長時間フライト後の1時間待ちは確かにきつい。また、他の国では税関で通常特に聞かれることはないですが、アメリカの場合は結構聞いてきます。聞かれる事は「目的(観光か?)」、「滞在日数」、「滞在場所(ホテルの所在地)」など。しかも強面で高圧的な態度で聞いてくるので結構怖い。
結局、飛行機の到着時間から全ての手続きを終えて空港を出るまで1時間半かかりました。これでも早い方らしく、日本人が多い時期などはさらに+1時間かかるみたいです。
なので教訓その3「アメリカの空港到着から出るまでは3時間かかると思った方が安全」。混んでいる時期は4時間か。
なので教訓その3「アメリカの空港到着から出るまでは3時間かかると思った方が安全」。混んでいる時期は4時間か。
こういう事もあって、初日のスケジュールはかなり余裕を持った方が良いです。自分は空港から予約していた「レンタカー」まで2時間と見ていましたが、空港でるのに1時間半かかり、レンタカーまで後述のシャトルバスで行くため思いのほか時間がかかり、予約時間を過ぎそうで焦りました(結局ちょっと遅れたが大丈夫だった)。海外、慣れない場所での「焦り」は想像以上にプレッシャーがかかり、同行者との関係もギスギスしたりするので、1時間遅れても平気なくらいの、とにかく余裕を持ったスケジューリングが大事だと思いました。
・レンタカーを借りて、アメリカでドライブ
今回の旅行の日程は、
22日(木)「サンタモニカ」観光→アナハイム(ディズニーランド)へ移動
23日(金)~25日(日) 「ディズニーランド・リゾート」
26日(月) 「シックスフラッグス・マジックマウンテン」→空港(帰国へ)
ロサンゼルス国際空港から、ディズニーランドを含む各観光地へは、車での移動じゃないと不便、というか時間がかかり過ぎてしまいます(車だと1時間で行ける所が、バス・電車だと2~3時間かかるとか)。
方法としては「タクシー(Uber)」や「スーパーシャトル」(乗り合いタクシー)が一般的なのですが、今回は「アメリカ人の運転は荒くて怖い」という懸念から、「レンタカーで自分で運転する」ことにしました(その方がよっぽど怖いような気もしますが)。
どこのレンタカー会社でもそうですが、実際に借りる場所は空港から離れた場所にあるので、無料シャトルバスに乗って移動。なんだかんだで20分くらいかかった。
今回は大手レンタカー会社で唯一「ディズニーランド・リゾート」付近に(乗り捨てできる)営業所がある「アラモレンタカー」を利用。事前にWebチェックインをしていたので直接窓口に並びますが、ここでも15分ほど待って受付をすることに。
空港の税関でも、この後行くことになる「ディズニーランド」、「シックスフラッグス」でもそうでしたが、アメリカでは基本「急ぐ」ということはないようで、スタッフはマイペースです。ただ、誰も文句を言う素振りがなかったので、そういう国民性なのだと思います。
今回借りたのは一番安かった「コンパクトカー」。日本とは違い、手続き後自分で好きな車を選び、出口まで運転してスタッフに申込み用紙を渡して確認して貰います。
料金は各種保険加入、ガソリン1タンク分込みで1台24時間79ドル(8,700円)です。なお、前述のタクシーでは1時間の距離で大体1台100ドル(11,000円)、Uberでも70ドル(7,700円)くらい、スーパーシャトルでは1人20ドル(2,400円)なので、状況によってはレンタカーの方がむしろお得だったりします。
当たり前ですが、右じゃなくて左にハンドルがあった。乗ってみると思った以上に違和感がある。そして「ウインカー」出してみようとしたら案の定「ワイパー」が動いた(日本とは取付位置が逆)。事前に知っていたのにやったか、と幸先不安に。駐車場でちょっと練習しましたが、そんなに広い所ではないのですぐ出口→道路に。本当にアメリカで運転しちゃうのか、大丈夫かなぁ怖いなぁと考えながら走行すると・・・。
すぐ慣れました。
言ってしまうと単純に左と右が逆になっただけなので、本当にあっという間に慣れます。アメリカ独自の交通ルールも、よく出てくるのは「赤信号でも右折はできる」ことぐらいです。なので「アメリカだから」運転が難しいという場面はないです。ただ、交通量が多く4~5車線もある大道路がたくさんあり、そこを凄く飛ばして車が走っています。そういう状況でも運転できる、「純粋な車の運転技術」は必要です。具体的には(日本)3車線以上ある都内の大通り、また首都高速道路が難なく運転できるくらいでしょうか。
気を付けるのは「どうしても日本(右ハンドル)の癖で、車が左に寄り過ぎてしまう」のと「なぜかウインカーとワイパーの逆だけはなかなか慣れず、意識しないで車線変更しようとするとワイパーが動いてびっくりする」ことが多々あることぐらい。
レンタカー活用マニュアル
レンタカー活用マニュアル
こうして、ものの1分ですっかりドライブに慣れた私は、この後普通に「フリーウェイ」(高速道路)に乗り、1日目の目的地「サンタモニカ」へ。
・「サンタモニカ」
「サンタモニカ・マーケットプレイス」という大型ショッピングモールの駐車場に車を止め、観光へ。ちなみに、ここの駐車場は「90分無料で以降30分1ドル」とかなり安いのでおすすめ。
この時、時刻は12時半過ぎとお腹が空いたので、ショッピングモール内のフードコートで昼食。「」という鉄板焼きのお店。12ドル(1,320円)でボウル1杯に牛・豚・鶏の肉や野菜を好きなだけ盛り、好きなソースをかけてスタッフに渡すと、麺(うどんみたいなもの)を加えて鉄板で焼いてくれるというスタイル。良い意味で適当に作る豪快な料理というか、ワイルドな味でした。
様々なお店が並ぶストリート「」。
ビーチ。この日は風が強く肌寒い日(後述)でしたが、なんと泳いでいる人もいました。
ビーチ近くにあるミニ遊園地「パシフィック・パーク」。日本で言うと「よこはまコスモワールド」みたいな存在です(適当)。「ウエストコースター」というやや小ぶりのローラーコースターや、日本ではあり得ないくらい速い速度で回る「観覧車」が人気でした。
パークにある「ゲームセンター」。最新機種からレトロゲームまで幅広くあります。中でも「ミズ・パックマン」があるのは、アメリカならではでしょうか。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%9E%E3%83%B3
有名な「サンセットの様子」も眺めてきました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%9E%E3%83%B3
有名な「サンセットの様子」も眺めてきました。
予定では、ここで「アメリカらしいお土産」を購入するはずでしたが、ここで予想外の事が。ストリートには「日本にもあるような大手チェーン店」が多く、意外といわゆる「お土産屋」がなかったのです。結局、ここで買いたいお土産は見つからず最終日空港内のショップで購入しました。
ロサンゼルス国際空港ではアメリカらしいお土産が充実していたので、教訓その4「アメリカらしいお土産は空港でまとめて」。
もう一つ予想外だったのが、「意外と寒かった」ということです。カリフォルニアは「1年を通して温暖な気候で、雨も殆ど降らない」、「1月~3月でも朝・夜は寒いけどコート類はいらない」と、多くのガイドブックやブログ等で聞いていたので、防寒着は最小限にしましたが、この日を含む前半3日間は普通にコートが必要なくらい寒かった。
「ガイドブックに書いてあることは嘘だったのか」、「今年は異常気象なのか?」といろいろ考えが、一つ言えるのは「現地のアメリカ人は(自分達が寒い日)でも普通に半袖、前述のよう海で泳いでいる方がいたので、どうも感じ方が違うみたい??」。
教訓その5「荷物になってもコートは持っていくべき」。なお、冬季に限らずカリフォルニアは日中と朝・夕の寒暖差が激しく、夏でも朝と夜はコート・ダウンが必要なほど寒いみたいなので、念のため防寒着を。自分はこれを甘んじていたため、翌日から若干風邪気味になるという良ろしくない展開になりました(※)。
※実は行きの飛行機で、隣の席の大学生が「発熱してダウンしてた」という、まさかの事が起きていたので、そこから風邪がうつった可能性もあり。しかもこの大学生、同行者と席が離れ離れになっているのに隣越しで会話をしておりウザったかった。なので教訓その6「飛行機の席は端の2列を死守(中央の4列は避ける)すべし」。
意外と連れと隣同しに座席指定をしない方は若い方を中心に多いです。Web上で前もって座席指定するのを知らないのか、また格安ツアーだと同行者でも席が離れてしまうことがあるみたい。
※実は行きの飛行機で、隣の席の大学生が「発熱してダウンしてた」という、まさかの事が起きていたので、そこから風邪がうつった可能性もあり。しかもこの大学生、同行者と席が離れ離れになっているのに隣越しで会話をしておりウザったかった。なので教訓その6「飛行機の席は端の2列を死守(中央の4列は避ける)すべし」。
意外と連れと隣同しに座席指定をしない方は若い方を中心に多いです。Web上で前もって座席指定するのを知らないのか、また格安ツアーだと同行者でも席が離れてしまうことがあるみたい。
なお、前述のよう「雨は殆ど降らず、1~3月に降ってもずっと雨ということはない」とのことですが、今年2018年1月「記録的な豪雨」が降ったり、3月初旬にずっと雨の1日があったみたいなので、折りたたみ傘も持っていった方が良いかも。
「サンタモニカ」での観光を終え、ディズニーランドがあるアナハイムへ向かいます。距離としては車で1時間ですが、渋滞していたり道を間違えてしまったこともあって1時間半くらいかかって到着。運転中「時差ボケ」と思われる睡魔がやってきましたが、なんとか乗り切りました。
・「ディズニーランド・リゾート」に到着
今回ホテルは「シェラトン アナハイムリゾート」。新婚旅行なのでディズニーホテルは無理でも、ちょっと良さげのホテルにしました。14階のクラブレベルに宿泊したため、隣の会話も気にならず窓からの景色も良くてとにかく快適。優雅なホテルライフを満喫できました。ホテルからディズニーランドまでは歩いて20分程。そこそこ距離はありますが1本道なので行くのは楽です。
今回ホテルは「シェラトン アナハイムリゾート」。新婚旅行なのでディズニーホテルは無理でも、ちょっと良さげのホテルにしました。14階のクラブレベルに宿泊したため、隣の会話も気にならず窓からの景色も良くてとにかく快適。優雅なホテルライフを満喫できました。ホテルからディズニーランドまでは歩いて20分程。そこそこ距離はありますが1本道なので行くのは楽です。
ホテルすぐ近くには「CVS」というドラッグストアがあり、ここがパンやお菓子、サラダやカットフルーツ、ビール・ワインなどアルコールを含む飲み物、文房具、化粧品、USBメモリやイヤホンなどの電化製品、薬、そしてディズニーグッズやアメリカらしいTシャツやマグカップなどのお土産と、とにかく何でも揃っています。
道路を渡った先には「セブンイレブン」もあります。なお、「アラモレンタカー」の営業所も近くにある。
ホテルに着いたのが夜20時頃。ダウンタンディズニーまで行き、名物の「アール・オブ・サンドウィッチ」で夕食。ショップを軽く見て戻り、この日は就寝。
カリフォルニアの食事
カリフォルニアの食事
翌朝、案の定「風邪気味」になり喉の痛み・鼻水の症状がありましたが、日本から持ってきた「かぜ薬」で難なく乗り切りました。
教訓その7「直前まで体調が良くてもかぜ薬は持っていく」。自分のよう旅行当日まで気を付けても不可抗力でうつされてしまうことだってあります。また、アメリカで薬を手に入れるのは難しく、できたとしても日本人に成分が合わないこともあるので、必ず日本で用意を。
教訓その7「直前まで体調が良くてもかぜ薬は持っていく」。自分のよう旅行当日まで気を付けても不可抗力でうつされてしまうことだってあります。また、アメリカで薬を手に入れるのは難しく、できたとしても日本人に成分が合わないこともあるので、必ず日本で用意を。