「VR ZOME Shinjyuku(新宿)」にて、自分が体験したVRソフト(アクティビティ)を感想を簡潔にですがまとめました。体験したのは今回「新宿」で初登場した6つのソフトのうち5つ、「ドラゴンボールVR」だけ予約の関係で体験できませんでした。
「極限度胸試し ハネチャリ」
人力飛行機を操作し、天空を目指す体感型VRソフト。その内容から、かつて同社から発売されていたアーケードゲーム「プロップサイクル」のVRソフト版というべきものです(事実、同ゲームの筐体を使って初期開発が行われていたらしい)。
個人的に今回の6つの新作VRソフトで一番お勧めで、まずVRということで本当に空を飛んでいる気分になる、というより「高さを感じて」怖くなる程です(スタッフ曰く高所恐怖症の方は耐え切れずにリタイアしてしまうこともあるとのこと)。またゲーム自体も凄く面白いです。ぶつからないように進むのは難しいのですが、ある程度ぶつかってもゴールできるようになっている(ルートによってはかなり難しいコースもある?)ので、体感重視で楽しむことができます。
「マリオカートアーケードグランプリVR」
バンダイナムコゲームズから発売されている同名アーケードゲームのVR版。ゲームとは違い間近に映像が出るので、「本当に車を運転してレースをしている」気分になれるのはもちろん、アイテムも手で取って(手にデバイスセンサーを着ける)、相手に投げつけるという本格的。また目の前に現れるパックフラワーやドッスンなど、VRでしか分からない迫力も魅力です。コースはゲーム中のいろいろなコースを1本にまとめたもので、最大プレイヤー4人対戦となりますが、ゲームを盛り上げるため「クッパ」と「ワリオ」(コンピューターキャラクター)が参戦します。
「エヴァンゲリオンVR 魂の座」
エヴァンゲリオンのパイロットになり、エントリープラグに座る→注入、エヴァンゲリオンを操縦し、使徒を倒すという、作品の主人公と同じ行動ができるファンにとっては夢のようなVRソフト。前述の注入の様子やエヴァンゲリオン発進の時など、VRならではの視点を楽しめます。メインはレバーでエヴァンゲリオンを操作、射撃して使徒を倒すゲームで、これがかなり難しく殆どの方は失敗するらしい。成功するためには相当な戦略が求められるとのことで、この手のゲームに慣れてないとまずできないかも。
「ドラゴンボールVR 秘伝カメハメ波」
J-WORLD TOKYOにある「放とうぜカメハメ波」のVR版ぐらいと思っていましたが、それとは比べ物にならない体験ができるらしい。「釣りVR GIJIESTA」
ルアーフィッシングを体験できるVRソフト。釣竿のデバイスを持ち、魚が釣れた時にはデザイスに重さが伝わる仕掛けも。ゲームとしては単調ですが、雄大な自然での釣りを楽しむことができます。「恐竜サバイバル体験 絶望ジャングル」
電動カートに乗り、暗いジャングルを体験するVRソフト。「凶暴な恐竜が生息するジャングルに、生存者を探しに行く」という設定で、電動カートのレバーを上下左右に動かし、ジャングルを自在に動いてゴールを目指します。ただし、フィールドのあちこちに恐竜がいるため、彼らに見つからないように行動しなければなりません。体力(設定上は電動カートのバッテリー残量)が0になった時点で終了となります。「脱出病棟Ω」がどちらかというと演出重視だったのに対し、こちらは「いかに(恐竜に襲われないよう)上手く行動するか」と戦略性が問われる。電動カートのスピードは一定なので、恐竜が近くにいたら電気を消して行動する、草むらでは(実際に屈んで)隠れながら静かに動くなど、その場その場で判断していきます。見つからないようにするのは結構難しく、また明確にどこに行く等の指示もないので、初めてだと何がなんだが分からずにすぐ終わってしまうかもしれないです。
なお、ゲームオーバー画面では、恐竜たちにゆっくりと嬲り殺される様を体験できます。映像上も自分の電動カートが壊され血溜まりになっているのが分かる・・・。