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「カリフォルニア・ディズニーランドの食事」

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アメリカの食事は日本人のから見れば「味が濃い、量が多い、値段が高い、そして美味しくない」というのが通説で、ディズニーランドでも例外なくそう言われています。しかし、今回の旅行で実際に食べてみると「濃い、多い、高い」は確かにその通りだと思いましたが、味については「意外と美味しい」というのが正直な感想で、食事について困ることはなかったです。

本稿ではカリフォルニア・ディズニーランド(+周辺)で自分が利用した中から、特にお勧めのレストランを紹介します。

ディズニーランド

○「ハングリーベア・レストラン」

日本でもお馴染みの「ハングリーベア・レストラン」ですが、カリフォルニアではカレー・レストランではなくハンバーガーなどオーソドックスなスナックを扱っています。自分は食べていませんが「さつま芋のフライドポテト」もあるみたいです(味はイマイチみたいですが)。

・Fantasmic! On-the-Goパッケージ(ファンタズミック!鑑賞券付きプラン) 約30ドル(3,300円)
今回はこちらでも記載したよう、ファンタズミックの鑑賞券を目的に利用しました。公式サイトから予約できます。15時~19時前までは1回目、19時~20時半までは2回目のファンタズミックの鑑賞エリア入場券が貰えます。

メインは「ローストサーモン」、「BBQチキン」、「ブラックベリーBBQポークリブ」、「マッシュルームとリーキのフリッタータ」それに葉野菜のサラダと雑穀米?、ドリンクが付きます。
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今回はローストサーモンを食べました。サーモンがやわらかくて美味しく、ソースもあっさりしています。逆にサラダのドレッシングが酸味をきかせたものだったので、よく合っていました。量も多く、30ドルでしかも鑑賞券付きならかなりお得なのではと思います。

○「ヴィレッジ・ハウス・レストラン」(Red Rose Taverne)

ファンタジーランドにあるレストランで、通常では「ピノキオ」をテーマにしたレストランですが、現在期間限定で「美女と野獣」をテーマにした『Red Rose Taverne』となっており、装飾も作品のものになっています。店内は広くゆったりと休憩でき、日本のよう昼時でもあまり待つことはありませんでした。
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メニューはハンバーガー、ピザ、サラダなど。今回食べたのはサラダ(チキン入り)とハッシュドビーフ?のピザ。それぞれ12ドル(1,320円)ほど。どちらも味は濃いめですがしつこいまではなく、美味しく食べられます。
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ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー

○「ワイン・カントリー・トラットリア」

イタリアンレストラン、室内席とガーデン風のテラス席あり。パスタや肉料理が揃い、またその名の通り25種類以上のワインが揃っています。

・「ワールド・オブ・カラー」鑑賞券付きプラン 38ドル(4,180円)
「ハングリーベア・レストラン」のファンタズミック!鑑賞券付きプランと同じく、こちらのレストランではワールド・オブ・カラーの鑑賞券付きプランがあります。予約も同じく公式サイトからです。

コースメニューは「サラダ or スープ」、メインディッシュ「パスタ、肉料理、魚料理など」、デザート「ティラミス or チョコパンナコッタ」、それにソフトドリンクが付きます。どれも味が濃いめのアメリカにしては上品な味で、量も丁度良かったと思います。
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なお、フルーサービスのレストランなので「チップ」が発生するのに注意。なので38ドルの15%=5.7ドルプラスで、総額44ドル(4,840円)くらいします。「ハングリーベア・レストラン」の鑑賞券付きプランと比べるとちょっと高いですね。


○「フローのV8カフェ」

映画「カーズ」に出てくる同名の建物を再現したレストランで、ハンバーガーや肉料理を扱っています。食べたのは「ポークリブ」と「ビーフバーガー」、どちらもお肉がジューシーでやわらかくて美味しい。付け合せのコールスローサラダやポテト、ピクルスも絶品でした。価格は15ドル(1,650円)前後。
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○「ラッキー・フォーチュン・クッカリー」

カリフォルニアでは珍しく「丼(ご飯)」を扱う、アジアンテイストのレストラン。チキン、ポーク、豆腐の中から1つ選び、BBQやテリヤキなどソースを選び、それをご飯にかけて提供されます。価格は12ドル(1,320円)ほど。味は濃いめですが、丼ものなので丁度良い感じです。ご飯も日本のと同じような味で、日本人ならホッとできる食事。
お店の名前通り、「フォーチュンクッキー」が付きます。自分の時はなぜか「バナナ」と「スムージードリンク(パック)」が付いてきました。サービス、いやオーダーミス?
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ダウンタウン・ディズニー

○「アール・オブ・サンドウィッチ」

ディズニーランドに隣接するショッピング街「ダウンタウン・ディズニー」にあるサンドウィッチ専門店。サンドウィッチを発明したとされるサンドウィッチ伯爵の子孫「第11代サンドウィッチ伯ジョン・モンタギュー」が始めたお店で、アメリカ各地やロンドン、フランスにチェーン店展開されています(ロサンゼルス国際空港のチェックインカウンター前にもある)。
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一番人気の「オリジナル1762」を食べました。これが本当に美味しく、カリカリのパンにチーズがかかった具のお肉がたまりません。価格は10ドル(1,100円)ほどで、サンドウィッチにしては高いと思うかもしれませんが、アメリカの食事の相場でもあります。またボリュームもあるので満足です。

ダウンタウン・ディズニーでもパークからは一番離れた場所にあります。ディズニーランド園内トゥモローランドと「ダウンタウン・ディズニー」を結ぶ「ディズニー・モノレール」だとお店の近くまで行けて便利です。


番外編(ディズニーリゾート周辺)

○「デニーズ」

日本にもある外食チェーン「デニーズ」、実はここアメリカ・ロサンゼルス(郊外にあるレイクウッド)に1953年開業したのが最初です。ディズニーランドからダウンタウン・ディズニーとは反対側に歩いて数分の、道路を渡った先にあります。

メニューはハンバーガー、ピザ、ステーキ、それにタコスもありました。今回食べたのは「Tボーンステーキ」と「タコス」。価格はそれぞれ15~18ドル(1,650~1,980円)くらい。やはり日本の感覚だと「高い」と感じますが、とにかく量が多いので、価格には見合っていると思います。写真のよう、ステーキの付け合せのフレンチフライ、コーンが別皿で提供されしかも山盛り・・・。「タコス」も2人前以上あるんじゃないかってくらい多かった。
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なお、デニーズではテーブル会計ではなく日本と同じく伝票をレジに持っていくスタイルですが「チップの支払い」は発生します。クレジットカードだとレジ横の機械にて「10%、15%、20%」から選んで自動的に加算される感じです。


○アメリカで食生活を楽しむコツ

以上のよう、アメリカでも食事に慣れずに苦労することはなさそうなので、その点については安心して滞在できると思いますが、やはりアメリカの食事は日本に比べると濃くて脂っこく、量も多めでお腹に負担がかかりやすいので人によっては体調を崩してしまうこともあるかと思います。自分も最後の方ちょっと胃もたれっぽくなりました(前回の上海旅行に比べればましでしたが)。お腹を大切にするために、以下の工夫を。

・意識して「野菜」、「果物」をとる
現地のコンビニ等で販売している「サラダ」や「カットフルーツ」で新鮮な野菜を取るようにするだけでだいぶ違います。自分は滞在中、毎回朝食はコンビニのパン、サラダ、フルーツだけにしました。お金も安く、忙しい朝で時間も節約できるのでお得です。

・料理はまず「1人前」を注文する
全体的に量が多めなので、1人前を2人でシェアするのでも十分な場合があります。なのでまずは1人分頼んで、食べられるようならもう1人分とかにすれば無駄にならないです。ただし、フルサービスのレストランではマナー違反になるのでファーストフードで実行しましょう。
なお、同じ理由でドリンクも「レギュラー(R)」が日本の「ラージ(L)」より多かったりするので、これもレギュラー1つ2人で十分です。余程暑くて喉が渇いている以外ラージは止めた方が良いです。

・胃腸薬を持っていく
持っているだけで安心できます。おすすめは佐藤製薬の「スメクタテスミン」。また「正露丸」はその効き目の強さゆえ賛否両論ですが、腹痛や不快感はほぼ確実に治すことができます。

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