どうも、「ソードアート・オンライン」の"お化け屋敷"があったら面白そうと考えているmr_themeparkです。周りからは「アトラクションならわかるけどなんでお化け屋敷?」と必ず聞かれましたが。
さて、「オフィスバーン」が全国各地にて開催する夏季限定お化け屋敷紹介の第2弾、今回は大阪にて開催するお化け屋敷『ゆびきりの家』です。本作では美術チームとしてテレビ製作の「MBS」が関わっています。
場所・外観など
開催するのはJR大阪駅から歩いて10分程にある、新梅田シティ。そこの庭園に作られた廃屋がお化け屋敷の舞台です。家の窓(の奥にあるモニター)には、今回のストーリーをまとめた映像(たぶんテレビCMのと同内容)が流れています。ストーリー(抜粋)
現在の公式サイトにはかなり長めのストーリーが掲載されてますが、ここではホームページ開設当初にアップされていた簡易版から抜粋。かつて、この家に一人の少女「あやこ」が住んでいた。ある日、あやこはお母さんと「(出掛けるけど)お利口に待っててね、ゆびきりげんまん」と"ゆびきり"をした。でもお母さんはその日以来二度と家に帰ってこなかった。あやこは母親に捨てられたのだ。 それから年月は過ぎ、大人になったあやこは一人の恋人ができた。そして恋人と「来週遊園地に行こう」と"ゆびきり"をして約束した。しかし待ち合わせの時間をどれだけ過ぎても彼は来なかった。やがてあやこは知ることになる、もう一度捨てられたことを… あやこはこの家で一人孤独に死んでしまった。家の布団の中にあるあやこの亡骸の小指は、"ゆびきり"の形をして曲がったまま…。この家に入り、どうかあやことゆびきりをしてきてください。彼女が成仏できるように…。公式サイトのストーリーはもっと深い設定等が記載されています。またあやこは「あやとり」が得意であったようで、それがお化け屋敷演出でも深く関わってきます。
なお、ホームページや上記のポスターにて「あやこ」を演じているのはグラビアアイドル・女優の入矢麻衣さんです。
お化け屋敷概要
上記のストーリーの通り、ゲストに与えられたミッションは家の中の布団に眠っているあやこを見つけ、彼女と指切りをすること。スタッフから説明を聞いたらいざ、家の中へ… とその前に、今回グループの感覚を開けるために待つのになぜか家(お化け屋敷)の外ではなく中で1グループ待たなくてはなりません。これも演出の一つかもしれませんが、外で待つのと暗いお化け屋敷の中で待つのは全然違います。早速怖いです。廃墟となった家の中はあやこの得意だったという「あやとり」に使う赤い糸が家具や柱など家中あちこちに絡みついてます。前述のよう今回造形はMBS美術スタッフということで、これまでのオフィスバーンのとは違った印象を受けます。脅かしもオフィスバーンらしさを継承しつつも、他とはちょいとやり方が違う感じ。
お化け屋敷終盤にある部屋の布団の中にあやこの亡骸がいて、彼女の小指で"ゆびきり"… そのミッションを完了しても恐怖はまだ終わらず、あやこの怨念満ちた家をさまようことになります…。
感想
とにかく怖い、これに尽きます。触れそうなくらい近づいてくる、影から突然飛び出してくるなど脅かし方が全体的に激しく、息つく暇がありません。それだけ「あやこ」の怨念は深いということなのでしょうか。激しいかつ、驚くポイントを突いて意表をつく仕掛けの数々は見事。これまでのオフィスバーンのお化け屋敷の中でも最強レベルだと思います。もしかしたら、他の(オフィスバーンの)お化け屋敷でさえこれに比べればまだ大人しかった、と感じるかもしれません。お化け屋敷出口にあるQRコードにアクセスすると、肝っ玉診断テストのサイトに繋がります。お化け屋敷に関する質問に"正解できる=冷静に周りを見れている肝っ玉を持っている"、ということでいくつ正解でくるかで肝っ玉度が診断されます。 「中に男性は何人いた?」、「居間にあったクロスの柄は?」など本当に細かいことを聞かれるので、確かにそれらの質問に答えられれば冷静だったと言えるかもしれない。結果はそのままツイッターで呟ける仕様。
同時開催「お化け屋敷の歴史展」
お化け屋敷会場近くの展望台4階にあるギャラリー。お化け屋敷の始まりや昔デパート等で開催されていたお化け屋敷などの写真が展示されています。
「ヒヤッとスペシャル」
このお化け屋敷の協賛は「ロート製薬」であり、その商品である「OXYボディクーラー」を入る前につけることができます。OXYの効果で首筋が冷えることでお化け屋敷内でより"寒気"を感じられるということです。
このお化け屋敷の協賛は「ロート製薬」であり、その商品である「OXYボディクーラー」を入る前につけることができます。OXYの効果で首筋が冷えることでお化け屋敷内でより"寒気"を感じられるということです。