約1年の休止期間を経て、4月15日(日)よりリニューアルオープンした、東京ディズニーランドの「イッツ・ア・スモールワールド」に乗ってきました。
東京ディズニーランド開園以来初の大規模リニューアルとなり、香港ディズニーランド、カリフォルニア・ディズニーランド(2009年のリニューアル)に続き、世界で3番目の「ディズニーキャラクターが登場するイッツ・ア・スモールワールド」になりましたが、単に海外のをそのまま導入するだけでなく、海外パークにはない最新作のディズニーキャラクターが登場、また同じキャラクターでもデザインが変わりより生き生きと描かれているなど、最新の演出にアップデートされています。
また、人形の追加以外にも乗り場付近の装飾(+通路の増築)も一新され、より素敵に。自分はこれまでフロリダ以外の各海外パークのイッツ・ア・スモールワールドに乗ってきましたが、たぶん現時点では東京が「世界で一番華やかな、スモールワールド」だと思います。
世界のディズニーパークにある「イッツ・ア・スモールワールド」についてはこちら(Wikipedia)を。
○アトラクション外観・待ち列
リニューアルに伴い、上記写真のよう建屋(ファサード)も綺麗に塗りなおされました。そして建屋内には、このような待ち列用の通路が増築。
乗り場の壁面には、シンデレラ城にミッキーとミニーが描かれています。
○アトラクション本編
アトラクションは、前述の増築された通路の下を通るところからスタート。新たな演出が登場しています。
最初の北欧では、「アナと雪の女王」からアナ、エルサ、オラフが登場。現時点では海外パークにはない、東京だけの演出です。
その先のヨーロッパ各国では、「シンデレラ」、「ピーターパン」。ピーターパンは海外パークでは上部に浮いて(飛んで)いますが、東京ではウェンディとティンカーベルと一緒に並んで登場します。
「メリダのおそろしの森」よりメリダ、そして「ラプンツェル」。ラプンツェルも東京が世界で初めて。向かい側にいる「ピノキオ」も海外のより立体的です。
続いてアジア諸国では「ヘラクレス」、そして分かりにくいですが中国のところに「ムーラン」がいます。ムーシューの凧を上げている。
アフリカ、「ジャングルブック」と「アラジン」より魔法の絨毯に乗ったアラジンとジャスミン。
「ライオンキング」、「3人の騎士」よりドナルドダック、ホセ・キャリオカ、パンチート。
ハワイでは「リロ&スティッチ」の他、これも世界で初めて「モアナ」が登場します。
その先には「ファインディング・ニモ」や「アリエル」も。
世界の子供たちが揃うグランドフィナーレでは特にディズニーキャラクターは登場しませんが、ここも一部新しい演出が増えていたと思います。
ボート降り場までの通路もリニューアル。
動画はこちら(海外ブロガーによる、スニークプレビュー時のもの)。
○ファストパス導入と、混雑について
リニューアルと同時にファストパスが導入されました。場所は現時点では「プーさんのハニーハント」(2018年5月1日まで休止中)の発券所で行っています。「プーさん」休止明け以後はどうなるか(場所が移るのか、もしくはスモールワールドのファストパス自体が廃止になるのか)不明です。待ち時間ですが、初日4月15日は最大70分、自分が行った17日は30~50分前後で、ファストパスは14時頃まで発券って感じでした。他のファストパス対応アトラクションと比べると今後休日でも爆発的に混雑することはなさそうですが、スムーズに乗りたいならファストパスは発券しておいた方が良いと思います。
と言うのも、新アトラクションではよくある事ですが現在システム調整が多発していて、17日は午後3回も断続的に休止、再開後も1時間くらいファストパスのみ対応でしたので、スタンバイだと混乱しやすいかもしれないです。