2014年を代表するヒット作になりました。ドラえもんはやはり大人気で、3月に公開されたアニメ映画「新・のび太の大魔境」の方もヒットしたようです。



表8位「千葉市動物公園『ドリームワールド』(遊園地エリア)5/31(土)閉園」

同園のリスタート構想に伴い、動物園に併設されていた遊園地が閉園となりました。閉園2週間前からは乗物の無料開放が実施されましたが、3時間待ちが発生するほど多くの人で賑わったそうです。

裏8位「mr_thmempark、ディズニーシー『インディジョーンズ・アドベンチャー』に一人乗車」

同じ千葉市繋がりで、今年平日の夜(しかも雨)にディズニーシーに行く機会がありまして、その日凄く好いててインディジョーンズを含むほとんどのアトラクションが5分待ちだったんですね。そしたら本来12人乗りのライドに1人で乗るという珍事が起きました。私のツイッターでも写真をアップしましたが、思わずライドフォトも購入。スタッフの方も驚いていたから余程レアな事だった、のかなぁ・・・。



表7位「オフィスバーン、夏全国10ヶ所にお化け屋敷を開催」

毎年夏に全国でお化け屋敷を開催する同社ですが、今年は北は秋田から南は沖縄まで、全国10ヶ所と過去最高(と思う)の展開数となりました。個々のお化け屋敷のクオリティも相変わらず高いです。

裏7位「mr_thmempark、東京~秋田を車で1日で往復」

そのオフィスバーンのお化け屋敷の一つ、秋田で開催されていた「顔はぎの家」に行くため、早朝に家を出て秋田に向かい、その日のうちに東京に帰ってくるという強硬手段を取りました。片道距離約500km、5時間程度なので出来なくはない距離なのですが我ながら無茶をしたと思います。



表6位「日本全国でハロウィン大盛況」

日本のハロウィンの認知度は年々高くなっていきますが、特に今年は「ハロウィンがもうクリスマスと同様一般的なイベントになった」と言っても良い程だったと思います(方向性の問題は置いといて)。USJのハロウィンホラーナイトも大盛況でした。

裏6位「アニメの実写化映画が盛ん」

近年アニメ映画がヒットを記録していますが、今年はアニメを実写化したドラマ・映画が目立った、ような気がします。アニメの実写化については未だに根強い反対感情・議論がありますが、大きなビジネススタイルであることは間違いないし、最近では漫画をメディア展開する際は「まずアニメ化、同時に実写化を進める」アニメファン層、一般層両方を獲得するのが一般的のようです。

ちなみに自分は今年「僕は友達が少ない」、「最近妹のようすがちょっとおかしんだが」を見ました。両作品ともアニメではそんなに気に入らなかったのですが実写映画を見て原作も好きになりました。



表5位「八景島シーパラダイス『サーフコースター リヴァイアサン』リニューアルオープン」

「サーフコースター」が年ぶりに車両を更新。より開放的なライドでスリルを増しました。昨年は「スチールドラゴン2000」も車両を更新、そして来年2015年も3月にスペースワールドの「タイタンV」が同じく車両リニューアルが予定されています。

裏5位「茨城県大洗では今も『ガールズ&パンツァー』関連イベントが白熱」

今年1月に初めて人気アニメ「ガールズ&パンツァー」の聖地としても有名な茨城県大洗に行きましたが、想像以上の盛り上がりに驚きました。今年も10月のお祭りの時はたくさんの観光客でさらに賑わったそうです。



表4位「『オバケン』快進撃。シックス・イグジット、ゾンビキャンプ、ゾンビホテルなど企画が大反響」

2012年より方南町で活躍されている「オバケン」さんですが、今年は大きな企画を連発して話題を呼びました。特に前代未聞の内容であった「ゾンビキャンプ」はいろいろなメディアにも取り上げられましたね。

裏4位「mr_themepark、『シックス・イグジット』クリアならず」

オープンしたての6月に初めて挑戦、その後もちょくちょくとやって終了間近の11/1(土)に友人らと集中してチャレンジしましたが結局クリアは出来ませんでした。全6ステージの中、第4ステージに苦戦し、自分達の最高記録は第5ステージです。



表3位「富士急ハイランド『富士飛行社』オープン、同時に絶叫系アトラクション設置を相模湖にシフトすると発表」

今年の富士急ハイランドの新アトラクション「富士飛行社」はファミリーでも楽しめるアトラクションながらハイクオリティの映像・演出が高い評価を得、現在は1時間前後の待ち時間が発生するようになっています。富士急ハイランドは「富士山の世界遺産登録」に伴う景観規制でもう大型のコースターや絶叫マシンの設置はできず、今後はファミリー系にシフトするとのこと。「ええじゃないか」のレール塗装の際、色が赤からチョコ色になったのも景観規制によるものだそうです。

今後は相模湖プレジャーフォレストに絶叫マシンが設置。今年は第1弾として「大空天国」がオープンしました。

裏3位「mr_themepark、富士急ハイランド『絶望要塞』クリアならず」

こちらも昨年12月のリニューアルから挑戦をし続けましたがクリアできませんでした。リニューアルからは1年以上成功者が出ていない状況です。



表2位「『妖怪ウォッチ』大人気。ナンジャタウンには常設アトラクションも」

「アナと雪の女王」と並んで、今年は「妖怪ウォッチ」が大ブームに。遊園地業界としても各地で妖怪ウォッチイベントの開催、ナンジャタウンでは常設のアトラクションもオープンしました。ブームがどこまで保てるかはわかりませんが、作品による収益は凄いことになっています。

裏2位「mr_thmempark、初の韓国旅行」

昨年の香港に引き続き、今年は韓国へ旅行。またしても1人で行ったのですがロッテワールド、エバーランド、ソウルランドとたくさんの観光名所に行き(遊園地しか行ってませんが)、食べ物も美味しかったです。韓国は距離(時間)的にも値段的にも手軽に行ける国でもあるので、また行ってみたいです。



表1位「USJ『ウィザーディングワールド・オブ・ハリーポッター』オープン」

2014年日本の遊園地業界最大の話題は文句なしでこれでしょう。450億という大型投資で誕生したハリーポッターの世界、USJではオープン後の月ごとに過去最高クラスの入場者を記録し続けています。また、運営のユー・エス・ジェイはハリーポッターオープン後も新規施設を充実させる構想を述べており、ユニバーサル・スタジオ・フロリダのようにダイアゴン横町が日本にも出来るという噂も・・・。今後の発展に注目ですね。

一方、東京ディズニーランド・シーでは2015年から10年間で拡張・刷新といった再開発が予定と、今年に今後の大きな計画が発表されました。

裏1位「mr_thmempark、初のシンガポール旅行」

今年は勢いで2回海外旅行に行ってしまいました。ユニバーサル・スタジオ・シンガポールのホラーナイトは日本以上に凄かったですね。異国の地のハロウィンイベント(しかも1人で海外)というのも刺激的でした。



そんなわけで今年2014年もいろんな所に行けた1年でした。こちらでも記載したよう、来年2015年も各遊園地・テーマパークでたくさんの新規アトラクションやイベントが予定されています。それを楽しみに生きるのもありですね。

皆様今年1年お世話になりました。良いお年を。
 mr_thmempark

「ナンジャ・カウントダウンパーティ2015」  <ナンジャタウン>

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2015年、あけましておめでとうございます。今年も当ブログ「アミューズメントレビュー」をよろしくお願いします。

2015年の幕開け、今回も私は「ナンジャタウン」で年越しをしました。ナンジャタウン古くからのファンを中心に毎年必ず訪れる方も多いこのイベント、早速当日の様子を振り返りたいと思います。

12/31(水)大晦日のナンジャタウン

例年ナンジャタウンの年越しイベント時営業は31日10時~1日朝5時まで。毎年の事ですが31日のナンジャタウンは結構混雑する日で深夜(1日の2時頃ぐらいまで)の時間帯でも家族連れがよく見受けられます。都内近辺で「室内」で「年越しのオールナイト営業」を行う「テーマパーク」がナンジャタウンぐらいだからでしょうか。

31日20時からは毎年恒例のナンジャタウングッズの詰まった「福袋」(3000円)、餃子が具になっているお蕎麦「年越し蕎麦餃子」、今年は「たれ比べ餃子」店舗にて販売されました。
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22時~「カウントダウンパーティ オープニングステージ」

今年も昨年と同じナジャヴとナジャミーが出演する「福袋神社」と、モジャヴ率いるモジャモジャ団が登場する「ドッキンガム広場」の2箇所にてショーステージが行われました。福袋のステージでは、MCのお二人「ピンク」さんと「カズベー」さんが登場。今年はもののけ番外地に出来た「妖怪ウォッチ」に合わせてかお二人とも妖怪という設定でした。

ナジャヴ、ナジャミーが登場。事前の仕込みで「ナンジャタウンの代表は『ジバニャン』」と会場が答えたため、ナジャヴが若干混乱する場面も。
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そんな中、突如モジャモジャ団が乱入。ステージ奥からはモジャヴも颯爽と登場。モジャヴはナジャブに対し、「俺とお前のカウントダウン、どちらが盛り上がるか勝負だ!」と宣戦布告。夏イベント時と同様、声優森久保祥太郎によるボイスが当てられました(モジャヴが台詞付きでステージに登場するのはこれが初めて)。
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言うべく事を言いクールに立ち去るモジャヴ。残ったモジャモジャ団の団員は22時50分から始まるドッキンガム広場ステージの宣伝、そして何故か「ショートコント」を行って帰っていきました(ちなみにこのショートコント、15年くらい同じネタをやっている・・・)。

福袋のステージでも23時15分から歌手石橋優子が登場してのライブを行うと発表されました(ちなみに石橋優子さんも2008年以降は毎年ナンジャタウンのショーに出演されていたが、2012年の年越しステージショー以来今回2年ぶりの登場)。

23時15分~「ナンジャ・カウントダウンパーティ2015」(福袋)

いよいよ2014年も残り45分、ショーの最初はクイズ(なぞなぞ)ゲーム大会。それが20分程続き時刻は23時35分。石橋優子さんが登場しライブがスタート、というときにまたしてもモジャモジャ団が乱入。「カズベー」を取り押さえて悪口を言いまくるという低レベルの嫌がらせを始める。

ここで「ピンク」さんが、「このままでは危ない、みんな石橋優子さんを呼ぼう」となぜか昨年に引き続きまたヒーロショー風の展開に。会場のみんな全員で石橋優子さんを呼ぶと・・・。
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石橋優子さん登場。ヒーロー番組のテーマソング風の歌(何かの替え歌?)を歌いながら本当にヒーロショーみたいにモジャモジャ団を退治する優子さん。

こうしてモジャモジャ団を撃退し、23時40分カウントダウンショーライブがスタート。最初に歌うのはAKB48の『恋するフォーチュンクッキー』。続いて広瀬香美の『ロマンスの神様』、いきものがかり『ありがとう』を熱唱しました。

するとMCのお二人が奇妙なカツラを付けて登場。分かりにくいと思いますが、このカツラはディズニー映画「アナと雪の女王」のアナとエルサの髪型。そう、続いての曲は今年日本最大級のヒットソング『Let it go(ありのままで)』です。優子さん持ち前の力強い歌声で会場は引き込まれました。
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会場が十分盛り上がってきたところで、時刻はもう23時50分近く。ここでナンジャタウンの相川町長が登場し、挨拶と共に町長を含めてみんなでステージ最後の曲を。

2014年最後に歌う曲は、先ほどの『Let it go』と並ぶ今年のヒットソング。妖怪ウォッチの『ようかい第一体操』。ナジャヴとナジャミーも登場し、この曲を最後はみんなで踊ります。

ここでスペシャルゲストも登場。スクリーンに写る影、これは(妖怪ウォッチの)「ウィスパー」かと思いきや・・・
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「もののけたま」でした。ナンジャタウンは妖怪ウォッチの15年以上前から「もののけ(妖怪)」を取り扱っている、ということでもののけ番外地の妖怪でもある「たま」がゲスト参加です(ただし踊るアニメーション等はなく、静止画のみ)。

石橋優子さんの歌声で、「ようかい第一体操」を踊ります。
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2番目の歌詞「ウォッチ! 今何時?」のところで曲がストップ、(現在の)時刻は23時58分、ナジャヴ、ナジャミーの掛声の中、カウントダウンスタート。

2015年の幕開けです。

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オリジナルソング「お正月だよナンジャタウン」の披露。今回は初めて(かもしれない)、石橋優子さんのコーラス入りバージョンとなりました。

振る舞いジェラート

相川町長が再び登場し、「今年2015年はナジャヴ、ナジャミー、そしてモジャヴがさらに大活躍する。もっと楽しい町を作る」と新年の抱負を述べたあと、樽に入った「振る舞いジェラート」の鏡割りを。今年は「ミルク味とラズベリー味、2色の紅白ジェラート」でした。
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その後福袋では和服姿のナジャヴ,ナジャミーのグリーティング、書き初め大会が行われ、ドッキンガム広場では「モジャモジャ団の新年会」が行われました。お客さんのを指名して「今年の目標」を言い、それに対してモジャヴが「(その目標はきっと)叶うぜ!」、「頑張れ!」、「微妙だな・・・」と返答。20分程のステージでしたが先ほどのショーに引き続きモジャヴの台詞付きというのもあって大いに盛り上がりました。
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こうしてカウントダウンパーティのイベントは全て終了し、1日朝5時にナンジャタウンは閉園。基本的な構成は昨年と同じで、一時期に比べるとボリューム不足ではありましたが、今回はステージにモジャヴが台詞付きで本格的に参戦したことと、「Let it go」や「ようかい第一体操」など実際2014年の「紅白歌合戦」でも登場した流行の曲をやるなど、内容としてはかなり豪華であったのではと思います。

ナンジャタウンは2015年もイベント盛り沢山。前回紹介した「テイルズ」や「弱虫ペダル」等コラボイベント以外にも、1/1(木)10::00の営業から12(月)まで「開運!ナンジャタウンで新年運試し」も開催。アトラクション、フード、グリーティング等様々な部門で景品が貰えるチャンスがある豪勢なイベントです。


では改めまして、本年もよろしくお願いします。
 mr_themepark

「開運!ナンジャタウンで新春運試し」

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2015年の幕開けからもう6日とのことで仕事始め等もあって通常の生活がスタートした方も多いのではないでしょうか。これから1月~2月は遊園地業界的には閑散期となりますが、その分春休みに向けてのイベント準備期間でもあって今後いろいろと情報が公開されていく時期でもあります。

さて、前回年越しカウントダウンの記事でちょこっと触れましたが、ナンジャタウンでは1/1(木)~12(月)まで新年のイベントとして『新春運試し』が行われています。入園、フード、アトラクション、グッズショップ、グリーティングとナンジャタウンの全ての要素で「運任せ+αで景品が貰える」イベントです。

「入園で運試し」

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ナンジャタウンのチケットナンバーがそのまま抽選番号になり、当選すると日替わりで「日本全国美味いもの」が当たります。抽選は1日1回、当選者は入園券分1名とパスポート分1名で合計2名。15時半までに入園(チケット購入)した方が対象となるので注意(発表は16時)。

「新春限定デザート(デザート&フード購入で運試し)」

1~12日の期間中。3店舗でお正月限定のメニューが販売されます。限定メニューではくじを引け、当たと粗品(トッピング増量など)をゲット。
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画像左はダ・ルチアーノ「鏡餅ひつじのあけおめジェラート」、2015年干支の羊と鏡餅をイメージしたジェラート。個人的におすすめなのが右のサンタチューボー「パリパリおしるこソフト」
門松等お正月備品を表したトッピングがのった冷たいソフトクリームの上に、温かい「おしるこ」をかけて食べるデザート。これもアフォガートの一種になるのでしょうか(普通はコーヒーだけど)。

「アトラクションで運試し」

「幸せの青い鳥」と「もののけ探検隊」で実施。条件を満たすとステッカーが貰えます。ステッカーは何種類か(10種類程?)あり、貰える絵柄はランダム。
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貰える条件は「幸せの青い鳥」→終了時点で"指定した性格の鳥"になっている、「もののけ探検隊」→"指定した妖怪"に勝利している。指定した性格、妖怪はアトラクション出口でスタッフより(口頭で)告げられるのでプレイ前は分かりません。
ただし指定内容はその日のうちは変わらないので、言ってしまうとその日2回目以降は楽にクリアできます。「もののけ探検隊」の場合は指定した妖怪が分かっていても実際に勝たないと行けませんが、「幸せの青い鳥」の場合は薬局で性格を変える薬を購入するのが有効。

そして、今回のイベントとは直接関係ありませんが、上記の「もののけ探検隊」にてお正月だけの特別演出についてを。最後に貰える結果用紙「妖怪ファイル」、勝利した妖怪の覧にはその妖怪のプロフィール、負けた妖怪はコメントが印字されますが、
その負けたときのコメントがお正月の時だけ普段とは違う言葉になります。
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実はこれこのアトラクションの1997年オープン当初から毎年正月時期になる演出(らしい)ですが、意外と知っている方は少なくこれまであまり話題にならなかったので初めて知った方も多いのではないでしょうか(実際自分もそうなる事自体は知ってましたが実物を見るのは初めて)。

この演出はいつまでやっているか分からない(そもそも公表されていない)ですが、たぶん12日までだと思うので興味のある方はお早めに。なお、バレンタインの時など他の時期でもコメントが変わるという噂もありますがはっきりしたことは分かっていないです。


この他にもグッズショップ「ナジャモジャマーケット」にて1000円以上購入でプレゼントや抽選、グリーティングにてキャラクターとじゃんけん勝負で勝つとステッカー(物は上記アトラクションで貰えるのと共通)プレゼントもあります。

同園では今やっている「デュラララ!!」と「妖怪ウォッチ(イベントのみ)」が1/7(水)、「進撃の巨人」が1/18(日)で終了しますが、1/10(土)からついに「テイルズオブゼスティリア」が始まります。テイルズは毎回グッズ売上が凄いので、今回も混雑しそうです。

「タワー・オブ・テラー:レベル13 ~シャドウ・オブ・シリキ~」  <東京ディズニーシー>

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東京ディズニーシーにて毎年恒例のアトラクション「タワー・オブ・テラー」の特別バージョン『レベル13』が今年も実施されます。しかし、今年は新たにタイトルが『レベル13 ~シャドウ・オブ・シリキ~』と改められ(副題が付けられ)、演出内容も一新された全く新しい「タワー・オブ・テラー」が体験できます。

ポイントは落下回数の大幅な増加と、これまでにない新しい演出の追加、体験時間自体も長めとなり、通常版及び昨年までの「レベル13」とは比べものにならないくらいスリルが増しています。
※「タワー・オブ・テラー」の基本情報や昨年までの「レベル13」については上記リンク先を参照。

以下、アトラクションのネタバレ含みます。

「レベル13 ~シャドウ・オブ・シリキ~」演出内容

これまでの「レベル13」と同様、建物の外観やプレショー等の変更はありません。「レベル13」時のみプレショーにて「ステンドグラスにシリキ・ウトゥンドゥの影が横切る」のは今回もありました。

ゲストは秘密の倉庫を通って業務用エレベーター(アトラクションライド)へ。エレベーターに乗り込むと、通常版とは全然違うシリキ・ウトゥンドゥの本気の呪いが襲いかかります・・・。
エレベーター(ライド)の動き
・まずは通常版と同様にエレベーターは「ハイタワー三世の寝室」に到着し、「シリキウトゥンドゥの目が光りハイタワー氏がエレベーターシャフトに放り込まれる」様子を見ます。この時いつもある「部屋とエレベーター周辺が宇宙空間のようにキラキラ光が瞬く」という演出はありません(理由は後述)。続いての「鏡の部屋」の演出も全く同じです。

・「鏡の部屋」の扉が閉まった直後、ワイヤーが切れるような音がしてエレベーターが突然落下。1度停止してもう一度落下するという2段階に分けての落下で、初めてだとかなりびっくりするところです。
 この時エレベーターは緑の光に包まれ、分かりにくいですが正面に「ワイヤーを引きちぎっているシリキウトゥンドゥの影」が写ります。

・その後エレベーターは一気に最上階へ上昇。最上階から落下(3回目)、と思いきやちょっとしか落下せずまた上昇、再び最上階に戻って今度はそこから大きく落下(4回目)します。
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画像の赤枠が通常版では最初に到達する最上階の窓で、その下の青枠が通常版2度目の上昇で到達する地点。今回のシャドウオブシリキでは、
赤枠最上階→青枠部分までちょっと落下して赤枠まで上昇→そこから大きく落下
という流れになります。
・上記4回目の大落下のあと、エレベーターはシャフト内をまた上昇して落下します(5回目)。これは通常版での最初の落下後と同じ流れです。

・5回目の落下後、エレベーターは一旦停止しシャフト内は「宇宙空間のようにキラキラ光が瞬き」ます。すると奥から宙を舞うシリキウトゥンドゥの顔が現れ、どんどんこっちに迫ってくる。それを避けるようにエレベーターは(6回目)。
この演出は今回で追加された新しい演出ですが、場所自体は最初の「ハイタワーの寝室」で、そこの光が瞬く演出と通常でも使っているモニターをにて新しい映像を使用してこの演出を表現しています。今回最初「宇宙空間のような光」の演出がないのはそのためです。
・6回目の落下後は4回目の大落下後と同じく、シャフト内上昇→落下(7回目)があります。最後7回目の落下ではエレベーターが擦れて火花が出るような演出あり。


このように通常版では3回、これまでのレベル13でも4回であった落下回数が今回は7回と大幅に増えており、しかもそれぞれの落下も不意打ちが多いです。

感想

これまでのレベル13以上にパワーアップしたタワー・オブ・テラーで、スリル度や全体の演出の完成度から言えばいつもとは比べものにならないくらいパワーアップしていると言えるでしょう。

このアトラクションは絶叫好きから言えば「落下距離やスピード感がなくてスリルが足りない」と言われることの多いアトラクションですが、今回のシャドウオブシリキVerでは基本性能がアップしているとかではないものの不意打ちや演出との相乗効果が相まって、たぶん絶叫マシンとして見ても「スペック分を演出で補って十分スリルは出ている」と思います。

大変満足度の高い今回の「レベル13 シャドウ・オブ・シリキ」、それゆえ3/20(金)までの期間限定なのが非常に惜しい。また来年以降もやるのだろうという希望はありますが、これであればいっそリニューアルとして今後もずっとこのバージョンでやって欲しいと思う程です。たぶん自分はもう通常版タワー・オブ・テラーでは満足できないと思います。

写真ギャラリー

夜の「タワー・オブ・テラー」と、隣接の売店で販売しているシリキウトゥンドゥのTシャツ。
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東京ディズニーシーでは今年4/24(金)、「マーメイドラグーンシアター」にて新しい演目『キング・トリトンのコンサート』がスタートします。現在のところアトラクションの入口に大きな変化などはないみたいでした。
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「オバケン×映画『REC』イベント」

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※こちらは2015年1月24日(土),25(日)に開催されたイベントで、現在開催は終了しています。
どうも、久しぶりの更新です。書く予定はあったのですが自分が今はやり(?)のインフルエンザになって寝込んだりしてなんだかんだで更新できませんでした。


さて、今回は先日1/24(土)と25(日)2日間限定で開催されたイベント、映画「REC」(REC/レック4 ワールドエンド)とコラボした体感型アトラクションに参加してきました。

製作は方南町で活躍されているオバケンで、昨年2014年7月の「ゾンビキャンプ」、12月「オバケンホテル」に続く大規模ミッションクリア型お化け屋敷イベントで、「90分間廃病院に潜入し、感染者(お化け)が襲いかかってくる中数々のミッションを遂行する」という本当に映画の主人公になった気分が味わえるイベントです。

他ではあり得ない超リアル・大迫力の演出体験が出来るぶっ飛んだイベントでしたが、その反面安全性の確保など管理方法には疑問視せざるを得ない粗い運営方法でもありました。

そんなわけで、イベントの様子をレポートします。

会場

イベントの会場は新宿、京王線初台駅近くにある「初台玉井病院スタジオ」で行われました。かつては本物の総合病院(初台本町クリニック)で閉鎖後、当時の設備等を残して撮影用スタジオとして営業している施設です。「呪怨」や「着信アリ」など有名なホラー映画の撮影にも使われています。
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駅出口付近ではこちらも方南町で活躍しているご当地覆面ヒーロー(?)「ベビーカーおろすんジャー」さんが案内をしていました。

受付では注意事項と参加中に付ける「襷(たすき)」が渡されます。案内には「襷を狙ってくるキャスト(お化け)に触れられる可能性があります(触れられたくない方は襷の着用を控えてください)。」と。
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そう、このイベントではお化けが参加者の襷を狙ってきて、「襷を取られないように行動する」のがまず与えられるミッションなのです。襷を取られてしまった場合は「お化けに襲われてやられた」ということになり、完全クリアにはなりません(イベント参加自体は継続できます)。

「襷=自身の命」をお化けから守りながら行動するという、超リアルなサバイバル経験です。(お化けに触られる可能性はあるのに、お客さんがお化けに触れてはいけないのは矛盾していないかという見方はありますが・・・)。
病院内に入ったら手荷物等を預け、1室に案内され参加者全員が揃うまで待機します。部屋内では映画「REC」のPVが流れていました。

イベントスタート

参加者が揃うと、突如銃で武装した兵士が乱入。英語で怒鳴りつけてきます。
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隣には日本語の通訳がおり、それによると「ここは謎の感染症が蔓延し、感染した者は他者に見境なく襲いかかっている、危険な状況だ。諸君らは我々の指示に従って行動してもらう」と。話の途中でこれまでPVを流していた映像が切り替わり、先に突入した兵士がゾンビのようになった「感染者(以降:ゾンビ)」に襲われる様子が流れます。
兵士役のキャストは全て外国人で、彼らは英語もしくは片言の日本語のみの会話で参加者に指示します。この演出も映画の世界観の構成に一役買っています。
参加者(最大80名)は4つのグループに分けられ、以降そのグループ毎に兵士もしくは防護服を着た隊員(ちなみにこちらは日本人)の案内に従って病院内を行動、道中には4つのミッションがありそれを一つ一つこなしていきます。

各ミッション

※病院を巡る順番はグループ毎に異なります(各グループ順繰りに案内している)。

1階(4階)「ワクチン探し」

兵士の案内で1階の「手術室」へ。そこには発症寸前の感染者の女性がおり、彼女を救うため4階の「院長室」に保管してあるワクチンが入った試験管を探しに行きます。

廃病院の中はこんな感じ。実際はもっと真っ暗でちょっと先も見えません。病院のセットや小道具がそのまま(本物?)残っていて廃墟としてはかなりリアルです。
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グループの代表者一人がブラックライトを持ち、エレベーターで4階「院長室」へ向かう。しかし、エレベーターを出た先にゾンビがおり、エレベーターにいる参加者を目掛けて突っ込んできます
最初に述べたよう、ゾンビは参加者の襷を狙っています。襷を取られたらその時点でミッション完全クリア失敗になってしまうのです。ここ以外でも、ゾンビは至る所におり常に用心しなければなりません。
院長室の中にはワクチンが入った試験管がありますが、複数ある内正しいのは一つだけ。正解はブラックライトを当てて黄色く反応する(光る)試験管です。院長室で試験管を探している途中でも、正しい試験管を見つけてエレベーター→1階手術室へ戻る途中でも、いつでもどこでもゾンビが襲いかかってきて油断なりません。
自分達の階では「エレベーターが定員オーバーで全員乗り切れない」というアクシデントが発生。その関係でもたついた上、正しいワクチン(だと絶対に思う)を持ってきても手術室の感染者はもう発症して襲いかかってきて、なぜかミッション失敗になりました。
完了後、次のミッションに移動するため階段を使って2階に移動。ただしこの移動中でもゾンビは襲ってきます。本当にどんな時も警戒しなければならないのです。

2階「感染者の子供を保護」

前述のゾンビ襲来を避けつつ、2階にあるICU(集中治療室)に移動。ここでグループをさらに3つに分けて、7~8人程のメンバーでミッションをします。

この階のミッションは「ゾンビ達が徘徊する病室の中から、子供の感染者を見つけて保護する(隊員の所まで連れてくる)」こと。ただし子供は二人いて、「一人はもう発症しているかもしれない」と・・・。

暗闇の中子供を捜しますが、そこに突如くる切り裂くような悲鳴。ダッシュでこっちにくるゾンビ。手分けして探す内に気付いたら一人になっていてゾンビと病室に二人きり・・・。正直ここでの出来事はあまりに凄すぎて記憶が曖昧です。
自分達の場合開始後すぐ子供を見つけられましたが、その子は発症後の方で襲ってきました。一緒に参加した友達はその子に襷を取られてしまった(自分はその隙に離れ、つまり友達を囮にして逃げた・・・)。その後暗闇にいたもう一人の子供を見つけてミッションクリアになりました。
なお、ゾンビはICUで待機している時でもガラス越しに襲ってきたりしました。


3階「感染者隔離」

こちらでも7~8人に分かれてのミッションです。この階もゾンビで溢れていますが、その状況で
・どこかにある「十字架」を見つける
・十字架を見せるとゾンビは怯む(※)ので、それを利用してゾンビを一室に集める
・十字架を部屋の扉にかけてゾンビを部屋に閉じ込める
※RECではソンビは「悪魔に取り憑かれた者のなれの果て」という設定のため、十字架に弱い

内容としては2階のミッションに似ていますが、こちらは兵士が英語でまくしたてる中行うため結構迫力があります。


地下1階「感染者を撮影」

(自分達が参加したグループでは)最後のミッションは、病院の地下1階へ。霊安室とかもある(看板だけで本物の霊安室ではない)やばめな雰囲気のエリアです。

ここのミッションはビデオカメラを使って映画の重要人物である、悪魔に取り憑かれた少女「メディロス」を撮影してくること(ちなみに映画はビデオカメラで個人が撮影したような演出になっていて、タイトルの「REC」(録画)もこれに由来)。

ビデオカメラ1台、懐中電灯1つを渡されメディロスを探しに。地下1階は細い通路で、それにも関わらずゾンビがたくさん潜んでいて襲ってきます。設定では「(メディロス以外の)ゾンビに出会ったら懐中電灯を消して隠れろ」と言われますが実際はそんな余裕なかったです。

通路の奥にメディロスは潜んでいますが、彼女も悪魔に取り憑かれているので襲ってきます。こちらのリンク先にあるのは実際映画に出てくる「メディロス」ですが、イベントでは本当にこの姿と全く同じ外見のゾンビ(アクター)が出てきました。凄い再現度です。


イベント終了

4つのミッションを終えた後、一番最初の部屋に戻ってイベント終了。襷の有無とミッションのクリア数に応じて参加賞や景品が貰えました(どういう条件で何が貰えるのかは未発表だった)。

感想

このイベントの、良い点と悪い点に分けて感想を述べたいと思います。

良い点:脅かしや世界観の演出が本当にリアル

本文中にもある「外人キャストによる案内」、「身に付けている襷を守るというサバイバル館」、「容赦なく襲いかかってくるゾンビ(アクター)」の演出はとてつもなく凄いです。一切妥協することのない迫真の演技は、イベントということを忘れさせ本当にホラー映画の世界にいる感覚に陥ります(それが後述の問題の要因でもあるのですが)。

数々のお化け屋敷(イベント含む)を体験してきた自分でも、ゾンビから本気で逃げたり囲まれた状況でどうやってこの状況を打破しようか真剣に考えたのは初めてです。この感覚は決して他では、オバケンのイベントでしか体験できないでしょう。

悪い点:安全性・品質管理・参加者コントロールなどサービス面の管理が商業イベントとして基準に達していない

演出に力を入れている(入れすぎている)からなのでしょうか、安全性を含めた品質管理ははっきり言って問題外です。
・ゾンビ役アクターが襲いかかる演出から避けるため走って逃げることによる転倒
・アクターによる直接的な攻撃(白熱するあまり参加者を押し倒すアクターもいた)
・施設内に散乱する備品、中には「割れたガラス」など危険な物もあった
参加者自身が余程注意しなければ怪我しない方がおかしい状況でしたし、実際怪我をされた方もいたようでした。「自己責任で」というレベルではありません。

運営方法については、自分達は17時半~19時の回だったのですが参加者が多かった(定員の80名埋まっていた)からかイベントスタートが18時近くまで押して、その後各ミッションでも20~30分の待機時間があり、終了したもの20時過ぎと1時間以上オーバーしていました。

オバケン過去の「ゾンビキャンプ」や「オバケンホテル」でも似たような状況や不備は多かったらしいので、そういった管理方法としては力不足と言わざるを得ない状態です。

そしてこの日、「ニコニコ動画生放送(ニコ生)」として女性タレント二人による実況撮影が入っていました(当初は生中継の予定でしたが録画放送になったみたい)。撮影自体は良いとしても、一般客に混じっての撮影で撮影用に強いライトを照らしながら行動、「運悪く撮影と一緒になった方々は明るい中でのお化け屋敷イベント」と楽しさが激減するという、一般客を蔑ろにした撮影でした。
これは個人的な意見なのですがタレントの参加態度が最悪。序盤から「ミッションなんかいいから早く帰りてぇ」というイベントを否定する態度、ゾンビ役アクターに対し「来んなよボケ」などの暴言。タレントのキャラ以前に人間性を疑うような言動にかなり不快でした。ニコ生は映画版権側によるものだったようですが、なぜあんな人を呼んだのだろう?
タレント以外にも全体的に参加者のマナーは悪く雰囲気は良くなかったです(これはオバケンさんのせいではありませんが)。
※撮影に関してはツイッター上にも同様の不満を訴える投稿もあったため、途中から「撮影舞台だけ一般客とは別行動」という対応がされました。


なのでイベントとしては楽しかったし凄い演出を体験できましたが、やはり怪我や無法地帯の雰囲気を体験してまでするものかと考えると個人としては納得が行かない内容です。
決して運営のやり方を否定するわけではありませんが、今後同社のイベントに参加予定の方は「このような状況である」というのは念頭に置いて、逆に言えばそれを許容できなければ楽しめないでしょう。

そういった意味でも初めての経験が出来たイベントでした。

「ユニバーサル・クールジャパン」  <USJ>

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USJにて今年2015年初の大型イベント、しかも開園以来初めてのタイプのイベントが開催されます。昨年の発表時より話題沸騰となっている「エヴァンゲリオン」、「進撃の巨人」、「バイオハザード」、「モンスターハンター」と日本が世界に誇るアニメ・ゲーム4作品の世界ユニバーサルの技術で体験できるアトラクションが登場する、その名も「ユニバーサル・クールジャパン」です。

「モンスターハンター」については過去にも単独で同様なイベントを毎年行っており、「バイオハザード」はここ数年USJでもお馴染みになっていますが、バイオハザードはこれまでとは違い外部製作による『謎解きアトラクション』になっており「エヴァンゲリオン」と「進撃の巨人」をUSJで扱うのは初となります。

タイトルがクールジャパンというのは現在遊園地を含め国内で多く実施されているアニメ系イベントでも、ユニバーサルスタジオらしい国際的なタイトルですね。

イベント概要

このイベントは1/23(金)~5/10(日)までの期間中、前述の4つ作品に関するアトラクションがオープンしている形になります。(エヴァンゲリオン4Dのある)「シネマ4D」付近に上記画像の入口ゲートがあり、そこから先のエリアにアトラクション建物や飲食ワゴン、グッズショップが集約。

オブジェクト

クールジャパンエリア内には作品のキャラクターの巨大オブジェクトが設置されています。ゲート入って真っ直ぐ進むと見えてくるのは、「モンスターハンター」に出てくるモンスター。またエリア内に「アイルー」がグリーティングに出ることもあります。
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反対側には「進撃の巨人」に出てくる巨人同士の戦闘シーンジオラマ。非常に迫力がありクオリティの高いオブジェクトです。
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近くには「巨人の捕食シーン」のジオラマも。記念撮影をする(待つ)方でいつも賑わっています。
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上記のジオラマの近くには「進撃の巨人」グッズショップワゴンも。画像にある『マント』は非常に人気で開園直後で売り切れてしまう日も多いようです。

作品オリジナルフード

扱っている4作品のコラボフードも販売。クールジャパンエリアだけでなく他の園内のレストランでも取り扱っており、点在しています。エリア内にてワゴンで出店しているのは「モンスターハンター」のフード。画像中央の「回復薬」(キウイフルーツ味のゼリー)は後述の「クールジャパン・エクスプレスパス」の特典です。
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同じくエリア内には「進撃の巨人」フードもあります。兵士の配給食をイメージしたフードで、紅茶味のパン,スープ,じゃが芋(ジャガバター),ベーコンのセット。一応作中に出てきた食事を再現してはいますが、いくらなんでもちょっと味気ない気も・・・。味自体は普通に美味しいです。


「シネマ4D」付近にあるポップコーン販売ワゴン(画像下)もエヴァンゲリオン装飾に。向かいにあるレストランでは「エヴァンゲリオン」のフードを販売しています。ちょっと離れていますが「スパイダーマン」の向かいにあるレストランバーで「バイオハザード」のフードを販売。作中に出てくるクリーチャーを表している不気味なフードです。
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クールジャパン・アトラクション

前述のよう4つのアトラクションが限定オープン。各アトラクションの詳細はそれぞれのリンク先を参照してください。

「バイオハザード ザ・エスケープ」

 「バイオハザード ザ・エスケープ」

「エヴァンゲリオン ザ・リアル 4D」

 「エヴァンゲリオン ザ・リアル 4D」

「進撃の巨人 ザ・リアル」

 →[ 「進撃の巨人 ザ・リアル」]

「モンスターハンター ザ・リアル」

 →[ 「モンスターハンター ザ・リアル」]

各アトラクションの混雑状況としては「進撃の巨人」は整理券を配布し時間帯毎に体験する方式ですが非常に人気が高く(※)、開園直後から行列ができ整理券配布まで1時間以上の待ち時間が発生することもあります(ただし遅い時間まで配布受付をしている日も多い)。
「エヴァンゲリオン4D」も平日(1月中など全体的に好いている時期)でも90~120分待ちが発生し、休日では2~3時間待ちが出ることもあります。閉園間近では待ち時間が減少する傾向がありますがそれでも1時間待ち程度は覚悟する必要があるでしょう。
※「進撃の巨人」の場合、前評判は高いものの実際に体験した方々の評価は軒並み低く(詳細は上記リンク先を参照)、酷評される状況にありますが、「(評判を聞いていたとしても)1度どんなアトラクションか実際に体験してみたい」方が多いため混雑状況の変化の影響は少ないと思われます。
「バイオハザード」は前売制ですが当日券も販売しており、現在のところやや余裕があるようです。「モンスターハンター」は回転が良いこともあり待ち時間の心配はする必要ないでしょう。

ただし上記の状況はあくまで閑散期である1月中の状況であり、今後来園者が増えていく2月、そして3月春休みではさらなる混雑が予想されます。

クールジャパン・エクスプレスパス

クールジャパン専用のエクスプレスパスも発売されました。バイオハザード前売りが付いている「5」と付いていない「4」の2種類がありますが、このエクスプレスパスには
・「エヴァンゲリオン4D」優先乗車
・「進撃の巨人 ザ・リアル」優先乗車
・「ハリーポッター」エリア入場券
・「ハリーポッターとフォービドゥンジャーニー」優先乗車
・「モンスターハンター」ワンドリンクサービス
とクールジャパンのアトラクションに加えハリーポッターエリアも楽しめるというかなり豪華なセットになっています。そのため実施前からゲストの関心・人気は高く
 「開催1ヶ月前の12月中旬の時点で『エクスプレス5』は3月までの土日ほぼ完売」
 「現在エクスプレスは4月中旬分まで発売されていますが、『5』はほぼ全日で完売

というホラーナイトのエクスプレスパス以上の人気になっています(『5』についているバイオハザードの人数制限というのもありますが)。『エクスプレス4』は『5』に比べ余裕があるものの4月中の土日休日分はほぼ完売しています。間近の追加販売も多く実施されているようですが、すぐ売り切れてしまうようです。なお、バイオハザードに関してはそれ単体の前売券だけでしたら現在のところ余裕があります。

感想

エリア内のオブジェクトを始め、各アトラクションは大変迫力があり、それぞれ作品を知っていても知っていなくても楽しめると思います。前述のよう現在遊園地を始め各地でアニメ系イベントは多く開催されていますが、USJの本イベントは迫力のクオリティが桁違いとなっているでしょう。

ただ、これは期間限定だから当然と言えば当然ですが「1度見れば十分」という物が多く(バイオハザードは内容的にも1度しかできないものですが)、「期間中にもう1度行きたい」というリピーターの確保には繋がらないのかなと思います。

前述のよう今度2月3月になると全体的に混雑してきますので、スムーズに体験したい方はお早めの来園をお勧めします。

「バイオハザード ザ・エスケープ」

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5/10(日)まで開催されている「ユニバーサル・クールジャパン」にて実施されている期間限定アトラクション。「バイオハザード」をモチーフにしたアトラクションはこれまでもハロウィンホラーナイトを中心に開催されていますが、今回はこれまでのタイプとは異なり『謎解きリアル脱出ゲーム』となっています。

謎解き製作・監修は全国各地にて謎解きリアル脱出ゲームを手がけている製作会社「SCRAP(スクラップ)」で、同社による質の良い謎解き問題に加えこれまでのUSJハロウィンホラーナイトや「バイオハザード ザ・リアル」にて評価の高かったゾンビやクリーチャーのスーツアクター達による迫力のパフォーマンスが絶妙に合わさり、非常に完成度の高い『謎解き+体感アトラクション』となっています。

ゾンビやクリーチャーが徘徊し、閉鎖されたテレビ局から60分以内に謎を解いて脱出するのがアトラクション目的です。

※謎解きイベント(アトラクション)ではネタバレは禁止されています。本稿はあくまでもアトラクションの大まかな様子や感想を述べたものであり、謎解き問題自体の記載などイベントの核心に迫る記述はありません。


アトラクション受付

会場少し奥まったところにあり、建物の裏手(に作られた整列歩道)を通って受付へ。ちなみに[ 「モンスターハンター ザ・リアル」]はすぐ隣にあり、アトラクションまでは同じ道を通って進みます。受付にて先着順に「4人1チーム」が編成され(場合によっては3人、5人も場合も)。謎解きに必要な端末機器などのキットが渡されます。
1チームは4人ということで、例えば2人で来た場合は他の方と組まされるわけで「他人と一緒に謎解きをしなくてはいけないのはどうなのか」という意見がやや多数ありましたが、本件のような謎解きゲームの場合各個人で考えるより他の方々と情報共有して解く方がやりやすく、その連携プレーが面白いこともあり、実際やってみても思ったほど不便さ・気まずさは感じないです。
アトラクションの舞台は、ゲームに出てくる町「ラクーンシティ」にあるテレビ局。ゲストはこのテレビ局のニュース番組の見学・スタジオバックヤードツアーに参加しに来たという設定です。なお、この建物はかつてMBS(毎日放送)が運営していたテレビスタジオであり(2014年3月末撤退)、つまり『本当にテレビ局の廃墟施設』ということになります。
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オープニングショー

スタジオに入ると、情報番組の収録本番がスタート。キャスターが今日のニューストッピクスを読み上げます。最初のトッピクスは「アンブレラ社がパッチ型エナジー剤を開発した」というもので、ゲストの開発者による解説やレポーターによるスタジオ入口での体験無料配布の様子が映し出されます。

続いてのトピックスは「番組ディレクターが某大企業の裏を極秘潜入調査」。調査をしたディレクターがスタジオに登場しますが、ここで突然緊急中継が入り・・・。

先程のスタジオ入口、つまりゲスト達がいる場所のすぐ近くにゾンビ達が侵入。アンブレラ社の特殊部隊による銃撃戦の様子が映ります。

騒然とする中、ここで先程のディレクターが宣言。自分が潜入調査をした企業とは「アンブレラ社」であり、ラクーンシティで発生した「人がゾンビ化する」現象はアンブレラ社が開発したT-ウィルスが元凶であることを突き止めた、と。

ここでスタジオは突如停電し、セットからスモークのようなものが噴出。実はこのスモークは「T-ウィルス」であり、アンブレラ社は情報を暴き出したディレクター、そしてそれを聞いたスタジオ見学者さえも口封じのためにT-ウィルスを散布してしまった。

突然大きな物音がし、ゲストがいるスタジオ内にもゾンビが侵入。アンブレラ社特殊部隊も駆け付け、銃撃戦が開始。ワイヤーによる降下アクションや特殊スーツによる「リッカー」も登場するなどかなりの迫力です。

一端制圧が完了し、特殊部隊の隊長が状況を説明。T-ウィルスはここにいる全員が感染。この騒動でスタジオは閉鎖され、やがてウィルス消滅のためにスタジオは爆破されることも判明された。感染発症及び爆破されるまでの時間は今から60分後・・・。

ゲスト達はディレクターが残したヒント(謎解き問題)を元に、T-ウィルス発症を防ぐ方法、そしてスタジオから脱出を目指す。
なお、特殊部隊の隊長は主に「ウォーターワールド」のディーコン役を勤めている方が演じているようです。

アトラクション本番(謎解きゲーム)

上記のオープニングショーが終わると、最初に渡された通信端末に謎解きの問題が配信され、4階建てのスタジオ内を自由に行動できるようになります。制限時間は60分で、それまでに脱出(最終ポイントまでたどり着く)とクリアです。

スタジオ内は薄暗く、所々に荒らされた箇所や血が飛び散ったところも。また作中に出てくる「レーザーセキュリティ」を再現した場面や一部シーンに「タイラント」等の大型クリーチャーが登場するところもあります。
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そして、スタジオ内にはゾンビも徘徊しています。物陰や部屋の隅などの潜んでいて唸り声を上げながら近寄ってくることもあります。感覚としてはハロウィンホラーナイトの状況に近い感じです。ゾンビがいる中で謎解きする、いつ脅かされるかわからない中で頭を使うというのはかなり怖いです。
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謎解きの問題については、他のSCRAPによる謎解きゲームに比べれば簡単な方ですが、それでも一般的には十分難しい内容です。ただし、時間が経過することにヒントのメール(場合によっては答えに近い内容)が配信されるため、「最初の問題すら解けず、何もできない」という状況にはなりにくく、謎解きが苦手な方でもある程度進めるようになっています。

エンディングショー

最終ポイントまでたどり着く or 制限時間を迎えてしまうとゲーム終了。最後は全員がゴール地点に集まり、エンディング。これまでの謎解きの答え合わせと共に、今回の物語の結末が繰り広げられます。こちらでもゾンビ、そして「スーパータイラント」が登場する戦闘シーンもあり。

感想

謎解き問題は難しいものの、解ければ納得のいく良問で、それに加え造形物やゾンビ(アクター)によるパフォーマンスも凄い、まさにリアルに脱出のため頭を使って冒険している気分になれます。SCRAP謎解きとUSJ演出が見事に融合したイベントになっているでしょう。

ヒント配信等による初心者向けの配慮で、謎解きが苦手な方でも手軽に楽しめるようになっているのも好印象です。ただし、終盤の謎に関してはヒントはないので最後までクリアするには実力が必要なのですが。

また手軽に楽しめるとはいえ、最終的な難易度はかなり高いです。成功者が0組の回も多く、出たとしても1~2組しか出ないようです。


有料イベント(前売2,500円、当日3,000円)のため参加を躊躇う意見もやや多いですが、これは別料金でも参加する意義はあると思います。謎解きに関してはここでは「頑張って」としか言えませんが、一般的な攻略法を言うならSCRAPホームページによる練習問題などを解いて、傾向や雰囲気を掴んでおくとかなり違うと思います。

「エヴァンゲリオン ザ・リアル 4D」  <USJ>

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5/10(日)まで開催されている「ユニバーサル・クールジャパン」にて実施されている期間限定アトラクション。日本を代表するアニメ作品『エヴァンゲリオン』を題材とした3D映像+ギミックの4Dシアター。会場のシネマユニバーサルは普段「セサミストリート」及び「シュレック4D」の4Dシアターアトラクションが開催されている場所で、「シュレック4D」をイベント期間中は上映を休止する形で運営します。

午前中はまで「セサミストリート」、午後から(※)この「エヴァンゲリオン」になります。
※時期や閉園時間によって異なりますが今のところ平日13時から、午後14時からのようです。

プレショー

受付の扉を入ると、そこは「第3新東京都市」の地下シェルター(という設定)。ゲストは使徒襲来のためシェルターに非難してきたという設定です(画像は出口にある同じような風景の場所)。入場が済むと、プレショーのスタート。
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最初はエヴァンゲリオンでお馴染みの、上記画像の会議シーンから。部屋の後ろ(最初入ってきた方)の頭上には作中と同じポーズを取る「碇ゲンドウ」の等身大フィギュアがいます。気付かない人も結構いるようなので、プレショーが始まったら後ろを振り返ってみましょう。

会議のシーン後は場面が変わり、「緊急避難」を示すニュース画面に。モニターには「葛城ミサト」他NERV(ネルフ)のスタッフが登場し、「手違いでゲスト達を保護対象外のシェルターに案内してしまったため、軍事用輸送機で皆さんを護送する」と発表。同時に輸送機(アトラクションシアター内)での注意事項も流れます。アニメと同じ音楽も使われていて、ファンには嬉しいシーンです。
小ネタとして、「緊急避難ニュース」のバックには『失われた日本の風景シリーズ』(使徒の襲来によりもう今はない日本の地域)が映るのですが、北海道,富士山,沖縄に混じってユニバーサルスタジオジャパンも登場します。
プレショーが終われば、いよいよメインショーであるシアター内へ。

アトラクション内容

ゲスト達は輸送機に乗り、今の地下シェルターエリアから脱出。最初は輸送機が動くシーンの、ごく普通の3Dシミュレーションライドといった感じです。元々のシネマ4D(「シュレック4D」など)と同様、椅子は常時激しく動きます。

地下から脱出した途端、そこに使徒が襲来。急遽輸送機も使徒殲滅作戦に参加することに。ここで一端画面が切り替わり、「エヴァンゲリオン」の発進シーンへ。アニメでのエヴァンゲリオン発進の瞬間が3D立体映像で鮮やかに再現されます。

この後再び輸送機からの視点へ。碇シンジが乗ったエヴァンゲリオン初号機はなぜか停止し、使徒の攻撃を受けるシーンや綾波レイやアスカ(が乗ったエヴァンゲリオン)も登場し、ATフィールドを破ろうとする場面など、アニメ同様の迫力の戦闘シーンが繰り広げられます。

最後、エヴァンゲリオン初号機は暴走。使徒を喰らうシーンが展開されますが、ここは使徒の血飛沫(?)に合わせて水がかかります。水の量が多いのとシーン自体が長いので本当に返り血を浴びているんじゃないかと思わず錯覚するほど、リアルというか少々気分の悪くなるシーンです。

暴走するエヴァンゲリオン初号機に対し必死にパイロット碇シンジに声をかけるミサトさん、するとまた突然画面が変わって「碇シンジの心情(?)」のシ-ンに。そこになんと渚カヲルが登場。彼の登場シーンではシアター頭上からシャボン玉が出てきます。

これがきっかけで、碇シンジはミサトさんの声に応答。暴走は収まり、使徒も殲滅できいろいろあったけど無事ミッション完了、というところで映像は終了、

と思いきや、最後の最後でまた画面が突如切り替わり、碇ゲンドウが意味深な言葉を残すシーンがラストシーンです。最後はアニメと同様真っ暗な画面に右下に大きく「つづく」と出る。

退場時には、映画「新劇場版:序」の主題歌、宇多田ヒカルの『Beautiful World』が流れます。

感想

アニメ及び映画(劇場版)で繰り広げられた使徒との闘い、エヴァンゲリオンの戦闘シーンがそのまま3D映像になっており、「エヴァンゲリオンの世界を体験できる」と共に華麗なCGでかなりクオリティの高いシアター系アトラクションになっています。ギミックの仕掛けも通常版同様やり過ぎの感じもありますが、体感的演出としては立派でしょう。

良くも悪くもエヴァンゲリオンの世界をそのまま再現しており、最初プレショーやアトラクション本番でも渚カヲルのシーンや最後の会話シーンなど、意図が分からずもやもやしてしまう、普通の考えでは「いらないのではないか」という展開もあるので、それが作品を再現している点でプラスになっているのか、全体のバランスの悪さを招いてマイナスになっているかは微妙なところです。

期間限定なのが惜しいですね。このまま新アトラクションとしてオープンしても十分継続していけるような気がします。

「進撃の巨人 ザ・リアル」  <USJ>

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5/10(日)まで開催されている「ユニバーサル・クールジャパン」にて実施されている期間限定アトラクション。

前回ナンジャタウンでのイベントでも紹介した通り、大人気のアニメ作品『進撃の巨人』の世界を体験できるアトラクション。オープン前にホームページにて情報公開されていたクロノイド技術で再現されたキャラクターの造形が登場するということを始め、「ユニバーサルスタジオの技術で進撃の巨人をアトラクション化する」ということで大きく注目され、本イベント「ユニバーサル・クールジャパン」の目玉とされていました。しかし実際にこのアトラクションを体験した方の評価は軒並み低く、ネット上を中心に酷評される傾向にあります。


※私mr_themeparkは「進撃の巨人」のアニメ(及び原作の漫画)をちゃんと見ていません。なので文中の用語や展開の解釈が謝っている可能性がありますがご了承ください。

アトラクション内容

受付より入場すると、まず調査団のアジトが再現された部屋へ。この部屋では置いてある造形物を中心に自由に写真撮影ができます(モニター映像は撮影禁止)。
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ゲストの入場が完了すると、モニターにてアルミンより「女型巨人捕獲作戦」に同行して欲しいと説明。作戦の前に、(作品の世界の)現状と巨人について説明をと、モニターに映像が流れます。

以降、マントを羽織ったクルー(スタッフ)の誘導に従い、4つの部屋にて映像を見ます。映像の内容は巨人の襲来からエレンの巨人化、女型巨人についてまで、つまりアニメ作品『進撃の巨人』のストーリーダイジェスト(実際のアニメ映像を編集したもの)です。映像は壁に投影されて流れますが特に仕掛け(プロジェクションマッピングなど)はありません。
3つ目の部屋終盤~4つ目の部屋には、体半分がもがれたエレンを始め巨人にやられ負傷し、傷口が剥き出しになっている兵士達の人形があるなど、グロテスクな演出があります。

5つ目、最後の部屋は中央がステージになっており、ここに主要キャラクター3体のクロノイド人形があります。
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映像が始まる時、ゲストは全員起立をして作中に出てくる「心臓を捧げる」ポーズをして隊長より話を聞く。「いざ、女型巨人の捕獲作戦開始だ!」という映像が流れたところでアトラクションは終了です。その後は自由にクロノイド人形を撮影する時間が与えられます(ただし、撮影可能時間は3分間程)。

アップで撮った画像。アニメを再現しているというのとも違い、「アニメの顔を元にキャラクターを現実の人間と仮定して再現した」ような、高度な芸術性を感じます(と、僕は思います)。
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感想

前述のよう体験した方の殆どが酷評を述べているなど、評判の悪いこのアトラクション、その主な理由として
 ・アニメを編集した映像を見るだけで、体感的な要素が全くないこと
 ・クノロイド技術もただ置いてあるだけで仕掛け等がなく、面白みに欠けること

以上のようにアトラクション的な面白さが「クロノイド人形の写真を撮るだけ」ぐらいしかないことが批判の要因になっています。自分の場合『進撃の巨人』をちゃんと見てなかったので、今回のアトラクションを通して「この作品こんなに迫力があって面白いんだ」と関心・大きな発見をしたとプラスになったのですが、アニメを見た方にとっては「今さら」になるので余計アトラクションだけの体験がなくなってしまうと思います。

元々内容的には[ 「モンスターハンター ザ・リアル」])と同じアトラクションというよりは展示メインのつもりで作ったのだとは思いますが、作品の人気故「整理券対応」となり、しかも「整理券取得のために1時間並ぶことがある」など人気が過熱したため否が応でも期待せざるを得ないことになってしまったのがある意味制作側とゲスト側の摩擦に繋がったとも取れます。

作品を知らない人にとっては短時間でわかりやすく魅力を知れる、クロノイド人形の撮影ができるとアトラクションのメリットはちゃんとありますが、さすがに整理券取得に長時間並んでまでまたはエクスプレスパスを購入してまで体験する必要はないと断言できます。
なのでエクスプレスパスの場合は抱き合わせで(セットになっているエヴァンゲリオンやバイオハザードを体験するのとついでで)利用、また整理券も平日は12時前後まで配布していて遅い時間帯は10分程度で貰える場合もあるので、それを狙うのも良いと思います。
なお、「これだけ酷評されているのだから体験しようと思う方が減って以降整理券も取りやすくなるのでは」という意見については、確かにUSJはネット上の意見や口コミに人気が大きく左右される傾向が強いので可能性は少々ありますが、それでも「期間限定だから一度は体験したい」という方が多いのであまり影響されないのではと思います。特に休日や今後春休みに入る頃は、整理券取得の混雑が予想されます。

「モンスターハンター ザ・リアル」  <USJ>

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5/10(日)まで開催されている「ユニバーサル・クールジャパン」にて実施されている期間限定アトラクション。ただし、この「モンスターハンター」に関しては、例年開催していたイベントを継続している(「クールジャパン」に入れ込む)形になっているので、内容的には例年と同じで屋外にて展示してあったのを屋内したぐらいの変更です。

入口はスタジオ裏手、隣には「バイオハザード ザ・エスケープ」があります。中に入ると上記画像中央のよう、薄暗い洞窟のような場所に。洞窟の間にいくつもの展示物があります。

洞窟から出た先には、村(?)のようなところに。
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このモンスターは一定時間毎に動き出し、背景の映像と共に迫力の「遠吠え」演出を見られます。
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出口付近にはゲームの「タイムアタック」ができる集会所。隣にはミニゲーム屋台もあります。
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内容的にはこれだけなのですが、他と比べて手軽に見れるのが良いところかもしれませんね。

「ジャパンアミューズメントエキスポ2015」

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年に1度、幕張メッセにて各メーカーが最新作品を出展する大型イベント「ジャパンアミューズメントエキスポ」が今年も2/14(土)に開催。自分も覗いてきたので簡単なご報告を。

今年は注目作の出展が多く、例年以上に賑わってた気がします。でも今回時間の関係で実際にプレイできたゲームが少なく、見ただけの感想がほとんどで申し訳ないです。

セガ

セガブースは現在アニメも放送されている人気コンテンツ「艦隊これくしょん」のアーケードゲーム[ 『艦これアーケード』]が一際目立っておりました。ブース内撮影禁止であったため画像はこちらを。

カプコン

上記の「艦隊これくしょん」の裏にあったカプコンブースでは「ルイージマンション アーケード」(今夏正式稼働予定)が出展。ゲームとしてはシューティングゲームタイプみたいです。
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バンダイナムコゲームス

バンダイナムコは今回注目作のラッシュとも言うべき充実のラインナップでした。

「タイムクライシス5」

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前作「4」から9年ぶりの最新作『タイムクライシス5』(今年3月正式稼働予定)。一番の新要素は「隠れるペダルが2つになり、状況に応じて隠れる場所を決めながら攻撃する」ことで戦略性が上昇したこと。グラフィックは最新ゲームに相応しく格段に美しくなっています。今回も武器チェンジや特殊な生物兵器などバラエティ豊かな演出、また素早く指定されたペダルを踏むなど突発的なアクションを求められることも。

ワイルドドッグなどシリーズ歴代のキャラも健在で、今回は最初からいきなりワイルドドッグの追走劇になります。

「スターウォーズ バトルポッド」

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映画「スターウォーズ」の世界を体験できるシミュレーションゲーム(今夏正式稼働予定)。「起動戦士ガンダム 戦場の絆」の筐体を使用していることで大迫力の映像体験が楽しめます。終日2時間半待ち以上の大混雑でした。

「ジュラシックパーク アーケード」

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世界的に有名な、同名映画をモチーフにしたシューティングゲーム。過去にセガからジュラシックパークのガンシューティングゲームはいくつか発売されていますが、この作品との関連性は不明です。ポスターから推測するに、このゲームも海外展開を前提にリリースされるようで「デッドストームパイレーツ」や「ダークエスケープ3D」と同様、難易度の高いゲームになりそう…。


他には3月に大幅アップデートされる『太鼓の達人 ムラサキver』やその「太鼓の達人」に続く音ゲー『シンクロニカ』(今年6月正式稼働予定)、ポケモンと鉄拳のコラボゲーム『ポッ拳』が出展され、人気でした。
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会場内で発表された情報として、『太鼓の達人 ムラサキver』では歌手「小林幸子」とコラボ。「さちさちにしてあげる♪」が収録されているほか小林幸子本人もゲームに登場するらしいです。


最後に隠れた名作(になりそう)と思ったゲームを。

「Whack'em Funky Gator」

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ナムコのエレメカゲームの傑作「ワニワニパニック」をデジタル化したゲーム。直接ワニ(メカ)を叩く代わりにボタンを押して画面上のワニを攻撃します。後半は何発も叩かなければ倒れない巨大なワニが登場するなど、デジタルならではの演出もあります。
音楽やワニの台詞は初代「ワニワニパニック」のものをそのまま流用しており、そういったことから初代作品のオマージュ的なリメイク作品なのかもしれません。
タイトルからして海外のみの展開かもしれませんが、前述のよう台詞は日本語だから日本での展開もあるのか、詳細は不明です。

「アクアナイト・ラバーズ」  <八景島シーパラダイス>

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どうも、久しぶりの投稿。ご無沙汰しております、mr_themeparkです。ここ数週間更新がなくて申し訳なかったですが、今年も3月を迎えたということで、今月より各地でいろいろとイベントもあるのでちょくちょく紹介(更新)していきたいと思います。

さて、今回紹介するのは「八景島シーパラダイス」にて昨年2014年11/15(土)~今年2015年3/1(日)まで開催されていたイベント『アクアナイト・ラバーズ』です。近年主流になりつつある「遊園地の冬季イルミネーションイベント」に派生したイベントの一種となり、屋外のイルミネーションではなく同園の目玉である「水族館」内で、イルミネーションやプロジェクションマッピングによる演出と「(本物の)海の動物」のショーを融合させた、ここならではのエンターテインメントが揃っています。タイトルが「ラバーズ=恋人」とあるようにカップル向けの演出を意識しているのも特徴の一つ。

なお、本イベントは前述のよう先日3/1(日)で終了していて、既に終了したイベントを今さら紹介する形にはなってしまいますが、3/2(月)よりこれまでの内容に春及び桜の演出を加えて『サクラナイト・ラバーズ』として4/5(日)まで実質継続していくようです。

水族館

メイン施設である水族館1階にある「ジンベエザメ」水槽では、今回のイベント用に「シャンパンタワー水槽(?)」が設置。周りを取り囲むよう2人掛けの椅子が設置され、文字通りカップルスポットになっています。
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画像右側は今回のイベントとは関係ないですが、常設展示の「ジンベエザメ」。この画像では伝わりにくいと思いますが実際間近で見るとかなりの大きさで圧倒されます。


1階にある巨大水槽では、本イベントのメインショーの1つ『スーパーイワシ・ナイトイリュージョン』が開催されます。こちら及び屋上階で開催されるもう1つのショー『ウミージカル・ショー』については下記のリンクを参照。
 →[ 「八景島シーパラダイスの期間限定ナイトショー」]


アクアナイト

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巨大水槽を通るエスカレータの先、3階の一区間は「アクアナイト」として、イベント期間中照明を落としており、特に水槽は中の魚が見えない程真っ暗です。区間入口で渡される赤い光の懐中電灯を使い、水槽を照らして中の魚を探します(ちなみに上の画像右は「イセエビ」)。ただ、いくらなんでも暗すぎるて根気よく探さないと見つからないのですが・・・。
また後半のコーナーでは魚の夜行性の性質を見ることもできます(普段は巣穴でじっとしている「ウツボ」も夜暗くなると活発に泳ぎ回るなど)。

こちらはクラゲの水槽。カラフルなライトで照らされ、なんとも幻想的です。
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「Club D」(ドルフィン・ファンタジー)

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イルカをメインとしたミニ水族館「ドルフィン・ファンタジー」が、イベント中は館内でドリンクが飲めるバーとして営業。イルカ達の泳ぎを見ながらゆったりと過ごせます(※このイベントは今回の「アクアナイト・ラバーズ」に限らず、夏のナイター営業時など以前から定期的に実施されています)。ドリンク、お酒はかなり種類が揃って充実しており、イベント用のオリジナルのカクテルも。


この他夜は一番上の画像のよう屋外に設置されたイルミネーション、そしてアトラクション等もライトアップ(ただし今回用に新設されているものはなく、例年通りのライトアップ)されていて、島内は一通り歩くだけでも楽しめます。


前述のよう3/2(月)からは『サクラナイト・ラバーズ』として、一部新しい演出を加えて4/5(日)まで開催されるので期間限定ショーを含めしばらくイベントを楽しめそうです。

「八景島シーパラダイスの期間限定ナイトショー」

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八景島シーパラダイスにて11/15(土)からのイベント「アクアナイト・ラバーズ」にて実施されている、水族館内での2つのメインショー。どちらも水族館の「海の動物のショー」に「プロジェクションマッピング」等の演出を加え、様々なエンターテインメントが見事に融合し格段に進化したショーになっています。

まずは水族館1階巨大水槽内で開催されるショー。

「スーパーイワシ・ナイトイリュージョン」

水槽内に生息する5万匹のイワシの群れが、水槽表面ガラスに投影されるプロジェクションマッピングと濃厚な音楽(洋楽)に合わせて華麗に舞う5分間のショー。大量のイワシの群れはただ見ているだけでも楽しめますが、それに演出が加わるとここまで立派なショーになると驚かされる内容です。

ショーが始まると、周りの照明が落とされ暗くなり、水槽側に映像が投影。周りの支柱は様々な表情(映像)を見せ、水槽ガラス表面にも映像が映ります。
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サメ(?)がガラスに突進→ガラスや支柱が崩れる映像のあと水槽に照明がつき華麗なイワシの群れの舞。イワシの群れは(おそらく)水槽内のダイバーの指示で驚くほど統制のとれた動きをします。

下の画像の場合左側の大きな魚は映像ですが右側は本物のイワシの群れです。ガラス表面の映像とその奥のイワシや他の魚達が一緒になり目の前にいるのは映像なのか生きてる魚なのかわからなくなるような不思議な感覚です。
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最後、再び周りが暗くなり水槽にはハートの形をした紋章(?)が浮かびます。その周りの光は「イワシ」にスポットで映像(光)が与えられたもので、神秘的です。
以上のよう「イワシの群れ」、本物の魚の動き+プロジェクションマッピング映像がマッチした演出を見せつけられるショー技術で、それに加え使用されている洋楽も素晴らしいです。プロジェクションマッピングによるナイトショーは近年どのパークでも取り入れられている、言ってしまうとどこでも見られるポピュラーなショーになっていますが、八景島のは「水族館」という自身のメイン施設を活かした、オリジナリティ溢れるプロジェクションマッピングショーの一つと言えると思います。


続いては、屋上ステージにて夜限定のスペシャルショー。

ウミージカル・ショー

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こちらのステージでは通常(日中)もアシカやイルカの演技を見えるショーを開催していますが、イベント中の夜限定でそれに映像、光、そして音楽を加え、ミュージカル仕立てのショーになっています(そのため通常のショーで見られる調教師とお客さんの掛け合い等は一切ありません)。

公式サイトには「海の動物ショー」プラス特殊効果演出を加えることで全く新しいエンターテインメントになる「4Dスペクタクルナイトショー」と紹介されています。なお、この「4D」とは一般的な3D映像+ギミック(仕掛け)で4Dということではなく、3D映像+動物(Doubutsu)で4Dということらしい・・・。


ショーが始まると周りが暗くなり、プール中央に扇状に噴水が出始めます。この噴水をスクリーンにしてプロジェクターで3D映像を投影。続いてショーストーリーのプロローグが流れますが、海の古代の戦士やら海底に眠る秘宝、それは世界平和のための鍵に、など世界観が壮大すぎる・・・。

そうした中、水のスクリーンには青いドラゴンが登場。そして海の戦士である「アシカ」がステージに登場です。登場した2匹のアシカはプールの縁を素早く歩く、首を激しく動かすなどの芸を披露。アシカに演技の指示をする調教師も中華風の派手な衣装を着ています。
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映像のドラゴンはアシカに向かって炎を吐き、アシカはそれに合わせて横に転がりながら避けるという大胆な演技も。最後は2匹揃って尾ひれを高く上げてドラゴンを撃退です。


続いてはダンサーになりたいという2匹の「セイウチ」が登場。ディスコミュージック風の音楽と映像が流れてセイウチはヒレを機敏に動かすなど華麗なダンスをします。

ショー終盤。水のスクリーンにはイルカが水面をジャンプしている映像が流れ、次の瞬間、本物のイルカが水のスクリーン(噴水)を突き抜けてジャンプしてきます。
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その後も数匹のイルカによる連続ジャンプや体を捻りながら飛ぶ難易度の高いジャンプ、イルカの上に調っているなど数々の技が披露。最後はスクリーンに伝説の海の秘宝が無事元に戻った(?)みたいなナレーションでショーは終了。結局最後まで物語についてはよくわからないままでした。
ショー自体はどこの水族館でも見られるような「海の動物による演技のショー」なのですが、「イワシのスーパーイリュージョン」と同じく、それを映像と音楽で演出するようで簡単な言葉で言えば「格好良い」ショーになっています。正直、演出を加えただけで海の動物ショーがここまで魅せるようなエンターテインメントになるとは思いませんでした。

上記2つのショーは3/1(土)までの「アクアナイト・ラバーズ」限定のショーでしたが、現在開催中のマイナーチェンジ版「サクラナイト・ラバーズ」(4/5(日)まで)でも一部春及び桜の演出を加えた上で、継続して上演されているようです。

そして日本テレビ『世界の果てまでイッテQ』にて、上記の「ウミージカル・ショー」にいとうあさこや川村エミコら女芸人がショー出演に挑戦する企画が今後放送予定です(おそらく春のスペシャルでの放送。予告編では同園のアトラクション「ブルーフォール」にも乗ったみたい)。

「JOYPOLiSA(ジョイポLiSA)」  <東京ジョイポリス>

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今回紹介するのは東京ジョイポリスで3/3(火)から4/5(日)まで開催されるイベント。同園ではアーティスト・歌手とのコラボイベントを定期的に行っていますが、今回のアーティストは主にアニメソング界で日本のみならず海外でも活躍されている「LiSA(リサ)」とのコラボです。「Fateシリーズ」、「ソードアート・オンライン」、「魔法科高校の劣等生」など人気アニメのOP,EDを多く担当されているのでアニメ通の方でしたらご存じの方も多いのではないでしょうか。

上記画像のようジョイポリス入場には等身大の、ジョイポリスのスタッフ衣装を着たLiSAのパネルがあり、ゲートを通るたびにLiSA本人の音声が流れます。

3/5(木)にはLiSAさん本人もジョイポリスに来園されました(一般営業開始前)。その様子は翌日3/6(金)「めざましテレビ」で放送されています。
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その際に上記の等身大パネルと下記の「ハーフパイプトーキョー」アトラクション看板に、LiSAさん直筆でサインをしたようで、現在館内で見ることができます。
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それではイベント内容を順に紹介。

「デジタルステージ」

1stフロアにあるメインステージにて、LiSAの楽曲のPVを中央のモニターと周りの支柱の映像(プロジェクションマッピング)と合せて放映。

最初に「Rising Hope」(アニメ『魔法科高校の劣等生』OP)、「BRiGHT FRiGHT」、「L.Miranic」、「No More Time Machine」(アニメ『ソードアート・オンラインII』キャリバー編ED)、「シルシ」(アニメ『ソードアート・オンラインII』キャリバー編ED)の順にPVが流れます。

最後は3/4発売のアルバムに収録される新曲「Mr.Launcher」。こちらは正規のPVではなく、中央のモニターにLiSAが歌う様子が映し出される、『デジタルライブ』仕様です。LiSA映像と周りの映像は今回用に撮り下ろされたもの。映像の解像度が高いこともあって本当にライブに来ているような感覚を楽しめます。
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※画像は資料映像より(現地にて映像の撮影は禁止)


このステージの近くにはLiSA武道館ライブ時の衣装が展示されています。
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アトラクションコラボ

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アトラクション「ハーフパイプトーキョー」では映像と音楽がLiSAの楽曲(とPV)になります。曲は上記のデジタルステージとほぼ同じですが「best day,best way」はこのアトラクションだけの使用で、逆に「Mr.Launcher」と「シルシ」は使用されていません(「シルシ」についてはおそらくバラード曲なのでアトラクション向きではないという理由から?)。
・使用楽曲
「Rising Hope」
「BRiGHT FRiGHT」
「L.Miranic」
「No More Time Machine」
「best day,best way」
なお、上記の「めざましテレビ」内ではLiSA自身もこのアトラクションを体験する様子が放送されました。
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また「フォーチュンフォレスト」「ジョイポリ探検隊」の結果用紙がLiSAバージョンになっています。


他にも2ndフロアでのコラボドリンク販売や1stフロアのショップでグッズの販売もあります。
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ざっとの紹介になりましたが(内容的にこれぐらいしか書くこともない)、LiSAっ子(LiSAのファンの総称)にとってもそうでない人にとっても魅力あるアーティストの楽曲を身近に感じられるイベントになっているので、ジョイポリスが一層楽しくなっている、と思います。

「花とゆめ40th × ナンジャタウン」

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前回東京ジョイポリスの「JOYPOLiSA」に続いて、今回はナンジャタウンにて3/7(土)~4/5(日)に開催されるイベントを。まぁナンジャタウンと言ったら、アニメ系作品とのコラボイベントなんですが、今回は数々の名作を世に送り出した少女漫画雑誌「花とゆめ」創刊40周年(及びその雑誌出身のアニメ『神様はじめました◎(2期)』放送)記念イベントとして、同雑誌の新旧織り交ぜた10作品と一同にコラボします。近年少年漫画系のイベントが多かったナンジャタウンとしては久しぶりの少女漫画作品とのコラボです。

また今回取り扱う10作品は過去から現在まで歴代の作品が揃っています。
※取り扱われる作品_()内は連載開始の年
 『パタリロ!』(1978年)
 『ぼくの地球を守って』(1987年)
 『なんて素敵にジャパネスク』(1988年?)
 『赤ちゃんと僕』(1991年)
 『天使禁猟区』(1994年)
 『紅茶王子』(1996年)
 『フルーツバスケット』(1998年)
 『学園アリス』(2002年)
 『神様はじめました』(2008年 連載中)
 『暁のヨナ』(2009年 連載中)
『神様はじめました』、『暁のヨナ』など現在連載中でアニメも放送中の最近の作品以外にも、『パタリロ!』(1978年)、『赤ちゃんと僕』(1991年)、『フルーツバスケット』(1998年)など往年の人気作品も取り扱われているので、幅広いファン層が興味を持つと共に懐かしい気持ちになる方も多いのではないでしょうか。個人的にも『フルーツバスケット』はリアルタイムで漫画もアニメも見ていた(当時自分は中学生だった)作品で、たぶん今でも1番、2番目くらいに好きな作品なんで、今回のコラボイベントは嬉しいですね。

しかし、規模的には小さいコラボイベントで、イベント場所は福袋の展示と各店舗のコラボフード販売、グッズ販売のみでガラポン屋台等はありません。そしてナンジャタウンのイベントとしては期間が短い(1ヶ月弱)ものとなっています。

「ハナユメ・ミュージアム」(福袋)

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福袋内(ガウストバズーカー周辺)にて、「花とゆめ(ハナユメ)」の歴史を紹介したパネルが展示。さらに「各漫画家書き下ろしのお祝いメッセージイラスト」や「作品毎の名シーンを集めたギャラリー」、「1話試し読み冊子」などもあって規模は小さいながらもかなり豪華です。

別枠として「神様はじめました」のアニメシーンパネルと脚本の展示もあります。
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今年はナンジャタウン自体の春イベント開催予定はありません(3/13現在)が、今回はこのイベントに乗じて周辺に桜等の飾り付けがされていて、春らしい雰囲気になっています。

上記以外にも会場内には作品のキャラクターPOPがあちこちに設置されています。「フルーツバスケット」に関しては偶然にも「ガウストバズーカー」の所に配置されていて、『フルーツバスケットとガウストバズーカーのコラボ』という奇妙な光景が見られました。
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※現在はPOPが別の場所(ガウストバズーカー搭乗口付近)に移動されているため、この光景を見ることはできません。

コラボフード

今回も各店舗でコラボフードが実施されていますが、「神様はじめました」のフードが3品で他の作品のは1品ずつのみというこちらも小規模。

個人的お勧めはレンガえんとつの『紅茶王子の魔法のパンケーキセット』(画像左)、そしてパスティスリーキュート『透と夾のフルーツたっぷり☆キュートなフルーツバスケット』(画像右)、タイトル通りたくさんのフルーツが使われていてチョコで作られた飾り付けも可愛いらしいです。
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今回は前述のよう、1980年代から最近の作品まで年代毎の人気作品を幅広く取り扱った故に、多くのファン層に指示されているイベントになっていると思います(盛り上がり自体は現在開催中の「弱虫ペダル」に全部持って行かれているような気がしますが)。良いイベントなんですが前述のよう開催期間は4/5(日)までと1ヶ月もない(最近のナンジャタウンイベントとしては異例の短さ)ので、気になる方はお早めの来園を。

「東京ワンピースタワー」

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季節は春、今年2015年の春に東京に新たなアミューズメントスポットがオープンします。東京タワー下の商業エリア「フットタウン」内に、最早説明の必要がないくらいの世界的人気作品『ワンピース』をテーマにした施設「東京ワンピースタワー」が3/13(金)グランドオープンです。

ワンピース自体は常設・期間限定問わず全国各地の遊園地で関連イベントが行われており、東京池袋にある(株)ナムコが運営するパーク「J-WORLD TOKYO」(2013年オープン)等いちコンテンツとして常設の施設もありますが、ワンピース"だけ"を扱っている所はここが初めてであり『日本初となるワンピース専門のテーマパーク』というキャッチコピーになっています。

なお、この施設は(株)アミューズによる運営・経営であり、上記の「J-WORLD TOKYO」(ナムコ)とは無関係です。まぁ、別会社で別の場所とはいえ比較的近辺にて同様のコンテンツ・テーマを扱っているので、後出しジャンケンのこっち(東京ワンピースタワー)が「ケンカ売ってる」とも取れますが・・・。


そんな裏事情の考察はさておき、さっそく施設について紹介していきましょう。前述のようこの東京ワンピースタワーは「フットタウン」内の1階、3~5階に跨って設置された施設で、厳密にいうと3階~5階はパーク専用の有料エリアで1階のショップとレストランは併設施設、パーク入場関係なく誰でも利用できる施設になっています。

エントランス

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上記のよう3階にエントランス、チケット売場があります。このパークの料金体制は入場・中の施設やアトラクション全て含んだ料金大人3,200円しかありません。なお、チケットは混雑状況により販売を中止することもあり待ち列スペースもそんなにないので「列に並ぶため」の整理券が発行されることもあります(電話番号やアドレスを登録しておいて空きが来たら呼び出しがくる、ファミレスのような方式)。

セブンイレブンチケット等で時間指定の前売り券もあり、こちらは大人3,000円。東京タワー展望台とのセット券3,900円もあります(展望台は900円なので、ワンピースタワー分は実質3,000円)。

3/13(金)13時のグランドオープン時には、日本電波塔(東京タワーの正式名称)の会長・社長、運営のアミューズの会長・社長によるテープカット及び上記のメインモニュメントの除幕式が行われました。
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この日13日はオープン初日とあって13時の時間指定前売り券を持った方が大勢訪れ、オープン前の待ち列は階段を使ってフットタウン5階まで伸びてました。ただ、その13時前売り券より当日券の列に並んだ方が5分程ですが早く入れたという不思議な現象も・・・。

3階施設紹介

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入場ゲートから館内に進むと一本道で、そこにはワンピース原作コミックの名シーンが展示。ただの漫画の拡大ではなく、近づくとライトやプロジェクターによる演出があったりコミックにタッチすると台詞が出てきたりという仕掛けがあります。
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一本道を抜けるとサウザンドサニー号やキャラクターのオブジェクトが。画像に一緒に写っているのは館内案内係のスタッフ。案内係がまるでコンパニオンのよう派手な衣装、そして劇団員並のテンション高くキャラになりきって勤務しているのもこの施設の特徴です。
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3階にあるのはキャラクターの衣装をレンタル、撮影できる「なりきりスタジオ」と小さなお土産ショップ、そして出口へ続く道。出口の道には原作者書下ろしのイラストが展示されています。

4階・5階アトラクションエリア

そして4階へと続くエスカレーターがあって、アトラクション関係はこの4階に設置されています。周りの造形物関係はナンジャタウンとかに比べると若干荒っぽさはありますが、ボタンを押すと仕掛けが作動するなど一応のエンターテインメント性は持ち合わせています。
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その上5階は「ドレスローザ編」におけるコロシアムと海軍の基地(?)のエリア。ここにも1つアトラクションとライブショーの2施設があります。
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東京ワンピースタワーはショップ等グッズ販売だけでなくアトラクションも充実していて、バラエティに富んだ遊びを楽しめます。詳細は以下のリンクを参照。
 →[ 「東京ワンピースタワーのアトラクション」]

1階ショップ・レストランエリア

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前述のようパーク入場には関係なく、誰でも1階のショップとレストランは利用できます。ショップはここ限定の商品も結構多くて、この日は一時入店制限をするなど大変混雑していました。ショップの奥には軽食関係が楽しめる『Cafe Mugiwara(カフェ ムギワラ)』と、

本格「バイキング」形式のレストラン『サンジのおれ様レストラン』があります。ショップのそうですが、この2つのレストランもフリー入場ということで大変混雑しており、夕方でその日の受付枠が全て埋まってしまうような勢いだったようです。
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感想

原作漫画、立体オブジェクト、アトラクション、ショップにレストランと様々な要素でワンピースの世界を楽しめ、作品に詳しくなくてもワンピースの素晴らしさが伝わってくるような施設です。規模的には小さいですが非常に密度が濃く充実していて、長く楽しめると思います。

ただ、内容的には所謂「一度見れば良いや」というものがほとんどなので何度でも、また行きたくなるようなパークではないと思います。おそらく東京タワーの併設施設ということでリピーターや顧客の確保というよりは観光スポットとして広く注目されることを目的とした施設なのでしょう。実際地方の方や海外の観光客もかなり多く見られて、運営もそれを見越しているようでどのスタッフも簡単な英語のやり取りはできるよう研修されているようでした。

「東京ワンピースタワーのアトラクション(ウォークスルー系)」

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前回紹介した「東京ワンピースタワー」のアトラクション紹介です。各キャラクター毎に全部で個のアトラクションがあり種類も豊富ですが、設置場所・スペースの問題からライド系は設置できずウォークスルーとその場でのミニゲーム系に限られています。本稿ではウォークスルー系を、ゲーム系については[ こちら]を。

「ルフィのエンドレスアドベンチャー」

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ワンピースの世界を表したジオラマセットを巡るアトラクション。入口を入ると子供の頃のルフィのシーンからスタートし、その後は主にそれぞれのキャラクターとの出会い・仲間になる時のシーン(ルフィの記憶)が再現されています。
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またジオラマだけでなく鏡の迷路や壁が回るトンネルなどの仕掛けも。
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最後の部屋では大型スクリーンにて映像を。新世界編後のストーリーをダイジェストでまとめたもの(らしい)で、映像に合わせスモークやフラッシュ、強い風(エラーなど一瞬の風ではなく長く吹く強風)の効果もあって大迫力です。

「チョッパーのサウザンド・サニー号探検」

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サウザンド・サニー号の中を進むアトラクション。最初の部屋の映像を見た後は自由に船内を進むことができ(ただし一方通行)、ドアに触れると仕掛けが作動するなど体感的に楽しむことができます。
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「ブルックのホラーハウス」

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お化け屋敷。恐がりなブルックの代わりにゾンビを退治するため「塩玉」(スポンジ玉)を持って館内を進みます。最後に登場するゾンビの口の中に塩玉を入れてくるのが目的。内容としてはオーソドックスなお化け屋敷という感じでワンピースのキャラクターが多数登場し、ハーフミラー等での演出もあるなど楽しいです。


そして東京ワンピースタワーには、ショーアトラクションも存在します。

「ONE PIECE LIVE ATTRACTION(ワンピース ライブ アトラクション)」

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ショーと言っても着ぐるみが登場するキャラクターショーではなく、生身の人間がワンピースのキャラクターとして演技する、『実写版ワンピース』と言うべき内容です(台詞はアニメ版と同じ声優の吹き替えによるもの)。この東京ワンピースタワーの前にUSJでも夏期(最近は春も)スペシャルショーとして「ワンピース」のイベントがやっていますがそれと同様の内容、そしてクオリティというべき物でしょう。
確認はとれなかったのですが、どうもそのUSJのワンピースショーと同じところ(あるいは一部関係団体)がやってるっぽいです。
ストーリー重視というよりはド派手なアクションが中心の構成。最後は歌と踊りのシーンまであります(その点もUSJのと似ている)。


全体的にこのウォークスルー系アトラクションは似たり寄ったりしているものが多く、それぞれのはっきりした特色はあまりないのですが、演出はどれも派手めなので作品の世界を十分に楽しめると思います。

「東京ワンピースタワーのアトラクション(ゲーム系)」

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「東京ワンピースタワー」のアトラクション紹介その2(その1ウォークスルー系は左のリンク)、今回はゲーム性の強いアトラクションの紹介です。ゲームとしては「ロビンの古代文字の謎を追え」以外は短時間で終わるものがほとんどです。

「ゾロの一刀両断」

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刀型をコントローラーを持って「実際に画面に向かって刀を振って操作する」バーチャルゲーム。ゲームは1人ずつ個室に入り、最初は画面に出てくる海軍大砲を弾を斬っていきます。タイミングが早くかなり素早く反応しないと対処できません。続いてボスである「」が登場。画面以外にも実物の人形の登場等の演出があります。

最後は斬った弾の数や命中率などの成績が表示。そしてプレイ中に写真撮影が行われ、園内ショップにて購入することができます。
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「ロビンの古代文字の謎を追え」

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※入口の写真を撮ったら、(頼んでもいないのに)一緒に映ってポーズまで決めてくれた心優しいスタッフ・・・。

アイテム(ワンピースに出てくる電電虫)を持って園内を巡る回遊系アトラクション。園内の壁など至る所に書かれた「古代文字」を探し、見つけたらそれに電電虫をタッチする、を繰り返します。制限時間は30分で、それ間に「20個の古代文字を見つける」→「園内のどこかにある遺跡入口を見つける」(古代文字20個を見つけてないと入口に行っても扉は開かない)」のがクリア目標。

ただ、この古代文字が非常に見つけにくいです。柱や物の陰など場所が分かりづらいのもあるのですが、何より古代文字自体が薄く、画像のよう近づいて注意深く見る、場合によってはライト等を当てないと見つけられない所もあります。また全体の数自体も少ないため(おそらく30個くらい?)、20個のノルマは結構大変。
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古代文字にも種類があり、得点が高い・低い(電電虫をタッチした時聞こえてくるロビンの台詞から判断できる)、得点が入らない偽物、中には別の古代文字の場所や偽物の見分け方などのヒントを貰えるのもあります。

最後の報告所で成績発表。見つけた古代文字毎の得点の集計、遺跡の入口に行けたボーナス点、そして残り時間が得点に加算されます。よって好成績を出すには文字を見つけて遺跡行くまでのスピードも求められます。

やってる事は地味ですが隠された文字を見つけていくのはなかなか面白いです。園内のキャパシティの関係上一組ずつ感覚をあけての案内になるので待ち時間が長くなりがちになる(この日は50分前後)ので、空いてる時を狙って早めもしくは夜遅めの時間帯を狙った方が良いと思います。

「ナミのカジノハウス」

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カジノゲームをプレイするアトラクション。ナミの案内で「アヒル競走当て(いわゆる競馬ゲーム)」、「ルーレット」、「ステッキからは何が出るか」の3つのゲームを順にプレイします。全ゲーム共4つの選択肢の中から一つを選ぶ方式で運要素以外攻略法がなく(と思われ)、それぞれ確立の低い選択肢ほど得点が高くなっています。
合計得点が50万ベリーを越えるとステッカーが貰えますが、例え全問正解したとしても「得点の高い(出る確立の低い)もの」が出なければ50万ベリーにいかないので、ステッカーが貰えるかはその回に参加出来るか、その時点で「運」次第です。
アトラクションとしてはあまりにも単調で正直少々退屈。


「ウソップの目指せ狙撃王(そげキング)」

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ウソップの武器「パチンコ(スリングショット)」を実際に体験できるゲーム。内容としては本当にアナログで、台座にある固定式のパチンコを使って的を倒していきます。制限時間1分以内に5人の海軍、そしてその後出てくる正面の穴に弾を入れられたら成功。

パチンコの射撃はクセがありなかなか難しく、思わず何度も挑戦したくなります。

「フランキーのヘ・ン・タ・イ!ボールコースター」

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アトラクション扱いになっていますが、実際は500円でできるいわゆるガチャガチャ。玉はフランキーを象ったコース上を進みます。1回1回が長いためか20分前後の待ち時間が発生することがしばしば。

近くには飲食ショップ「フランキーのコーラバー」があり、コーラお供のスナック(フライドポテトなど)が販売されています。

「タイタンMAX」  <スペースワールド>

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スペースワールドに1994年にオープンし、現在も日本を代表する大規模コースター「タイタン」が3/20(金)に新型の車両にモデルチェンジし、『タイタンMAX』としてリニューアルオープンしました。車両が変わったことで全くと言って良いほど乗車感覚が異なり、まるで別物のコースターとなっています。なお、タイトルのMAXは「音楽(Music)を聞きながら空中(Air)をかけ(X)抜ける最高(MAX)」という意味でMAXとのことです。
・コースター「タイタン」とは
アメリカの遊園地「シダーポイント」にある『マグナムXL-200』というコースターを、日本向けにカスタマイズしたもので、同コースターの兄弟機に当たるコースターです。(タイタンMAXになる前の)車両やコース展開はほぼ同じ(後半はちょっと違う)で、スペックは『マグナムXL-200』の「高さ62.5m、最高速度116km/h」(当時世界一)よりやや劣りますがそれでも「高さ60m、最高速度115km/h」は1994年当時破格のスペックであり、1996年の『FUJIYAMA』(「高さ79m、最高速度130km/h」)に抜かれるまで国内一スペックのコースターでした。

オープン日

3/20(金)、オープン初日に早速九州まで飛んだミーハーmr_themepark。平日ではありましたが春休みに入っていると思われる学生を中心に園内結構な混雑。「タイタンMAX」は10時開園と同時にオープン、初日ということでプラットホーム上でオープニングセレモニーが行われ、テレビの取材も来てきました。

受付~プラットホーム

スペースワールドのコースターはどれも、「プラットホーム前でチケット確認をした、好きな座席毎に並ぶ」という、海外の遊園地では一般的であるが国内では珍しい方式をとっています。順番に席を指定されないので(待てば)好きな座席を選べる利点は大きいですが、その反面一番前や後ろの座席など人気が高い座席には順番が来るまで30分以上(告知されている待ち時間より)さらにかかることもあります。

そうしてプラットホームで待っている間に、目の前に今回のリニューアルで導入される車両が到着しました。

新車両

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新しい車両何よりの特徴は、この剥き出しの座席。前の方も開放的ですが横のガードもないので、特に後半半径の小さいループ旋回が多いこのコースターでは凄まじい効果を発揮します。

1車両4人乗りの座席は、後ろの席だと足が着きますが、前の席だと若干浮きます。すなわち前の席の方が怖いです。
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なお、形や後述のオーディオ機能からUSJの「ハリウッドドリーム・ザ・ライド」やナガシマスパーランドの「スチールドラゴン2000」と同じB&M社製の車両と思われる方が多いようですが、これは「S&S社」及び三精テクノロジーズ社製の車両で、海外では同社の同じ構造の車両(単車両コースター)が多く活躍しているようです。

オーディオ機能

新車両もう一つの特徴はオーディオ機能搭載で、座席に内蔵されたスピーカーから音楽が聞けます。
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「GO TO THE SPACE WORLD」竹内浩明(スペースワールドのメインテーマソング)
「大好き!ありがとう」すぺわの!(同園のスタッフで構成された、園内発のアイドル)
「999」Charisma.com
「Flying high」ミサイルイノベーション
「STOP!密猟」HAMBURGER BOYS
5曲中2曲がスペースワールドのオリジナルソングで、他の3曲もメジャーデビューソングとは言えややマイナー(と思う)の曲のため、あまり耳馴染みのない曲の収録となっています(曲は園内でのアンケートで決定したらしい)。なので正直このオーディオ機能は微妙です。なお、走行中でもボタンを押せばその度曲が変更でき、ボタンを押さなければ音楽なしで乗ることも可能です。

現在のところ、車両によってはボタンを押しても曲がかからない、曲が途中で止まってしまうといった不具合がちらほら出ているようです。

出発までの演出

リニューアル前の「タイタンV」とはプラットホームに流れる音楽や演出が変わりました。ゲートが開くときにスタッフ「ミュージックスキャン」と言い、プラットホームにはロックミュージック風の曲が流れます。

乗車感覚

はっきり言って乗車感覚は前の車両と全く違います。浮きや横揺れなどコース自体の特徴は同じなのですが、体が受ける感覚がまるで異なる感じです。

前半の直線60mファーストドロップとセカンドドロップの2連続。ここは剥き出しの車両ゆえ凄いスピード感と風圧を感じます。特に一番先頭では他の席と比べ物にならないくらい爽快感が強く、「サンダードルフィン」や「スチールドラゴン2000」みたいな爽快感です。後ろの座席は引っ張られることによる加速が凄まじく、かなりのスピードを感じます。
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後半のループ旋回。こちらでは横揺れが激しく座席横のガードがない分左右に揺られる、いや吹き飛ばされるような感覚。前半でも十分激しいですが後ろはスピードが増す分いくらなんでも激しすぎる感じです。最後の小キャメルバックはそれほど印象はないかな。

このコースターの特等席は、やはり一番先頭車両でしょう。視界が開けるだけでコースターの魅力が段違いです。ただ人気も一番の座席のため前述のようかなり待つことがありますが、それに見合う価値はあります。でも、後ろの座席の引っ張られてスピードが上がり放り出されるよう振り回されるのも捨てがたいです。

感想

やはりこのタイプの爽快系車両になったことで、コースターの感覚がまるで変わっています。体ごと空に舞っている感覚です。ただ、元々激しめのコースゆえこのコースターに関しては『ハリウッドドリーム・ザ・ライド』や『スチールドラゴン2000』のよう「爽快に優雅に空を飛ぶ」というよりは「戦闘機のように激しく空中を舞う」イメージなので、根本的にコースターのタイプが違い前者のような「快適」になったと思っているとギャップがあるかも。体への負担はむしろこの新車両の方が強いかもしれません。

オープン仕立てということと、この日は1車両しかなく座席数も少なくなったので非常に効率が悪く、終日50分程度の待ち時間でした。ただ予備車両らしきものが見当たらなかったので、もしかしたら今後休日でも1車両で運行かもしれないですね。

優先券

待ち時間をパスできるチケット「優先券」1枚1,000円も販売しています。場所はタイタン入口付近ではなくザターン入口横にあるシアターの自販機にて。時間帯毎にボタンが分かれています。
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優先券では「プラットホーム下の待ち列」をパスすることができ、プラットホーム上の座席毎の列は普通に並ぶ必要があります。


「ワールドイルミネーション」

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昨年11月から今年4/5(日)まで夜間イルミネーション営業を実施。スペースワールドでもイルミネーションはかなり大きい集客要素になっているようです。今年度は「ワールドイルミネーション」として世界各国の風景をイルミで再現しています。まぁ言ってしまうとそんなに印象に残るものでもなかったのですが・・・。

アトラクションは観覧車とコースター「ヴィーナスGP(グランプリ)」が『ルミナス・ヴィーナス』として夜間も運行。車両にLEDを搭載しループ部分では画像右のようコースター通過に合わせてレールが光り輝きます。

他のアトラクションは18時~18時半で受付終了ですが、「タイタンMAX」は19時半まで運行しています(3/20現在)。なので4/5(日)までは夜間のタイタンMAXを体験できるチャンスです。
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