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「ドラゴンクエスト・ザ・リアル」(USJ)

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ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにて3/17(金)より開催されている期間限定アトラクション「ドラゴンクエスト・ザ・リアル」に行ってきました。ゲームの世界観が再現され、実際に体を動かしてゲームの主人公の動きを実体験するアクティビティなアトラクションです。
「USJでドラゴンクエストのイベント、アトラクションタイプのものができる」という告知は結構前から、確か去年の春頃から出ていましたが、その後夏のイベントでの開催はなく、今年1月からの「クールジャパン」イベントで実施との説が濃厚でしたがそれもなくと、しばらく音沙汰のない状況でしたがやっと実施概要が発表されたという印象です。

○体験方法について

「ドラゴンクエスト・ザ・リアル」は整理券方式です。過去の期間限定アトラクションと同様にスペースファンタジー・ザ・ライドの向かいにある「ステージ14」での配布ですが、並び口は入園ゲートから見て反対側です。

整理券の受け取りまで、イベント初日では開園直後は20分待ち~その後一気に列が伸びて40~50分待ち。その後は減って30分前後で安定してました。翌日土曜(3連休初日)も同じ感じだったようです。なのでそんなにびっくりするほど人が殺到するわけではないですが、時間当たりの体験人数が少なめ=整理券の配布枚数が少ないので開園2~3時間後には終了してしまいます。

専用の「エクスプレスパス」も販売中。他のアトラクションとセットになったタイプと「上級職が選択できる&最後に貰えるフォトが無料」の単体タイプ(※待ち時間が短縮できるのはドラゴンクエスト・ザ・リアル1つだけ)があります。

○アトラクションの流れ(導入まで)

・建物内に入ると、パットを渡されそこにプレイヤー情報を入力。「名前」、「職業(※)」、「(武器を使う)利き手」を入力します。詳細はこちらを。

・職業は「戦士」、「魔法使い」、そして前述のエクスプレスパス限定の上級職をいれて6種類。それぞれ多少ゲーム中での動き方が異なりますが、基本は上からか下から腕を振って戦います。HPを回復できる職業が限られているので、パーティー(参加者のグループ)に一人はそれを選択した方が良いのですが、システム上HPの減りを気にしなくても良いので、自分の好みで選ぶので良いかも。

・入力後はゲームで使う「腕に持つコントローラー」を渡され、4人までのグループを作ります。その後アトラクション本編までの間は「王宮」になっており、一段上の所にはアクターが演じる「王様」がおり、並んでいるゲストに話しかけてきたりします。

○アトラクション本編

・まず最初に案内されるのは王座の間(?)。そこに突然モンスター「ドラゴン」が現れ、操られた兵士が秘宝を持って行ってしまう。ドラゴンは壁に映像が映し出されることで表現し、兵士はアクターの演技という迫力の演出です。

・ドラゴンを退治すべく、兵士(スタッフ)の案内で行動。ここからアトラクションの「ゲーム本編」が始まります。
・ゲームは、スクリーン上に現れる「モンスター」に対し、(コントローラー)手を振って「攻撃」、手を上の方で構えると防御です。凄く簡単にいうと、「(リモコンを画面に向けて、振って操作する)wiiの体感型ゲーム」みたいな感じです。

モンスターは原作のゲームのよう、一列に並んで現れます。
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・モンスターを倒し終わると、経験値が入りそれに応じてレベルが上がりパラメーターが上昇します。技も増えて画面上のエフェクトが変わったりしますが、それほど違いを感じさせる変化ではありません。

・2つ目の部屋でもスクリーンがあり、基本的に同じことをしますが終盤「キングスライム」が現れ、全員で協力して倒します。

・3つめに現れるのはこちらの「ロボット」。こちらは映像ではなく「アニマトロクス」で現れ、プロジェクターの映像でダメージ等の表示を映します。
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・上記の戦いが終わると、アクター演じる「トルネコ」がいる部屋へ。ここで映像を見てあと、いよいよラスボスの「ドラゴン」と対決です。
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・「ドラゴン」もロボットと同じくアニマトロクスで登場。ここにはアクター演じる「アリーナ姫」がいるので、彼女の指示で倒します。攻撃を受け、HPが無くなってしまうと討伐失敗です。ダメージを受けて、というより時間制限でHPが減るようになっているみたいなので、防御よりはガンガン攻撃していかないと勝てないのかも。

・最後は再びアクター演じる「王様」が冒険の総評をしてくれます。ドラゴン退治に失敗した場合、「おお、死んでしまうとはなにごとだ」と言ってくれる。

○感想

ドラゴンクエストの世界観はばっちり再現されており、体感的なゲーム性もあってまさに「リアル」なゲームの世界を体感できると思います。映像だけでなくアクターが王様やゲームのキャラを演じてたり、モンスターも後半はアニマトロクスを使っているのも、リアルさを引き立てている。

ただ、そうは言っても「ゲームとしてのリアルさ」は高いとは言えず、正直「ただ適当に腕を振っているだけ」で進めてしまうので、戦略的なゲーム体験というのは違うかも。演出も派手だけど単調なので、「何度もやってボスを倒せるようになりたい」より「一度やれば良いや」というのが正直な感想でした。

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