前回ご紹介した新アトラクション「テンテコマイ」がオープンした7/16(土)、同日より「富士飛行社」がリニューアルオープンしています。
一部前作と同じ映像も流用されているものの、大部分が新しい物に変わっており、内容としてはほぼ新作映像と言えます。
前作では最初、映像は「新宿の上空」からスタートしましたが、今作では「富士急ハイランド」上空からスタート。国道沿いにCGで飛行場が加えられています(因みに「テンテコマイ」はまだない時期に撮影)。その後「富士ゴルフコース?」、静岡県の「茶畑」など富士山周辺の景色が展開します。
新たに登場するスポットは「新倉山浅間公園-忠霊 塔」、「北口本宮富士浅間神社」、あと「ぐりんぱ」もあったかな? 終盤には河口湖畔の満開の桜の木々も通り、桜の香りもします。またライドがきりもみ走行する、雷雲の中を進むなど新しい演出も。
最後のシーン、前作は夜の富士山をバックに花火が上がるというものでしたが、今作では富士急ハイランド上空に戻ってきてとくに何事もなく終わるという形になりました。「夜空に花火」というのが海外のディズニーパークにある「ソアリン」のクライマックス(のシチュエーション)と激似だったので変更したのでしょうか?
※「ソアリン」と「富士飛行社」両者の関係の考察についてはこちらを参照。
なお、待ち列内及び説明の映像など基本的な部分は変更なしです。ただ、待ち列のモニターは「富士飛行社の歴史」から「同社制作の飛行機の紹介」に変わりました。前者の映像は、今も富士急ハイランド公式サイト内特設サイト及びYouTubeで見ることができます。
○「絶叫・戦慄迷宮」リニューアル?
7/16(土)まで約1週間運休していた戦慄迷宮、現在までホームページに特にリニューアルの告知はなく変化なしかと思いきや、上記画像の園内看板には「新たな恐怖が・・・」の文字。結局どっちなんだろうと思って実際に入ってみましたら、中盤に「ホログラムで血塗れのナースが映り、映像に連動して造形から音がする」という新たな演出が追加されていました。ただ、この1ヶ所だけだったんで「リニューアル」と言えるかというと微妙なところです(なのでホームページには告知していないのかもしれませんが)。もしかしたら、今後このような仕掛けがどんど ん追加されていくのかもしれませんね。
なお、話に聞いてた通り最初の「暗闇の通路」はなくなってました(昨年リニューアル1ヶ月後には既になくなっていたらしい)。「監禁部屋」もお化けがいなかったりと機能してなかったりと、いろいろと残念な部分はありました。