アメリカ・カリフォルニア州アナハイムにある1955年開業の世界最初のディズニーパーク「ディズニーランド」について、園内の構成をアトラクションについて情報をまとめました。主に日本「東京ディズニーランド」(一部は東京ディズニーシー)との違いを中心に記載しています。
こちらではメインストリートUSA、アドベンチャーランド、クリッターカントリー、フロンティアランドのアトラクションを。残りのファンタジーランド、トゥーンタウン、トゥモローランドは「その2」にて。また今後「ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー」についても掲載します。
◎パークマップ
パーク全体像は、東京ディズニーランドやフロリダの「マジック・キングダム」と比べると、ちょっとこじんまりとした印象らしいです。東京と大きな違いは、スプラッシュマウンテンがある「クリッターカントリー」がアメリカ河の左にあって行き止まりになっている点。また「プーさんの冒険」もクリッターカントリーにあります。
※記載がないアトラクションは「東京版とほぼ同じ」という意味です。
◎メインストリートUSA
○「ディズニーランド鉄道」
・パーク内を1周するように構成。4つ駅があり移動手段としても使える。・日本にないシーンとして「スプラッシュマウンテンのラストシーンを走行する」、またトゥモローランド先の「恐竜時代にタイムスリップのシーンが東京より内容が豊富」など。
・2017年1月に「スターウォーズ・ランド」建設に伴い一時休止、同年7月に再オープンし史上初となる「左回りのコース」が誕生した。
◎アドベンチャーランド
○「ジャングルクルーズ」
・東京版とは反対の反時計回りに進み、大まかなシーンは同じだが、日本にないシーンとして「ピアニアの襲撃シーン」などがある。○「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー」
・「ジャングルクルーズ」の隣にあり、待ち列や建物が「インドの古代寺院」風で、出てくるモンスターは「マーラ神」。
・基本的な構成は殆ど同じだが「最初の扉が3つあり、どれか1つランダムで選ばれる(ように見える)」、「ライドから流れる音楽が東京版とはシーンによっては異なる」などの違いがあり、また2014年にプロジェクションマッピングによる演出を追加したリニューアルが行われ、各シーンの演出が格段に美しくなった。
・「巨像が炎を吐くシーン」と「最後の岩のシーンでのライドフォト」はなし(これらは日本版で追加されたもの)。
・基本的な構成は殆ど同じだが「最初の扉が3つあり、どれか1つランダムで選ばれる(ように見える)」、「ライドから流れる音楽が東京版とはシーンによっては異なる」などの違いがあり、また2014年にプロジェクションマッピングによる演出を追加したリニューアルが行われ、各シーンの演出が格段に美しくなった。
・「巨像が炎を吐くシーン」と「最後の岩のシーンでのライドフォト」はなし(これらは日本版で追加されたもの)。
○「ターザンのツリーハウス(スイスファミリー・ツリーハウス)」
・1962年世界で最初にオープン、その後1999年にディズニー映画「ターザン」をモチーフにした内容にリニューアルした。内容は香港版とほぼ同じみたい。○「魅惑のチキルーム」
・1963年世界で最初にオープン。当初のバージョンを現在でも見ることができる。・アメリカという国柄、ゲストのノリが非常によくて盛り上がるアトラクションらしい。
◎ニューオーリンズ・スクエア
○「カリブの海賊」
・1967年世界で一番最初にオープン。待ち列やアトラクション内容はほぼ同じ。・異なる点は「序盤の落下の回数が2回」、東京版では別々である「乗り場と降り場がアナハイム版では一緒」など。
・今年2017年7月ニュース等でも取り上げられたが、2018年までに「花嫁売買シーンが削除」される予定。
○「ホーンテッドマンション」
・1969年世界で最初にオープン。最初の「縦に伸びる部屋(ストレッチング・ルーム)」は本物のエレベーターになっており実際に床が下がっている(日本版では天井が伸びている)。・本編にて「ゲストを目線で追う絵画」と「書斎」シーンがなく、ライド乗り場まではしばらく歩いて進む(導線上に似たような絵画がある)。それ以降は概ね同じだがマダム・レオタが宙に浮くなど日本にはない仕掛けも。
◎クリッターカントリー
○「スプラッシュ・マウンテン」
・1989年世界で最初にオープン。ライドの形状が異なり、1列6人乗りタイプ。・経路が狭いためスピードが早め。構成は日本版と概ね同じだが出てくる動物の種類が多く、日本にはないシーンも多数。
○「デヴィー・クロケットのカヌー探険」
○「プーさんの冒険」
「香港ディズニーランド」や「上海~」にあるものと同内容だが、ライドの形が異なるみたい。
◎フロンティアランド
○「ビッグサンダー・マウンテン」
・1979年世界で最初にオープン。乗り場は屋外にあり、またコース構成はほぼ同じだが左右対称になっている。・東京版と比べてスピードが若干早いが、終盤3回目の落差(恐竜の骨を潜るシーン)が小さくなっている(こちらを参照)。
・2014年にリニューアルが行われ「3回目の巻き上げにて周りの壁にプロジェクションマッピングの映像とスモーク」の演出が追加された。同様のリニューアルは2016年12月パリ版でも行われ、今後フロリダ版でも行われる予定らしい。現在2017年9月上旬~11月末まで休止している東京版では取り入れられるのか・・・?
○「トムソーヤ島(パイレーツの隠れ家)」
・映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」の要素が取り入れられている。