Quantcast
Channel: アミューズメント レビュー
Viewing all articles
Browse latest Browse all 756

「超ホラーハウス 殺戮の天使」(ニコニコ超会議)

$
0
0
イメージ 1

4/29(土)・30(日)に開催された「ニコニコ超会議2017」にて実施された「超ホラーハウス 殺戮の天使」(製作:オフィスバーン)の紹介です。

今年は「殺戮の天使」1つを丸々題材にしたお化け屋敷になり、また序盤のほんの一部を除いて「演出は一新」され、去年の使い回しの感じは殆どありません。前回は「5作品のうちの一つ」という事でゲーム序盤シーンの再現でしたが、今回は序盤が終盤までゲームの流れ一通りが再現されています。

○ホラーハウスの内容(ネタバレあり)

・上記入口の扉に入ると「小さな小部屋」があり、そこで音声を聞いてから先に進みます。「生贄に選ばれました。フロアの皆様は準備をしてください」と音声が流れます(ゲームの一番最初のシーン)。

・その先はゴミ袋やドラム缶が乱雑に置かれた薄暗いビルの廊下。壁には「殺人鬼による殺人事件か?」の新聞記事が貼られている。そして「傷ついた小鳥」がおり、それを手に取ると・・・
イメージ 2

「ザック」が登場。この後でもザックは壁から突然現れたりして襲ってきます。
ここまでは昨年の「超ホラーゲームお化け屋敷」とほぼ同じ内容。昨年あった「ザック(の人形)に追いかけられる」のと「宝箱に隠れる」のが今年はない。

・その先に「エレベーター」があり、乗り込むと閉まりかけの扉をこじ開けるように、ザックが襲いかかってくる。

・エレベーターから出ると、薬品庫及び手術室(ゲームの「ダニー先生」のシーン)。手術台の近くには、横たわるダニー先生がいる・・・。

・手術室を出ると、「墓石」が並ぶエリア。もちろん、エディも出てきます。

・次は「電気椅子」が置かれた部屋。見物客もたくさんいる中を進まなくてはならない。

・その次は「キャシーの罪人監視部屋」。二手に別れて、間を鉄格子で仕切られた部屋に入ります。
今回はここが生放送で中継されている部屋になっており、ユーザーのコメントによって「部屋に毒ガス(スモーク)を出すか」、そして「どちらの部屋にお化け役(ゲスト)を登場させるか」が決まります。

・その先は牢屋が並ぶ通路で、部屋毎に人形が配置。想像できるように、人形じゃなくお化け役もいます。

・最後の部屋は「神父様の裁判」。証言台に立つと、前にいる神父(アクター)が手を上げ、部屋に炎が灯ります。そして・・・
反転:脇からお化け役が飛び出してくる。それが終わると出口の扉が開きますが、反対側からももう一人飛び出してきます。最後まで油断できません。

○感想

今年もゲームの世界そのままの実体験ができるアトラクションでした。お化け屋敷単体として見ても、長くボリュームがあるだけでなく、各所それぞれ違う仕掛けがあるのでマンネリせず、刺激がずっと続くのも良いですね。

難点を言えば、ちょっと「作品を、ゲーム最後までプレイしている」のを前提とし過ぎているかな。ここがどういう場所で、参加者達はどういう設定で中を進んでいるのかすら現地では殆ど説明がないですからね。作品を知らない人用に、入口に各シーンの紹介ムービーを流すとか説明ボードを出すとかで興味の持ちようが全然違うと思います(そもそで作品を知らない・興味のない方は来ないのでしょうけど)。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 756

Trending Articles